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まちがえました。夏休み最後の日ですww今日はですね、家族で静岡の浜名湖へ行きました。で、sistersに付き合い、ファミリー的なプールへ。ファミリープールなので、もちろん年頃の可愛い女の子なんていません。ロリにとっては天国ですがww(僕はもちろん違いますよ?)で、ゲーセンでバイオハザードのアーケードを。うん・・・・・・・ツマラン。で、気を取り直してジュラシックパークのシューティングゲームを。これはおもしろかった!帰りの車中で、FALL終了後はどうしようかと考えていました。で、結論。恐竜ものを書こう!単純wwてことで、地球破滅の日(夏休み最後の日)は、終わりました。皆さん、夏休みは楽しかったですか?楽しい思い出がつくれましたか?来年は皆さん、ぜひ夏休みを彼女とすごしましょう!(殴蹴絞殺呪滅
2008.08.31
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インディペンデンス・デイ。やっぱりあの手の映画は興奮する。だけど、見てて気づいた。FALLと展開かぶってる!で、そのFALLですが、第3部の第1章を投稿しました。フリーページです。見てくださいな。
2008.08.30
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なんか、LEGOストーリーつくってからみょ~にテンションがあがらない今日このごろ。さて、みなさん、あの豪雨はすごかったっすね。僕の街、愛知は豊田市(のはずれの田舎・・・)なので被害はあったっぽいです。(岡崎ほどではないが・・・)でも昨晩、すぐ近くに雷が落ちました!ビカッて光ったと思ったら、いままできいたことのないような轟音が響き、凄まじい地響きを感じました。床、揺れましたもん。怖かったなあ・・・・・・・。さてと、今日はギャグものでもそれゆけ!メイス!オビ「やあ、コーディ、私が君の将軍、オビ=ワン・ケノービだ。オビとか呼ばないように」コーディ「無理ww」オビ「ダメだ。ワンと呼べ」コーディ「そっちかよ!?」オビ「あと、オビ=ワンの=はイコールではないぞ」コーディ「そうなんですか」オビ「プラスだ」コーディ「・・・・・・・じゃあ、『+』はなんて読む?」オビ「イコール」コーディ「小学校出直して来い」オビ「うるさいな。スターウォーズ世界に小学校などない」コーディ「知ってるよ」オビ「寺子屋だ」コーディ「どこの世界だ」アナキン「僕がアナキン・スカイウォーカーだ。アナキソとか呼ばないように」レックス「じゃあスカぴょん」アナキン「ダメだ。タ○キンと呼べ」レックス「お前ら師弟そろって馬鹿だったんだな」アソーカ「あたしはあんな馬鹿じゃないわよ!」レックス「どっからわいて出た」アソーカ「あたしがまともだってこと証明してやるわ!」レックス「・・・・・・・よし。銀河共和国で一番偉い奴の名前は?」アソーカ「アソーカ?」レックス「寝言は休み休み言え」アナキン「よし!アソーカ!可愛い弟子よ!お前に僕の全てを教えてやる!」アソーカ「キモいクサい近寄んな○マキン」オビ「アナキンはタマ○キンじゃない!」レックス「○の位置おかしいから!!」アナキン「マスター・・・」オビ「アナキン・・・」アソーカ「はい、やめ!キモイ!」アナキン「なんだと、この触覚女!その顔変えてから出直して来い!」アソーカ「うるさいわね、このスカたん!あたしだってアニメじゃなくて実写で出れば、パドメなんか目じゃないほどの超絶美形、スタイル抜群な女優だったのに~!!」アナキン「お前には無理だ」アソーカ「言ったわね!?」オビ「暗黒面が増大してる!」アナキン「パドメに勝つだと?はっ、無理だな!なぜなら、僕のパドメたんは美しく、気高く、強く、意志が強く、それでいて優しい!そして鬼嫁!お前みたいなエイリアンなど足元にも及ばないんだああああああ!!!!」アソーカ「このスカたんがああああああああ!!!」ライトセーバー起動アナキン「なんだ?やるのか?」ライトセーバー起動オビ「あれ?師弟対決は私とアナキンの専売特許じゃないの?」アナ&アソ「「いくぞおおおおおおおおおお!!!」数時間後・・・アナ「はあ・・・はあ・・・やるじゃないか、触覚女」アソ「はあ・・・はあ・・・、そっちこそ、タマキン」レックス「○、○!!」アナ「教えてやろう。わたしはお前の父親なのだ!」コーディ「20年後のネタを持ち出した!!」アソ「う・・・・嘘だあああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」オビ「うん。嘘だし」~終~メイス「・・・・・・・・ぼくちんは?」終われ
2008.08.29
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LEGOストーリー、アップ完了。ま、やはりgeneralには大不評なようで。とりあえず、鉄人のLEGO愛好会で反省めいたこと叫んできました。http://www.starwars.jp/forum/bbs3/bbs.cgi?id=2008081500;target=114第2章はgeneralの意見も取り入れてもう少しましなのでもつくろうかな。あえてありきたり展開にしたところ等を非難されると少しいらっとくるけど。
2008.08.28
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レゴスタの第1章を撮影完了しました。一日かかったよ・・・・。で、アップするにはさらなる苦労が・・・・。とりあえず、半分くらいアップしました。あ、ストーム・トルーパーはクロトルだと思ってください。なにぶんフィグが少ないんで・・・。フリーページの一番下の欄です。ぜひ見てみてくださいな。
2008.08.27
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はい。なんかかっこよく言ってみましたが、たいしたことではありません。LEGO技術&写真技術の低い俺がLEGOでオリジナルストーリーでもつくるべ。というやつですわ。とりあえず、小説verも書くつもりです。日ごろ小説読まない人でも、LEGO版と小説版を平行して読むとおもしろい!(かも・・・・・)とりあえず、フリーページの一番下に欄をつくっておきました。ぜひ一度ごらんあれ。では。
2008.08.26
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はい。てなわけで見てきました。ですが・・・・・・オープニングから残念。スターウォーズの伝統を踏襲して欲しかった。なんか全体的にゲームみたいですね、アクション重視だし。それにジェダイvsシスがあんまりおもしろくなかった。よっぽどクローンの方がかっこいい。そう!この映画はクローン達が実にかっこよかった!特にキャプテンレックス!で、バトルドロイドが完全にギャグキャラ化していると・・・・・ま、テレビシリーズに期待しましょう・・・・・追記フリーページに簡単なLEGOジオラマを載せました。見て驚嘆してください。僕の写真技術の無さに。最新のデジカメ使ってあれだよ・・・・・(涙最近出費がはげしい・・・・・・・・
2008.08.25
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今日はgeneral-fettとレントさんが遊びに来ました。セーバーでチャンバラし、レネゲイドで対戦し、LEGOに話題を咲かせたり。有意義でしたね。メガネを無くした以外は。いや、メガネが無くても生活に支障はないんですが、明日映画を…………てわけで、今探しまくってます。野外&田舎なので蚊が何万匹とよってくる………肌についてくる大量の蚊を叩き落とすこの作業、まるでジェダイの反射神経の修行です。さて、今日は眠いんで寝ます。おやすみ。
2008.08.24
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ようやくAT-TEが完成したあああああああ!!さて、明日はいろいろ用事があるし、早く寝るか。んじゃね。
2008.08.23
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ついに誰にもいじられませんでしたね・・・・・ブログデザイン変えました。僕としては前みたいな明るい色の方が好きなんですが、こっちのほうが小説FALLの迫力が増すかなと思い。とりあえず、FALLが最終回までいったらまた変える予定。あ、6000ヒット超えました!で、6000人目は・・・・・・誰だよ。5999人目はエックス・オブ・?さん!おしい!非常に惜しい!で、LEGOの話題ですが、来年1月のLEGOが公開されました。あんまいいのなかったな・・・・・。僕は現在、必死こいてAT-TEと格闘してます。つくるのが凄まじく遅いんで・・・・。なにぶん根気がないんで、似たような箇所(足等)をつくっていると、イライラしてきて、『ぬがーーーーーーーーっっっ!!!!!』という声と共につくるのを放棄するという・・・・・。いつになったらAT-TEが完成するんだか・・・・。まだあとガンシップとスパイダードロイド、挙句の果てにはYウィングもあるのに!!ひ~~~!!
2008.08.22
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どんどんSTARWARS THE FORCEUNLEASHEDの情報が公開されてます!かなり期待の大作ですね~。特に華麗すぎるCGムービーとフォースアクション!ま、フォースに関しては少々オーバースペックな気がしますが・・・・。でも、ゲームだから良し!しかし、最近、PS3の日本版がでない可能性が浮上・・・・。や、ヤヴァイ!!そんなことは僕が許さない!あ、下のサイトにたくさんの動画がありました。リンクアプレンティスかっこいいなあ。セーバーとフォースで敵を蹴散らす感じがたまらんぜよ!だけど、もうちょっとレーザーを跳ね返して欲しいな・・・・。シス(ダークジェダイ?)のくせして、レーザーくらいまくりですから。でも、グラフィック、アクション、そしてストーリーはオールオーケー!きたああああああああああ!早く日本に、そして俺の家に来い!!!
2008.08.21
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はい。FALL3のキャラ紹介とプロローグです。生き残り予想、よければしてくださいな。さて、これから回転寿司に繰り出すぞ!ボストンから帰ってきて以来、和食が大好きになった僕・・・・・・FALL3第3部 闘争ローグ・フロスト17歳。アメリカ海兵隊二等兵。卓越した勇気で南アメリカでの戦いから生き延びた。性格は優しいタイプ。しかし、苦難に対する勇気も持ち合わせている。南アメリカへ調査にいく友人のリアナを護衛する役目だったが、グールとの戦いに巻き込まれ、からくも脱出した。現在はクロウ達と行動を共にしている。リアナ・ブルックベル17歳。豊かなブロンドの髪の少女。学業は非常に優秀で、Uウイルスの抗薬の開発にこぎつけた。ローグを慕っており、常に彼を頼りにしている。(ちなみにローグはしごく迷惑している)性格はまともだが、時々自分勝手な行動に走る面がある。ローグを無理やり南アメリカへと連れていったのがいい例。クロウ31歳。かつてコードネーム『死者の墓』を脱出した元<SAF>。錯乱して妻を殺害してしまった過去を持つ。狙撃は大得意で、狙いは外さない。また、機転もきき、指揮官としての能力も徐々に身につけている。信頼しあえる友が南アメリカで死んだために心は頑なになっているが、絶望に明け暮れているわけではない。一行の指導者的位置についている。シュナイダー28歳。南アメリカでの戦いを生き延びた<SAF>。一度ウイルスに感染したが、リアナの開発した抗薬により命拾いした。戦士としても優秀。武士道的な行動を重んじるが、グールやフィアに対して情けをかけるのは自殺に等しい事もよく理解している。性格は悪くなく、むしろ良好だが、自らの誠実で頑健な生き方を他人に押しつけるきらいがある。ドイル21歳。<SAS>。南アメリカでの戦いを生き延びた。優秀な兵士である好青年。性格は爽やか系と自称しているが、実際はそうだったりなかったり。現在はクロウらと行動を共にしている。カトリーナ22歳。新米<SAS>。南アメリカでの戦いを生き延びた。敬虔なクリスチャンでもある。まだ新米なため戦場に慣れておらず、時々気圧される事も。また、優しすぎる性格のため非情になれず、敵に対しても情けをかけてしまいそうになってしまう事がしばしばある。現在はクロウらと行動を共にしている。リチャード(リード)9歳。Uウイルスに対して免疫を持ち、フィアの能力も若干持ち合わせている少年。両親の死を目撃し、それ以来暗く沈んでいる事が多くなった。巨大な光球の夢をよく見る。また、彼の血からはUウイルスに対する抗薬がつくれる事がわかっている。現在はクロウらと行動を共にしている。アーサー・ホーク42歳。かつてコードネーム『死者の墓』を脱出した科学者。知識欲の深さのあまり島からフィアを持ち出してしまい、結果として南アメリカはフィアに制圧されてしまった。現在はその責任を痛感しており、自ら対フィアの研究に携わっている。ハーバード大学の教授だったが、フィアとの戦いのため、ネザルと共にロサンゼルスへと向かう。ネザルフィアとの戦いを声高に唱える准将。冷酷な小太りの男で、かつてUウイルスの開発に関与したが、フィアから母国を守るために躍起になっている。彼はリアナの持ち帰った膨大なフィアの資料を回収するため、ボストンのハーバード大学教授であるアーサー・ホークと共にロサンゼルスへと向かった。クレイジーかつてコードネーム『死者の墓』から脱出した元<SAF>。異常な精神状態のために牢に監禁されていたが、フィアがニューヨークを大挙して襲撃した際、彼の運命は決するのだった。オゼル・ディラス40歳。軍艦<サラマンダー>の艦長。金でその職を買った能無しである。才あるブライドンを疎んじ、彼をつま弾きにしているが、そのブライドンに艦長の座を奪われないかと無意味に戦々恐々としている臆病者でもある。しかし、どこまでも貪欲であり、金の力を持ってして提督の座を狙っている。アーノルド・ブライドン58歳。<サラマンダー>の副艦長。優秀な人物だが、オゼルの下で才能を生かせずにいる。部下達からの人望は厚く、オゼルはひたすらに彼を嫌っている。性格は優しく、それでいて厳格。クロウ達はブライドンのおかげで一命をとりとめた。リッド・ナスカル25歳。<SAF>。ニューヨークの戦いを生き延び、ロサンゼルスに向かった。好漢。ただし、やる気が無い。大食らいで彼の給料の大半は食費に消えていたそうな。しかし、彼の体は鍛えぬかれ、ぜい肉など少しもない。性格はだらしなく、やる気がない。マージョラム・バティストゥータ27歳。長すぎて誰にもフルネームを覚えてもらえない<SAF>。ニューヨークの戦いを生き延びた。女の尻ばかり追いかける女好き。だが、いつも軽くあしらわれる悲しき漢。性格は軽い。ビッド48。<SAF>でマージョラムの悪友。マージョラムと同じく女の尻ばかり追いかける男だが、『うさんくさい』、『キモい』等、凄まじい言葉で撃退されるのが常。性格は軽い。しかし、時たま賢者じみた事を言うことも。マット26歳。<SAF>。陰気な青年である。常にマイナス思考でじめじめした性格。ドミニク23歳。ニューヨークの戦いを生き延びた<SAF>。若ハゲに悩んでいる。クールで冷静だが、若ハゲをいじられるととたんにぶちギレる。普段は帽子をかぶって若ハゲを隠している。ローラナに想いを寄せているんだとか。ローラナ・レンシア24歳。<SAF>。凶暴な乙女。リッドの昔馴染み。女性らしからぬ攻撃力の高さから、男性陣からは恐れられている。ニューヨークの戦いを生き延び、リッドらと共にロサンゼルスへと向かう。性格は勝ち気、強引、無鉄砲。だが、困っている人を見捨てられないという優しい性格も有している。ネイオ・ワークかつてリッカー事件にて活躍した特殊部隊隊員。わりと冷静な好漢。スコットとは仲が良く、リッカー事件以前からの仲。ただ、いつもスコットの尻拭いばかりしているとも言える。現在はクロウらと行動を共にしている。スコット・アンティリーズネイオの相棒。かなりのお調子者で単純である。そのため、クロウからは手の上でもてあそばれている。しかし、スキル<熱弁>を有し、戦士としても優秀だ。マサヒロ・カワグチ(川口 正博)52歳。イージス艦<せつな>の艦長。優秀な軍人。母国に大して誇りを抱いているが、最近の日本国民のレベルが坂を転げ落ちるように下がっている事に失望を感じている。性格は落ち着いており、常に冷静。しかし、冷酷なわけではなく、逆に人一倍の人情を有している。ハヤト・マツザキ(松崎 隼人)26歳。自衛隊で<せつな>の兵員。シュナイダーと仲良くなる。性格はまとも。ただ、少し臆病で、お化けの話を聞くと寝れなくなる性格。ヒロト・ナガシマ(長嶋 博人)<せつな>の兵員。ハヤトの友人。賢いが、性格はお調子者。現在ツッコミ募集中。~以下生き残り予想外~アロー55歳。アメリカ合衆国副大統領。国民から名君と呼ばれている。グラント60歳。アメリカ合衆国大統領。国民から迷君と呼ばれている。ヒロシ・モリウチ(森内 寛)58歳。日本国首相。内政は高い評価を得たが、外交にからきし弱い。押しが弱く、別国に竹島や北方領土の領有権を握られた事は記憶に新しい。カネヒロ・ヤスダ(安田 謙啓)日本国防衛大臣。独りよがりで盲目的な男。ジェイド・アーシタ57歳。オーストラリア首相。西太平洋連合防衛線を発案する。王 陳民62歳。中華人民共和国首相。日本の西太平洋連合防衛線参加をめぐり、各国と議論を交わす。パク・ヨンハ65歳。大韓民国大統領。日本の西太平洋連合防衛線への参加を支持する。
2008.08.20
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FALL第3部プロローグフィアの毒々しい戦艦から、レーザー・シェルが撃ち出された。砲弾<シェル>は見事なアーチを描き、ニューヨークの摩天楼に突っ込んだ。爆発が起き、炎が巻き上がる。ニューヨークのビル群は凄まじい攻撃を受け、大規模な火災を発していた。人々が逃げ惑い、アメリカ軍が次々に上陸してくる怪物と戦っている。しかし、明らかにアメリカ軍が押されていた。怪物―――フィア達の手にしたレーザー・ガンにより、兵士達がどんどん地に倒れていく。戦車と鉄条網によるバリケードが道を封鎖していたが、そんなものはヴェノムの攻撃を受けて一瞬で吹き飛んだ。自由の女神がニューヨークの大火災のせいで赤い夜空にたいまつを振りかざしている。再び、悲鳴と共に人々がちぎれとんだ。ヴィシスがその獰猛な牙で人を切り裂いたのだ。ヴェノムとフィアが血と瓦礫に満ちた道をのし歩いている。「冗談じゃないぞ!」瓦礫の山の陰に隠れながら、ある青年が小さく叫んだ。「勝てるか!あんな化け物に!」「リッド、少しは静かにしろ」すっかり汚れた格好で、ライフルを疲れたように持った男がうんざりとしたように言った。「そんなマイナス思想はマットだけで十分だ」「うるせえ、マージ」リッドと呼ばれた青年は、男―――マージョラム・バティストゥータを睨んだ。「こんな状況で黙ってられるか!?」「うるさい!黙ってなさいよ!」瓦礫の向こうを覗きながら、ローラナ・レンシアが彼らを叱責した。「居場所がばれちゃうでしょ!」リッドとマージョラムはすぐに口をつぐんだ。「ああ………もう終わりだ……」瓦礫の隅の暗がりで、マットがぶつぶつとつぶやいた。「神が人間に罰を降されたんだ………」「あーもーっ!マット!いつまでもうじうじしてんじゃないわよ!」ローラナがいらいらと叫んだ。「ローラナ!声が大きい!」マージョラムが慌てて諫めた。「ちゃんと静かにしてろって」ビッドがあぐらをかき、タバコに火をつけながら言った。「じゃねえと、あっちゅうまにあのトカゲもどきに殺されるぜ?」「でも、いったいどうすればいいんだ………」トレードマークの帽子をかぶったドミニクが、困ったように言った。「ブライ司令官と連絡はつくかい?」「死んだんじゃねーの?あのジジイ」リッドが興味無さげに答えた。「どーせ<SAF>指令部は瓦礫の山さ。これからどうする?デトロイトへ向かうのがいいと思うけど」「そうだなあ………」ビッドが腕を組んだ。「デトロイトかな、やはり」「西部はどうだ?」マージョラムが口を開いた。「敵はメキシコをぶっつぶした後、主に東海岸を北進してるんだろ?だったら、西海岸に逃げた方が安全だ」「どっちにしろ、味方と合流しなければな」と、ドミニク。「そーだな」ビッドはやれやれというように立ち上がった。「ほんじゃ行くか」「その前に」ローラナが手にした銃を構えた。「お客さんよ」たちまち、その場はフィアと人間の戦いの場と化した。アーサー・ホークは研究書類とにらめっこし、唸っていた。ここはボストンのハーバード大学。ここ最近、ボストンは人で溢れかえるようになっていた。難民達だ。フィア達の北進を受けた人々が、ボストンやデトロイトなど北部都市に逃げてきたのだ。「……………ああ、ダメだ!サンプルが無い!」アーサーは頭をかきむしった。彼はフィアの弱点を探し、日々奮闘していた。Uウイルスが南アメリカに解き放たれた責任は自分にある。そう痛感していた彼は、身を粉にしてフィアの研究を進めていた。「くそっ!せめてバーナード・ブルックベル教授の調査チームが生還していれば………」アーサーは手にしたペンをくるくる回しながら、いらだたしげにつぶやいた。数ヶ月前に南アメリカへ調査に向かったバーナード教授の調査チームは、クリティロ上空で消息を断っていた。護衛の<SAF>、<SAS>、<SEAL>、そしてグリーン・ベレーもまたしかり。と、その時、勢いよく部屋の扉が開いた。「先生!」部屋に入ってきたのは学生だった。「おお、どうした」アーサーが顔を上げて訊くと、学生は息をつまらせながら答えた。「ニューヨークが、陥落しました!」アーサーは絶句した。ワシントンに続き、ニューヨークまでもが。ニューヨークが陥ちたということは、ここにもすぐにやってくるだろう。ボストンはニューヨークのすぐ北だ。「早く避難しましょう!」学生が喚いた。アーサーはのろのろと頷き、席を立った。「それには及ばない」突然、声と共に小太りの男が入ってきた。「ネザル准将」アーサーはいぶかしげに目を細めた。「どうしたんです?いきなり」部屋に入ってきたネザルは、アーサーの腕を掴んだ。「ついてこい。ロサンゼルスへ向かうぞ」「ロサンゼルス!?なぜ?」ネザルは彼に質問をぶつけたアーサーをじっと見つめた。「ブルックベル教授の調査チームが帰還した」「あーもう!臭い!」ローラナが鼻を覆った。通りにはグールの死体が満ち溢れ、凄まじい悪臭を放っていた。「まだ味方はいるのかな」ドミニクが心配げに周りを見回した。「大丈夫だろ。ほら、銃声が聞こえる」マージョラムの言葉に、ドミニクは耳を澄ませた。確かに、銃声が聞こえてくる。と、その時、ビルの谷間を猛スピードでこちらに向かってくる輸送ヘリが見えた。「お、おい!見ろ!」リッドは輸送ヘリを指さした。「ワームだ!」確かに、輸送ヘリのコクピットに、ダンゴムシに似たワームが大量に張りついていた。ただし、ただのダンゴムシと違って牙があり、明らかに肉食だ。大きさは中型犬くらい。おそらく、Uウイルス・クリーチャーの一種だろう。輸送ヘリはぐらぐらゆれながら飛行していたが、遂に制御を失い、道路に不時着した。コクピットからパイロット達が転げ出てくる。その体にはワームが張りついていた。牙をパイロットの肉に埋めている。リッド達は慌ててパイロット達に駆け寄った。銃声が響き、ワームが悲鳴をあげ、体をひきつらせて死ぬ。ローラナがすぐにパイロットの脈をとったが、既にこと切れていた。ワーム達が彼らの肉を喰らったのだ。「みんな死ぬんだ!」マットが静かに叫んだ。「おい、誰かヘリ飛ばせないか?」ドミニクが不時着したヘリに手を当てながら言った。「まだ飛べそうだぜ?これ」「あ、オレできるぞ」ビッドが名乗り出た。「…………なんでできるんですか?」ドミニクがジト目で訊いた。「なんとなく免許取った」ビッドが事も無げにサラリと言う。「ヘリの免許なんてなんとなくで取れるわけ―――!」反論しようとしたドミニクの肩に、リッドがポンと手を置いた。「あきらめろ、ドミニク。奴はうさんくささが服着て歩いてるような奴なんだよ」うさんくさいオヤジ、ビッドは、そんなひどい事を言われながらも涼しい顔でコクピットに乗り込んだ。「飛べる?」ローラナの問いに、ビッドは機器をいじりながら頷いた。「ああ、たぶん、これならいける。だが、燃料が………」「心配無い」輸送ヘリの中を覗き込んだマージョラムが言った。「ラッキーだぜ。このヘリ、燃料を輸送してたんだ。楽々アメリカを横断できるぜ」「よし」ビッドが満足げに頷いた。「じゃあどうする。デトロイトに向かうか、それともロスに向かうか」皆、顔を見合わせた。「西部はまだあまりフィアの攻撃を受けてないよな?」リッドが言った。「じゃ、ロスにすべか。乗れ」ビッドはそう言うと、素早く出発準備を整えた。数分後、1機の輸送ヘリが燃え盛るニューヨークの空に舞い上がった。「うわ………」窓の外を見たマージョラムがつぶやいた。「地獄だぜ………」ニューヨークはインフェルノ<灼熱地獄>と化しており、ゾンビが亡者のごとく通りを埋めつくし、ヴェノムがアメリカ兵を殺戮していた。「アメリカは、人類はもう終わりだ!」マットがヒステリーのように叫んだ。拘留所にフィアがなだれ込んできたのを、クレイジーはぼんやりと眺めていた。フィア達が次々に囚人を殺害していく。悲鳴が響き、冷たいコンクリートの壁に熱い鮮血が飛び散った。クレイジーは虐殺の様子をぼんやりと眺めていた。フィアがクレイジーの姿を認め、にじり寄って来る。「お前が俺の死か………」クレイジーは近づいてくるフィアを見て、力無く笑った。「さて、天国はどんな場所なんだろうな」だが、フィアは銃を撃たなかった。撃たないどころか、拘留されたクレイジーの顔をまじまじと見つめ、隣の仲間と相談している。『おい、こいつ………』フィアの一匹が、言った。もう一匹が頷く。『ああ、まちがいない。<マザー>のおっしゃられた奴だ』フィアは嫌悪に目を細めた。『最初に我らが生まれた地、<島>へ来た連中の1人だ。すぐに<マザー>に御知らせしよう』フィアはそう言うと静かに目を閉じ、己の精神と<マザー>の精神とを結びつけた。もちろん、クレイジーには彼らが何を話し、何をしているかなどさっぱりわからなかった。やがて、クレイジー以外の囚人を殺害したフィア達がクレイジーの側に集まってきた。皆、一様にクレイジーを睨み、嫌悪の視線を向けている。目を閉じていたフィアが、ゆっくりと目を開いた。彼は素早く周りのフィアに指示した。数体のフィアが頷き、スタンガンのような物を取り出すと、クレイジーの首に勢いよく押しつけた。クレイジーの視界はブラックアウトした。
2008.08.20
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今日はネタがないので、今日の友人との会話を。俺「おい、チビ(仮名)」チビ「なんだ」俺「お前、LEGO好きだよな?」チ「ああ」俺「最近出たSWのLEGO知ってる?」チ「ああ、あれだろ?なんていうんだっけ?メタボリックガンシップ?」吹いたwwwwwリパブリック・ガンシップです。ほんとうにありがとうございました。じゃね~。
2008.08.19
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はい。暑い中、皆さんいかにお過ごしでしょうか。今日は学校がありました。ふざけるなと。明後日が宿題提出日だ。皆のもの、決戦の時だ!さて、読書感想文書かねば・・・・・・。あ、FALL投稿します。第2部最終章です。そして最終作の第3部の投稿はだいぶ後になると思います。では。
2008.08.18
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第4章 X・Day「凄い………」リアナは唖然とした。彼女が出した問題全てに、リチャードはすました顔ですらすら答えたのだ。リアナは17歳とはいえ、優秀な頭脳を持ち、立派な科学者の1人である。そのリアナの問いを、9歳のリードが簡単に答えてしまった。「凄いだろ?」ジェイクが腕組みして言った。「俺にも解けない問題が解けるんだぜ?」「ジェイク自身、たいした問題は解けないでしょ?」ティアがため息をついて言った。ジェイクは赤面して黙り込んだ。「………脳波をはかりましょうか」リアナはリードを見つめて言った。確かに超人的に頭はいいが、Uウイルスとの関連性があるようには思えない。リアナはレジスタンスがクリティロの病院から強奪した時の戦利品の1つである簡単な脳測定器を持つと、ノートパソコンに繋ぎ、リードの頭に取りつけた。「リード、深呼吸して。今から脳波をはかるから………」次の瞬間、リアナは驚いた。ディスプレイには測定不可能と表示されていた。脳波の限界値を越えているのだ。「驚いたかい?」ジェイクが言った。「まだ驚く事がある。リード、少し痛むぞ」ジェイクはそう言うと腰からナイフを抜き、リードの手のひらを少し浅く切った。「じぇ、ジェイクさん!なにして―――」止めようとしたリアナは目を見張った。リードの傷がすぐに閉じたのだ。もはや傷があったという証拠は、一滴の血しかない。「彼は、若干ながらフィアの能力を持っている」ジェイクはリアナに言った。「なんで……」リアナは驚きに打たれ、言葉が出なかった。「恐らく、わたしの遺伝の影響です」ティアが口を開いた。「これを見てください」彼女はそう言うと肩に巻かれていた包帯を解いた。白い布が床に落ちる。リアナは息を飲んだ。ティアの肩の傷口の周りの皮膚は、フィアのようなゴム状皮膚だった。「そんな、なんで……」リアナはただただつぶやいた。驚きの連続についていけない。「真実を突き止めよう」ジェイクが言った。「俺達の経験と君の頭脳で」リアナはしばらく呆然としていたが、ゆっくりと頷くと、どさりと椅子に座った。彼女は疲れたようにため息をつくと、豊かでつややかなブロンドの髪を手ですいた。「わかりました。じゃあ、お話をお聞きします」ジェイクは頷くと、床にあぐらをかいた。「時は2008年にさかのぼる。俺とティアは<SAF>だった。そして、例の<SAF>隊員襲撃事件に遭遇した者だ」リアナは目を見開いた。「で、でもあれで助かったのは、アーサー・ホーク教授と……」「クレイジーとクロウだけのはずだ。俺とティアは島に置いてきぼりにされた」ジェイクは目を閉じ、昔の事を思い出していた。「救出部隊がくる直前、俺とティアは爆発に巻き込まれたんだ。なんとか海に潜れたんだが、俺は火炎を少し浴びてね。この火傷はその時のものだ」ジェイクは顔の火傷を撫でた。「俺は大火傷。ティアはティアで、グールに噛まれた左腕を切断していた。そのうえ、アメリカ軍は島に徹底的な殲滅爆撃を行ったんだ。俺は最後の力を振り絞って流木を掴むと、泳いで沖へ逃れた」ジェイクはそこで息をついた。「翌日、近くの島の漁師達が、明け方の大爆撃が何だったのか見に来た。気を失っていた俺とティアはその漁師達に助けられたんだ。俺達はブラジル沖の漁師の島で数年間過ごし、そしてフィアの制圧した南アメリカ大陸に上陸した。そこでレジスタンスと出会ったんだ」「だけど、わたしの体に変化が訪れた」ティアがフィアの皮膚に少し覆われた肩をさすりながら言った。「わたしはあの島でグールに噛まれたの。ジェイクがすぐに切断したんだけど、ウイルスはやっぱり入ったみたい。微量だけどね」「だが、ティアはグールにならなかった」ジェイクが腕を組み、言った。「ここが大事だ。なぜ彼女はグールにならなかったのか」「……………免疫」リアナはつぶやいた。「体に入ったのが微量のウイルスで、しかも生来の免疫があったのなら、Uウイルスの克服は不可能じゃない」「そう、まさにその通り」ジェイクはそう言ってビシッとリアナを指さした。「彼女はUウイルスを克服し、自我を保ったままフィアの能力を手に入れる事に成功した。事実、彼女は治癒力、頭脳、運動能力が格段に上昇し、肩の皮膚が若干ゴム化している。そしてそれは―――」「息子に受け継がれた……」リアナはそう言ってリードを見つめた。リードが見返す。「それ以来、わたしは不思議な夢を見るようになりました」ティアは静かに言った。「わたしはどこか広い空間にいて、優しい白光を放つ巨大な光の玉が、わたしの頭に直接話しかけてくるんです」「光の玉はなんて?」リアナの問いに、ティアは困った顔をした。「さあ……。でも、なんか母が子供に優しく話しかけるみたいな……」「ぼくも見るんだ」突然、リードが口を開いた。「母さんと一緒の感覚がする。巨大な光球が脳に話しかけてくるんだ」「…………話はわかりました」リアナは頷いた。「信じられないような話ですが。でも、あなた達に免疫があるのなら―――」リアナは嬉しそうに笑った。「Uウイルスに対する特効薬がつくれるかもしれません!血を少しもらっていいですか?」「ええ、もちろん」ティアが頷いた。リードが続いて頷きながら笑った。「ぼく、リアナの事気に入ったよ」「ありがとう」リアナはリードに優しく微笑んだ。「さあて、やるべき事は山ほどあるぞ」クロウはアジトの格納庫で肩をぐるぐる回しながら言った。「シュナイダー、<SAF>に連絡だ。ドイル、カトリーナ、レイ、武装ジープに燃料を補給しろ。ローグ、教授達の様子を見てこい。アレックス、グリッグ、みんなの武器に弾薬を補給してくれ。ネイオ、ヴェノムの構造を調べよう。スコット、エンジニア班を呼んでこい」「なんでお前が指揮してるんだよ………」スコットがジト目でクロウを見た。「お前よりはよっぽど指揮能力に自信がある」「んだとぉ!?」「あのリッカー事件から少しは成長してると思ったんだがな」クロウの言葉に、スコットはきょとんとした顔をした。「やっぱクロウ、お前、リッカー事件の時にどっかで会った?」クロウは微笑んだがなにも言わなかった。一行が帰ってきた事で、アジトは騒がしくなっていた。パウロを始めとする犠牲になったブラジル人兵士達の家族が泣いている。クロウはたくさんの人の中を悠然と歩きながら、休む場所を探していた。凄まじく眠い。ここ数日間、戦い続きで全く寝ていない。だが、アレックスの乗っ取ったヴェノムの構造も早く調べたい。作業していたレイがバタリと倒れた。寝ている。彼はブラジル人達に笑われながら運ばれていった。見れば、グリッグやアレックスもだ。クロウは必死に眠気と戦いながら、周りを眺めた。スコットは何をやってる。エンジニア班は―――クロウは遂に眠りについた。リアナは凄まじい勢いでキーボードを押していた。ティアとリードから採取した血液をそれぞれ試験管にいれ、分析しているのだ。レジスタンスが病院などからいろいろな機器を強奪していて本当に良かった。リアナは心からそう思った。たくさんの構造式を構築し、分析し、血液に当てはめる。リアナは次々に分析を進め、満足げに頷いた。と、その時、テントの入り口の布が開いた。「リアナ!」「ローグ!?」リアナは懐かしい声に振り返った。すっかり汚れたローグがそこにいた。「ローグ!」リアナは満面の笑みを見せ、ローグに抱きついた。「どうわ!?」ローグが受け止めきれずに倒れる。「ローグ!良かった!無事だったのね!」リアナはローグの服に頬をすりよせながら言った。ローグがやれやれという顔をする。「おいおい、リアナ、こっちは数日間寝てないから体力が限界なんだ。勘弁してくれよ………」「やだ。おもいっきり甘えちゃう!」「リアナ………」ローグはため息をついた。「あー………ごほん」存在を忘れられていたジェイクが咳払いする。ローグは慌て離れようとしたが、リアナはさらにすり寄った。「君は?」「ローグ・フロストです。リアナとバーナード教授の護衛を任されています」ジェイクの問いにローグが答えた瞬間、リアナの顔が曇った。「……………パパ……」ローグがハッと気づく。「そういえばバーナード教授は?姿を見かけないけど」リアナは黙りこくっている。沈黙の後、ジェイクが言いづらそうに口を開いた。「その……実は……教授は……知識欲が過ぎて……」「フィア達に魂を売ったのよ!」リアナが叫んだ。涙がその瞳からこぼれおちる。「あのバカ親!フィアに殺されるがいいわ!」リアナはそう言って、ローグの服に顔を押しつけ、大声で泣き出した。リアナの悲しみの深さを知ったローグは、無言で彼女の震える体を抱きしめた。<SAF>への連絡を終えたシュナイダーは、満足そうに頷いた。助けをすぐに送るらしい。シュナイダーはあくびをした。眠い。さっさと寝よう。と、その時、彼は心臓を鷲掴みされたような感覚を味わった。視界が血走り、呼吸できなくなる。シュナイダーは地面に倒れた。心臓が必死に鼓動しようと暴れている。シュナイダーは咳き込んだ。肺にようやく新鮮な空気が入り込んでくる。シュナイダーはようやく、自らの体にUウイルスが侵入している事を思い出した。自分の命は、もはや長くないのだ。シュナイダーの瞳から涙が滴り落ちた。24時間後―――クロウはようやく目を覚ました。「う………」彼はゆっくりと身を起こした。寝すぎた。見回すと、どこかのテントのようだった。ブラジル人が運んでくれたのだろう。彼は大きくのびをした。と、その時、テントの入り口の布が開いた。入ってきた男をぼんやりと見たクロウは、言葉を失った。「やあ、クロウ。久しぶりだな」忘れもしないその表情。クセのある笑い顔。「ジェイ…ク………?」シュナイダーは嘔吐した。心臓が尋常じゃなく暴れ、必死に体がウイルスに抗っている。しかし、ゾンビ化は迅速だった。シュナイダーは自分の手が少し腐食しているのを見て戦慄した。再び衝撃が体を駆け巡る。シュナイダーは体を痙攣させ、床に倒れ込んだ。手の腐食が激しくなる。このままグールになるくらいなら………シュナイダーは震える手で拳銃を掴んだ。自らのこめかみに銃口を当てる。彼は引き金にかけた人指し指に力を込めた。銃声がレジスタンスのキャンプに響き渡った。シュナイダーは自らの手から吹き飛んだ拳銃を見て唖然とした。「間に合ったか……」テントの入り口に、クロウがいた。彼の手にはハンドガンが握られていた。銃口から硝煙が上がっている。「シュナイダーッ!!」ローグがクロウを押しのけ、テントに入ってきた。彼はシュナイダーに駆け寄ると、手にした注射器のような物を素早くシュナイダーの二の腕に押し当て、中にあった液体を打ち込んだ。「間に合ってくれよ……!」ローグが祈るようにつぶやく。「い、今のはなんなんだ?ローグ……」シュナイダーはつっかえつっかえローグに訊いた。「リアナの開発したUウイルスの抗薬です」次の瞬間、シュナイダーの身体を猛烈な衝撃が襲った。彼は再び嘔吐した。頭ががんがん殴られている感じがする。あらゆる内臓がキリキリ痛み、心臓が不規則な脈動を繰り返す。意識が混濁してきた。視界がレッドアウトする。大地震が起こっているような感じがする。凄まじい激痛と優しい感覚が交互に彼に訪れた。意識をこれ以上保っていられなかった。彼は小さく悲鳴をあげると、意識を完全に手放した。
2008.08.18
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「シュナイダーは大丈夫なのか?」ジェイクは地べたに座っているクロウに訊いた。クロウが首を横に振る。「わからない。一応、ティアやリアナが看ている。大丈夫だといいがな」クロウは言葉を切ると、ジェイクに訊いた。「あの抗薬は量産できないのか?」ジェイクがクロウの隣に座り、頷いた。「ああ。薬を1つつくるたびにティアかリードの血が必要になる。そんなペースでは、とても量産なんて……」「そうなのか……」クロウはため息をつくと、ジェイクを見た。「よく生きててくれたな、ジェイク」「お前、それ言うの何回目だよ」ジェイクが笑った。「そう簡単に死にゃあしないさ。今や俺は家庭持ちなんだからな。そういえばクロウ、お前、ティータとはどうなった?結婚したのか?」クロウは心を殴られたような衝撃を受けたが、必死にそれを隠し、笑顔で頷いた。「ああ」「へえ、子供は?」「………いない」「ダメだな~、お前」ジェイクはにやにや笑った。「俺にはもう9歳児がいるぜ?」「なんだ、お前、子供いたのか」「おう。リードだ」「ああ、あの子、お前の子供だったのか。良かったな、父親に似なくて」「どういう意味だよ!」ジェイクは笑いながらクロウを軽く小突いた。クロウも微笑んだ。「………お前が幸せそうで良かった」「おう、らしくねえぞ、クロウ」「………だな」クロウは苦笑した。と、その時、突然爆音が響き、地面が揺れた。「な、なんだ!?」クロウは慌て立ち上がった。リアナとティア、そしてローグもテントから飛び出してきた。再び爆音。地面が先ほどより激しく揺れた。アジトのある縦穴の壁から、岩が少し、がらがらと崩れ落ちた。辺りが騒がしくなる。爆音が立て続けに響いた。「フィアだーーーっ!!」誰かが叫んだ。ネイオだ。「皆、武器を取れ!防衛配置につくんだ!」男達が銃を手に、アジトの出口に向けて駆けていく。女はすぐに荷物をまとめ、子供を連れてアジトのできるだけ奥に移動し始めた。「フィアだと!?」クロウは叫んだ。「くそう!おれ達がアジトまで導いちまったのか!」彼は悔しげに叫ぶとライフルを手に、出口に向けて走り出した。ジェイクとローグが続く。リアナとティアはその様子を不安げに見守った。爆音が縦穴に轟いた。「走れ!」「配置につけ!」レジスタンス達は出口から飛び出すと、出口の周りに掘ってある塹壕に飛び込んだ。アジトのある山の山肌は枯れ木がいくつかあるだけで禿げ上がっており、射撃の邪魔になる物がない。グリッグはフィアのレーザー・ガンを手に、塹壕へ飛び込んだ。アレックスやドイル、カトリーナ、レイ、それにクロウ達の姿もある。ブラジル人達が銃を構え、塹壕から顔を覗かせる。グリッグも塹壕から顔を出した。「マジかよ……」彼はため息をついた。アジトの山を、フィアの大軍が囲っていた。大部分はグールで構成されているが、完全武装したフィアやヴェノムも大量にいる。「oh my god……」グリッグは小さくつぶやいた。グールのうめき声は凄まじい大合唱となり、地を震わせている。フィアの迫撃砲弾が次々に塹壕の近くに炸裂し、土くれを吹き飛ばした。「………おい、ネイオ」アレックスは隣のネイオに話しかけた。「うん?」「こっちの兵士は何人だ?」「だいたい千人」「…………あの数を相手に持ちこたえられるか?」ネイオは肩をすくめただけだった。次の瞬間、フィアの雄叫びがあがった。グールが津波のように押し寄せてくる。攻撃が始まったのだ。「ああ」ドイルがつぶやいた。「くそまずい」「FIRE----------ッ!!」ネイオのかけ声と同時に、レジスタンスの銃が火を噴いた。銃弾が嵐のごとくグールに降り注ぐ。前衛が倒れた。しかし、グールは溢れるように進んでくる。レジスタンスはひたすら銃を撃ち続けた。フィアの迫撃砲が激しさを増す。おびただしいグール達は、ゆっくりと、しかし確実に塹壕に迫っていた。「このままじゃだめだ!」ドイルが怒鳴った。凄まじい銃声で、叫ばないと会話できない。「じきに追いつめられる!」「じゃあどうするっていうんだ!?」ネイオがわめいた。「ヴェノムを使おう!」グリッグだ。「なんだって!?聞こえない!」「ヴェノムだよ!」「ヴェノムだと!?だめだ!奴らはこちらの100倍はヴェノムを有している!」「だけど、グールを蹴散らすくらいは!」グリッグは食い下がった。ネイオがやはり首を横に振る。「グールを蹴散らす事ができても、すぐにフィアに―――」ネイオは最後まで言い切れなかった。迫撃砲弾が塹壕の近くに着弾したのだ。ネイオ達は凄まじい衝撃に薙ぎ倒された。耳の感覚がぼやける。爆発音と悲鳴がこだました。「ひるむな!」クロウだ。ネイオはなんとか立ち上がった。再び爆発が起き、ネイオはまた地面に倒された。地面が地震のように揺れ、大気が硝煙と肉が焼ける臭いで満ちる。「くそっ!」ネイオは口に入った泥を吐き出しながら立ち上がった。塹壕はまだ持ちこたえていた。たくさんの兵士が戦っている。グール達はまだ遠い。「よし、体勢を立て直し―――」ネイオが口を開いた瞬間、グールを空中高くはね飛ばしながら、10匹の怪物ヘビ、ヴィシスが戦場に飛び込んだ。「ヴィシスだーーーっ!」兵士が恐怖の叫び声をあげる。「撃て!撃つんだ!」ネイオは怒鳴り、銃撃を再開した。大量の銃弾がヴィシスに炸裂する。しかし、ヴィシスは全く意に介さず、這い進んできた。「来るぞ!」誰かが喘いだ。次の瞬間、10匹のヴィシスが塹壕に飛び込んだ。悲鳴と銃声がこだまする。誰かの腕がヴィシスの牙に引き裂かれ、飛んだ。ヴィシスの尾が狭い塹壕を巨大な鞭のごとく暴れまわり次々に兵士が吹っ飛ばされた。ヴィシスが恐ろしい雄叫びをあげ、恐怖に顔を歪めた兵士を丸のみにする。ヴィシスの尾に空中高くはね飛ばされた兵士の悲鳴が響いた。アレックスはこの惨状に戦慄した。怪物が、人間を引き裂き、吹っ飛ばし、丸のみにしているその光景は、さながら地獄だった。「………………うおおおお!」彼は目の前のヴィシスに銃を乱射した。銃弾がヴィシスの皮膚に炸裂し、肉片を飛ばす。ヴィシスは悲鳴をあげると、白い濁眼を怒りに燃やし、アレックスに向き直った。アレックスは多少たじろいだものの、再び銃を撃った。ヴィシスが体をくねらせ、アレックスに迫る。アレックスはひたすら後退した。しかし、彼は不運だった。「うわっ!」アレックスはかかとを死体につまずかせ、倒れてしまった。ヴィシスが歓喜の声をあげ、アレックスににじり寄る。「くっ…………そおおおおお!!」アレックスは叫ぶや否や、倒れたまま銃を撃ちまくった。銃弾が嵐のごとくヴィシスの頭に当たる。しかし、すぐに弾はつきた。ヴィシスはそれに気づくと、ガッと口を開いた。血塗られた牙が見える。次の瞬間、その開いた口に手榴弾が飛び込んだ。爆発や閃光と共に、肉片や血霧が飛ぶ。頭を失ったヴィシスの屍体は、ぐらりと揺れると地面に倒れた。「大丈夫か?アレックスさんよ」手榴弾を投げたスコットがアレックスを助け起こした。クロウは目の前で暴れるヴィシスにライフルを放った。銃弾がヴィシスの片目を貫く。ヴィシスはつんざくような悲鳴をあげると、潰された右目からだらだらと血を流しながらクロウに飛びかかった。クロウがひらりと身をかわす。その後ろにいたのは、グレネード・ランチャーを構えたジェイクだった。グレネードの爆発をもろに食らったヴィシスは、体をもつれさせながら吹っ飛んだ。おびただしい肉片が飛び散り、血がどくどくと流れる。クロウはその脳天にハンドガンを撃ち込んだ。ヴィシスが体をびくんとひきつらせ、動かなくなる。クロウとジェイクは笑顔でハイタッチを交わした。グリッグは使いなれないレーザー・ガンに四苦八苦しながらヴィシスと戦っていた。ヴィシスが唸り声をあげ、次々にレジスタンスを屠っていく。グリッグは素早くエネルギーを充填すると、熱いエネルギー弾をヴィシスに浴びせた。ヴィシスが大きな悲鳴をあげた。「お、効く」グリッグはヴィシスがより苦しむのに気をよくし、さらに撃ち続けた。しかし、怒り狂ったヴィシスは実に危険だった。ヴィシスは怒りの声をあげると、レーザー弾をものともせずにグリッグに襲いかかった。「わ、わあああああああ!」グリッグは必死に後退した。ヴィシスが怒りに濁眼を血走らせ、土くれを弾き飛ばしながら塹壕内をグリッグに迫ってくる。グリッグはひたすら後退した。しかし、ヴィシスの方が素早かった。ヴィシスはグリッグに体当たりを食らわせて転ばすと、牙を剥き出しにして飛びかかった。グリッグはヴィシスに左腕を噛み裂かれ、悲鳴をあげた。「グリッグ!」誰かが叫び、ヴィシスの首に飛び乗ると、ヴィシスの頭にハンドガンを連射した。ネイオだ。ヴィシスは首にまたがり、自らの頭を攻撃してくるネイオを振り落とそうと激しく身悶えした。振り落とされまいと、ネイオが必死にヴィシスにしがみつく。ヴィシスはしばらく暴れていたが、ネイオがあまりにしつこいので痺れを切らし、手段を変えた。尾で首にまたがるネイオを叩き落とそうとしたのだ。ヴィシスは尾を高く上げ、振り下ろした。「ネイオ!上だ!」グリッグは左腕の痛みをこらえながら叫んだ。ネイオがとっさにヴィシスの首から飛び下りる。ヴィシスの尾による強力な一撃はネイオをかすめ、ヴィシス自身の首と頭に直撃した。ヴィシスが自身の攻撃で地面に叩きつけられた時、背骨が折れる音をグリッグはその耳ではっきりと聞いた。ドイルは目の前で兵士を食らっていたヴィシスの体に銃口を押し当て、引き金を引いた。超至近距離から放たれた銃弾がヴィシスの体に埋め込まれる。いらだったヴィシスは喰らっていた血だらけの兵士の骸を吐き捨てると、素早く身体をドイルの体に巻きつけた。予想もしない攻撃にドイルは対処できす、なすすべもなかった。ヴィシスの胴がぎちぎちとドイルの体を締め付ける。「ぐ………あ………」ドイルはあまりの締め付けに意識が飛びかけた。銃が痙攣する手から滑り落ちる。嘔吐物が食道を昇ってきた。「ドイルさん!」突然、声がした。ヴィシスが頭をカトリーナに向ける。カトリーナはヴィシスの凄まじい威嚇に震え上がりながらも、その場になんとかとどまった。ヴィシスが濁眼を怒りに閃かせ、戦吼を周囲に轟かせる。だが、カトリーナはひるまなかった。「主よ、はかなき我を守護したまえ!」彼女はそう叫ぶと、近くのレジスタンス兵士の死体が持っていた銛(もり)を手にし、槍のように構えた。胸の十字架の首飾りが太陽光を反射してキラリと光った。ヴィシスが舌なめずりし、ドイルを巻きつけたままずるずるとカトリーナに迫る。両者は対峙した。カトリーナとヴィシスの視線がぶつかりあう。
2008.08.18
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動いたのはヴィシスだった。ヴィシスは戦吼をあげ、カトリーナに飛びかかった。と、その時、カトリーナの胸の十字架が再び太陽光を反射した。その光はヴィシスの濁眼に飛び込んだ。ヴィシスは突然の光に思わず目を閉じた。そして目を開いたヴィシスが見たのは、銛を構えてヴィシスに飛びかかるカトリーナだった。カトリーナは銛を手に跳躍すると、ヴィシスの額に思いっきり撃ち込んだ。穂先が見事にヴィシスの脳髄を貫く。ヴィシスがこの世のものとは思えない悲鳴をあげた。「レイ!今よ!」カトリーナは激痛のあまり暴れまわるヴィシスに注意しながら叫んだ。物陰に隠れていたレイと数人の兵士が、チェーンソーを手に飛び出した。彼らは雄叫びをあげると、ヴィシスの体をチェーンソーで両断し始めた。ヴィシスの絶叫が地を震わせる。おびただしい血が噴き出し、肉片が飛び散る。カトリーナはあまりのむごさに思わず顔を背けた。敵とはいえ、怪物とはいえ、ヴィシスの壮絶な痛みから助けを求める悲鳴は彼女にとって耐えがたいものだった。彼女は涙を流しながら胸の十字架を握った。ふいに、辺りが静かになった。カトリーナが恐る恐る振り返ると、そこには体を真っ二つにされて息絶えたヴィシスがいた。返り血で顔や体を真っ赤に染めたレイがヴィシスの屍体に足をかけ、顔の血を拭っている。ドイルが力を失った胴の締めつけから這い出してきた。ドイルがカトリーナを見て笑い、お礼を言う。カトリーナは微笑んだが、ヴィシスの冥福を祈る事も忘れなかった。「これで最後だ!」ローグは体に大量の銃弾を撃ち込まれ、ついに力尽きたヴィシスの脳髄に弾丸を埋め込んだ。ヴィシスが体をビクンと震わせ、永遠の眠りについた。汗と血にまみれたレジスタンス達が周囲で歓声をあげる。彼らはおびただしい犠牲を出しながらも10匹のヴィシスを倒したのだ。ローグも満面の笑顔で歓声をあげたが、ふいにあることを思い出した。グール。ローグは塹壕の向こうを恐る恐る見た。そして、予想通りの光景を見てため息をついた。グールの大群がすぐ近くに迫っていた。「おい、グールが!!」誰かが叫んだ。レジスタンスは一斉にグールに気づき、迎撃を開始した。しかし、グール達は食欲を満たすためなら、銃弾をものともしなかった。しばらくのち、グールの大群が、恐怖に顔を歪めたレジスタンスのいる塹壕になだれ込んだ。クロウは近くのグールの顔を殴って吹き飛ばすと、ライフルを振り回した。グールが殴り倒される。だが、グールは後から後から塹壕になだれ込んでくる。「退却!退却ーーーっ!!」クロウは怒鳴った。レジスタンスが必死に塹壕からアジトへの入り口へと逃げていく。グールは死体の肉を喰らいながら、さらなる食物を求めて押し寄せた。「逃げろ!」ネイオが左腕を失ったグリッグを庇いながら叫ぶ。「Go back!Go back!」クロウは叫び、味方の退却を促した。「アメリカ軍はまだですか!?」グールを銃撃で牽制しながらローグが叫ぶ。「知るか!」クロウはそう叫び返すと、ライフルでグールの脊髄を撃ち抜いた。グールがよろよろと後ずさり、バタリと倒れる。手榴弾がどこかで爆発した。グールが空高く舞い上がる。クロウはジェイクの姿を必死で捜した。さっき、離れてしまったのだ。ローグがクロウの後ろにつき、彼を援護する。「アレックス達は無事か!?」クロウはローグに訊いた。「さあ、どうでしょうね」ローグは目の前のグールの首にナイフを突き立てながら答えた。「姿は見てませんけど」「そうか」クロウはそう言うと、グールの腹に思いっきり拳をめり込ませた。続けて彼は動きを止めたグールの顔を殴り飛ばした。「あ、アレックスです!」ローグが突然叫んだ。「ドイルやカトリーナ、レイもいます。あとスコットも。みんな、アジトに向かってます」ローグはそういうと、ちらりとクロウを見た。「僕達も退却しません?」もはや塹壕に残っているレジスタンスは少ない。クロウはしぶしぶ頷いた。ジェイクが既にアジトに撤退している事を祈るしかない。「そうだな。退却―――」その時、クロウは大量のグールの向こうにジェイクの姿を捉えた。グールに囲まれ、孤軍奮闘している。「ジェイク!!」クロウは叫び、駆け出した。彼はグールを次々に薙ぎ倒し、ジェイクの所までなんとかたどり着いた。「クロウ!?」ジェイクが息を荒げながら驚いて言う。「クロウさん!」ローグがなんとかグールを突破してきた。「突然なんてことするんですか!?」「お前ら、2人そろって馬鹿か!」ジェイクが叫んだ。「こいつらの背後をとれたからここまで来れたが、どうやってここからアジトまで退却するつもりだ!?」『あ』クロウとローグは見事にハモった。グールがさらに数を増やし、彼らに迫る。「死ぬのは俺だけで良かったのに……」ジェイクがつぶやいた。「くそ………。多すぎる……」クロウは唇を噛んだ。と、その時、爆発音が轟いた。「ヴェノム!?」ローグが狼狽して叫んだ。ヴェノムがアジトから飛び出し、塹壕のグール達に猛攻をしかけたのだ。ミサイルを受け、グールが吹っ飛ぶ。「早く!こっちだ!」クロウはその声に振り返った。ネイオが手招きしている。クロウ達は急いでそちらに向かった。「なにもたもたしてたんだ!?」ネイオが怒ったように言った。「アレックスに後で感謝しとけよ!」彼はそう言ってヴェノムを指さした。ヴェノムにはアレックスが乗っているらしい。ネイオは通信機を取り出し、怒鳴った。「アレックス!退くぞ!」しかし、ヴェノムは指示を無視し、塹壕に満ちたグールを蹴散らし続けた。「アレックス!」ネイオは再び叫んだ。ヴェノムは攻撃をやめようとしない。グールを殺す事に夢中なのだ。「アレックス!死にたいのか!?」ヴェノムがようやく攻撃をやめ、ネイオ達に向き直った。次の瞬間、ヴェノムはミサイルを受けて爆発した。至近距離の爆発に、ネイオ達は薙ぎ倒された。ヴェノムの頭部が炎上し、足が力を失って倒れた。「アレ……ックス……?」ローグが呆然とつぶやいた。ヴェノムは無情に炎上し続ける。「アレックス!!」ローグが再び叫んだ。しかし、返事は無かった。塹壕の向こう、山のふもとからヴェノムが数機、駆け上がってくるのが見えた。「………急ごう。入り口を封鎖しないと」ネイオがぼそりとつぶやいた。「スイッチ!」ジェイクが叫んだ。とたんに仕掛けられていたダイナマイトが爆発した。爆風が皆の髪をなびかせる。アジトへの入り口が瓦礫で封鎖された。「こんなこともあろうかと、ダイナマイトをセットしておいたのさ」スコットが説明した。「さて、これからどうするか………」ジェイクはつぶやくと、地べたに座り込んだ。「ま、アメリカ軍を待つしかないだろうな」ドイルがつぶやいた。数時間後―――クロウ達は外から攻撃を受けているらしい瓦礫を不安げに見つめていた。爆発音がときたまし、そのたびに瓦礫の山が揺れる。しばらくは持ちこたえるだろうが、長くは持たないだろう。「おい、クロウ、アメリカ軍は?」「さあな」スコットの問いに、クロウは簡潔に答えた。さっきからなにか嫌な予感がする。彼は周りを見回した。特に何もない。「気のせい、か……」クロウはそう言うと目を閉じた。「大丈夫ですか?」ヴィシスに噛み裂かれたグリッグの左腕を治療していたティアが、グリッグに訊いた。グリッグが痛そうな顔をしながらも頷く。「そうですか?痛かったら言って―――」次の瞬間、ティアはバッと上を見上げた。「どうかしたんですか?」カトリーナが訊く。「あの………なにか感じて……」「気のせいだろ」スコットがあくびをしながら言った。「疲れてるんだって」「そうかもしれ―――」ティアはそこまで言うと、目を見開いた。「フィアです!」皆、一斉に上を見た。アジトは縦穴の底にある。上の丸い穴から空が見えた。しかし、その丸い穴のへりに、蠢く影があった。フィアだ。フィア達は次々に穴のへりから飛び出してきた。パラシュートのような物が膨らむ。「上だーーーっ!」ネイオが叫んだ。キャンプが騒がしくなる。生き残った兵士達は上空に向かって銃を撃ち始めた。フィア達もレーザー・ガンで攻撃しながらキャンプに向かって降下してくる。クロウの狙撃に撃ち抜かれたフィアの体が、だらりと力を失った。フィア達が次々に縦穴の底のキャンプに降り立つ。女性の悲鳴が響いた。「ああ、くそっ!」ネイオは頭をかいた。「女子供を守れ!」クロウは叫びながら、近くに降り立ったフィアの脊髄を一瞬で撃ち抜いた。フィアが悲鳴をあげて倒れる。フィアが次々にテントに押し入り、中にいた女性や子供を殺害していく。「ちくしょう!」ドイルがいたたまれない気持ちで叫んだ。ローグは近くのテントに押し入ろうとしたフィアの頭蓋を撃ち抜くと、テントの中にいた女性を退避させた。周りで次々にフィアが降下し、攻撃を開始している。スコットとフィアが取っ組み合っているのが見えた。「もう逃げ場が無いぞ!」彼はつぶやくと、逃げ惑う人々の中に、リアナの姿を捜した。いない。彼は、レジスタンス兵士にのしかかってとどめをさそうとしていたフィアに銃弾の嵐を浴びせて倒すと、兵士を助け起こした。「大丈夫ですか?」「あ、ありがとう。助か―――」次の瞬間、兵士はレーザーを胸に受け倒れていた。ローグは振り返りざまに銃を乱射した。フィアが銃弾を次々に受け、ばたりと倒れる。しかし、レーザーがローグの肩を撃ち抜いた。「ぐ……」ローグは肩を押さえてうずくまった。出血している。ローグは服の袖を噛み裂き、それを止血帯にして肩に巻いた。レーザーに感染能力はないから、ただのケガだ。その時、ローグはようやくリアナを見つけた。彼女は自らのテントの前でおろおろしていた。「リアナ!」ローグは叫ぶと、そちらに向かった。「ローグ!」リアナがローグの姿を認め、安心した表情をする。「早く逃げろ!」ローグはリアナに怒鳴ると素早く振り向き、背後から迫り来たフィアの脳髄を撃ち抜いた。フィアが血を頭から噴き出しながら倒れる。「ローグがいなきゃいや!」「わがまま言うなよ!」ローグはリアナに呆れながら叫んだ。「リアナ、とにかく安全な場所に避難するんだ。アメリカ軍が到着するまでなんとか僕達が時間を稼ぐ」リアナが首を傾げた。「安全な場所って?」ローグは周囲を見回した。どこにもない。「とにかく!早くどこかへ!」「だけど、逃げ場なんてないよ?」急に声がすると、テントから少年が現れた。「誰だ、この子」「リードよ」「……わかった。リアナ、リード、テントに隠れてろ。リアナ、お前、銃は使えるか?」「銃!?ま、まさか!」「だよな」ローグは困って頭をかいた。なんとか護身武器を持たせないと、心配でならない。「わたしだったら使えるわよ」突然、声が降ってわいた。ローグが振り返ると、そこにはティアがいた。レーザーがかすめたのか、あちこちケガをしている。「元<SAF>だしね」ティアが頬のすすを拭いながら言う。ローグはティアの言葉に頷くと、ハンドガンを抜き、ティアに渡した。「リアナを頼みます」ローグはそう言うと、その場を去ろうとした。「ローグ、待ってよ!」リアナはローグに叫んだ。ローグは振り返るとリアナに微笑んだ。「大丈夫。必ず生きて戻ってくる!」「ローグ………」リアナは再び戦場に向かうローグの後ろ姿を見てつぶやいた。「死亡フラグ立てないでよ………」
2008.08.18
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銃声が響く。ドイルは血まみれのフィアにとどめをさすと、周りを見回した。だめだ。フィアがひっきりなしに降り立ってくる。「どうする!?」グリッグが叫んだ。「ネイオ、いい考えはないか?」クロウがライフルに銃弾を装填しながら言った。「リッカーとの戦いを4回も生きのびてるだろ?」「むちゃくちゃ言うなよ」ネイオは銃を撃ちながら答えた。「そう簡単にいい考えが浮かぶわけないだろ!」「だよな」クロウもため息をついた。次の瞬間、轟音が響いた。瓦礫が吹っ飛ばされる。突破された出入口からヴェノムが突入してきた。頑丈な足が兵士を踏み潰した。ヴェノムの後ろからグールやフィアがなだれ込んでくる。「ああ、くそっ!」ジェイクが頭をかいた。「全滅する!」「……………いや」ネイオが首を振った。「あきらめるにはまだ早い。聞こえないか?」皆、耳を澄ました。銃声、グールのうめき声、フィアの不気味な言語、ヴェノムの機動音。その中に、小さいが力強い音が聞こえてきた。「まさか……」グリッグの顔が輝く。次の瞬間、いくつもの武装ヘリが縦穴に飛び込んで来た。ミサイルやガトリングが火を噴き、次々にグールやフィアを薙ぎ倒していく。武装ヘリの後ろから輸送ヘリが現れ、キャンプに着陸した。アメリカ軍兵士が輸送ヘリから飛び出し、フィアと交戦を開始する。「よっしゃあ!」スコットが拳を握った。「助か―――」次の瞬間、武装ヘリがヴェノムのミサイルを受けて爆発した。「………そうでもなさそうだな」レイがぼそりとつぶやいた。「急げ!皆を輸送ヘリに乗せろ!」クロウが叫んだ。ローグは身を翻すと、リアナ達のいるテントに向かった。ジェイクもだ。2人は必死で走った。テントが見えた。ジェイクとローグは絶句した。ちょうど2体のフィアがテントに入ろうとするところだった。銃声が響いた。フィアの1体が喉を押さえてよろよろと後ずさり、ばたりと倒れた。残る1体が怒りの声をあげる。次の瞬間、ティアがテントから飛び出し、そのフィアの股間に膝をめり込ませた。「oh……………」なぜかローグとジェイクが痛そうな声をあげた。ティアは間髪入れずにフィアを殴り倒し、ハンドガンでとどめをさした。「ふう………」ティアは安心して汗を拭いた。「ティア!」ティアは自らにかけられた声に振り返った。ジェイクとローグが駆け寄ってくる。ティアは笑顔で手を振った。しかし、彼女は気づかなかった。倒したはずのフィアが最後の力を振り絞り、レーザー・ガンを持ち上げた事に………。レーザーの発射音がいくつも鳴り響いた。ティアの体をいくつものレーザーが貫いた。ジェイクの悲鳴が響く。ティアは地面に倒れ込んだ。自らの回復能力が傷口をふさごうとやっきになっているが、これほどの傷では無理だろう。「母さん!」声がした。リードだ。ティアは力無く微笑むと、自らの顔を覗き込んだリードの頬を優しく撫でた。「リード………」「ティア!」ジェイクがティアの顔を覗き込んだ。「ジェイク………」ティアはできるだけ優しく微笑んだ。「ごめんなさい。先に逝きます」ティアはそう言うと目を閉じ、心地よい闇に滑り込んだ。「…………………そんな………」ジェイクは冷たくなったティアの手を握りながら、愕然とつぶやいた。「そんな…………」リアナがすすり泣いている。「そんな……」ジェイクはティアの安らかな死に顔を見た。次の瞬間、彼は発狂した。ジェイクは獰猛な唸り声をあげると、素手のままフィアの部隊に向かって駆け出した。彼に気づいたフィア達がレーザー・ガンを構え、発射した。しかし、ジェイクは体を貫くいくつものレーザーを無視し、フィア達に突っ込んだ。ジェイクはフィアを殺戮した。素手で喉をえぐり、背骨を蹴り砕き、肉を引き裂くその姿は、まさに悪魔だった。フィア達が恐怖の絶叫をあげ、逃げていく。しかし、ジェイクは彼らを次々に屠っていった。断末魔の叫び声がキャンプに響く。しばらくした後、ジェイクの周りには何十体ものフィアの死体があった。ジェイクは最後に一声吼えると、血の海に倒れた。「ジェイク!」ローグは慌ててジェイクに駆け寄り、脈を見た。ひどく弱く、乱れている。「ローグ………」ジェイクがゆっくり目を開けた。「すまない………。俺はアメリカに帰れないみたいだ」「そんなことありません!大丈夫です!」ローグは叫ぶと、必死に止血しようとした。ジェイクは憑かれたかのようにしゃべり続けた。「俺はティアの後を追う。ローグ、リードを、あの子を頼む……………」「……………………ジェイクさん?」ローグはジェイクが急に静かになった事に気づいた。脈をとると、もはや心臓は動いていなかった。ローグは涙をこらえ、ジェイクの死に顔にこうべを垂れた。「うわあ!」ネイオは背後からきたグールに押し倒された。グールが汚れた口を開け、ネイオを喰らおうと迫る。ネイオは必死にグールの攻撃をいなしながら、スコットの名を呼んだ。スコットがネイオの状態に気づき、銃を構える。しかし、スコットに別のグールが襲いかかった。スコットはやむなく銃を離し、取っ組み合いを始めた。ネイオは再び目の前のグールの攻撃をかわそうとやっきになった。しかし、グールは異常な力でネイオに迫ってくる。その時、銃声が轟いた。グールの体がびくんと跳ね、力が抜けた。「大丈夫か?」手をさしのべたのは、ハンドガンを手にしたシュナイダーだった。グリッグは自らの血にまみれ、地面に倒れた。フィアがレーザー・ガンを構え、彼にとどめをさそうと近づく。「まさかこんな………最期とは……な」グリッグは自らに迫るフィアを見つめた。「お前らには殺されないぜ………」グリッグはそう言うと拳銃を抜き、自らのこめかみに当て、不敵に笑った。「じゃあな」戦場に再び銃声が鳴り響いた。「グリッグ!」ドイルは叫んで駆け寄ろうとしたが、後少しで間に合わなかった。拳銃の銃声が響き、グリッグの体から力が無くなる。「くそっ!」ドイルは銃を撃ちまくった。フィアが銃弾を大量に受け、倒れる。「ちくしょう………」ドイルはグリッグの遺体の側に膝まづくと、いたたまれない思いでグリッグの死に顔を見つめた。と、その時、「ドイル!」声と共に銃声が響き、直後にグールがのしかかってきた。「うわあああああああっ!」ドイルはグールに噛まれないように必死に抵抗した。そして気がついた。このグールはもはや死んでいる。「ケガは無い?」カトリーナがドイルを助け起こした。彼女がグールを撃ち倒したのだ。「あ、ああ。サンキュー………」ドイルはなんとか起き上がった。その直後、近くの武装ヘリがヴェノムに撃墜され、ギュルギュル回転しながら墜ちてきた。「危ない!」「きゃあ!」ドイルはカトリーナを押し倒すとその体の上に覆い被さり、飛び散る火の粉や部品から彼女を庇った。アメリカ兵達がフィアのレーザーに撃ち殺されているのが見えた。「早いとこ逃げた方がいいな………」ドイルはカトリーナを助け起こしながらつぶやいた。「早く乗れ!」クロウは遅れてきたドイルとカトリーナに怒鳴った。ドイルとカトリーナがクロウのいる輸送ヘリの兵士輸送ベイに乗り込んだ。既にネイオとスコット、そしてUウイルスから完治したシュナイダーが席についている。「ローグとジェイクは!?」クロウは心配になって叫んだ。「さあ」輸送ヘリの側でレイが辺りを警戒しながら答える。キャンプは火炎と血と悲鳴に満ちていた。ヴェノムが圧倒的な戦闘力で次々にアメリカ兵を殺傷していく。「早く脱出しないと……」他の輸送ヘリは次々に縦穴から脱出していた。「ローグはどこだ!?」クロウはいらいらして叫んだ。「ここですよ」声と共に、ローグが戦塵のカーテンの中から現れた。リアナとリードもいる。「早く乗れ!」クロウは催促した。そして気がついた。ジェイクはローグと一緒にいたはずだ。「ローグ、ジェイクは?」ローグは押し黙っていたが、しばらくして首を横に振った。クロウは愕然とした。ようやく会えた友が、死んだのだ。「………ティアは?」クロウの問いに、ローグは再び首を横に振った。「………………そうか」クロウは必死に涙を悟られまいとしながら、一言そう言った。「おい、逃げるなら早くしろ!」突然、レイが叫んだ。戦塵のカーテンの中から、大量のグールが現れたのだ。「乗れ!早く!」クロウが叫んだ。「待って!」突然、リアナが身を乗り出した。「あれは………」「バーナード教授!?」ローグが驚いて叫んだ。確かに、グールの群れの中にあのバーナードとよく似たグールがいた。それは、知識欲のあまりフィアとコンタクトをとろうとした男の末路だった。「パパ………」リアナは寂しそうにつぶやくと、目を閉じ、静かに首を横に振った。と、その時、戦塵の向こうからヴェノムが猛スピードでこちらに向かってくるのが見えた。「レイ、早く乗れ!」クロウは輸送ヘリの扉に手をかけながら叫んだ。レイは輸送ヘリの中を見た。クロウ、ローグ、リアナ、リード、ドイル、カトリーナ、シュナイダー、ネイオ、スコット……。他にもレジスタンスが大勢乗っている。「…………誰かがあのヴェノムを足止めしなくちゃ、間違いなくみんな死ぬぜ」レイは微笑みながら言うと、銃の撃鉄を起こした。クロウが驚愕にうちひしがれた顔をする。「レイ、お前―――」「行ってくれ」レイは再び微笑んだ。「ここは俺が死守する」「バカ野郎!そんな事できるか!」ネイオが叫んだ。「行くんだ!絶対に逃げ切れよ!」レイはそう言うと、迫りくるヴェノムに向かって駆け出した。「レイ!待て!」クロウはレイの後を追おうとしたが、それをローグが引き留めた。「……………行きましょう」ローグは残念そうに言った。「レイの犠牲を無駄にしてはいけません」クロウはしばらくしてからようやく頷き、輸送ヘリのパイロットに合図した。輸送ヘリが徐々に高度をあげていく。レイの姿は既に戦塵の中に消え失せていた。
2008.08.18
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縦穴を飛び出した輸送ヘリは、上空で編隊を組んでいたヘリ部隊に合流した。「こちらストライクチーム。レジスタンスの救出を完了」輸送ヘリのパイロットが通信機に言った。しばらく雑音が響き、応答がきた。『こちら<ガードランス>。了解した。作戦の第1段階の成功を確認。第2段階、開始!』「了解。ストライクチーム、帰艦します」ヘリ部隊は編隊を組み、クリティロ沖へ向かい始めた。「うわお………」ドイルが静かに驚いた。クリティロ沖には数隻の艦船や空母が展開していたのだ。おびただしい数の小型の上陸船や武装ヘリがクリティロの海岸へ向かっている。クリティロへ上陸をしかけようとしているのだ。次々に上陸船が浜辺につき、エイブラムス戦車や兵士達が飛び出してきた。同時にフィアが海岸の森から迎撃する。たちまち浜辺は血みどろの戦場と化した。戦車が主砲から砲弾を放ち、フィアを吹き飛ばす。ヴェノムが木々を薙ぎ倒しながら現れたが、歩兵のロケット・ランチャーと戦車の主砲を浴び、たちまちの内に爆発、炎上した。アメリカ軍が体勢を整え、たくさんの戦車や兵士がクリティロに向けて進撃していく。フィア達が必死に逃げていくのが見えた。武装ヘリが周囲を警戒するように飛んでいる。『艦砲射撃!味方を援護しろ!』通信機から声が轟いた瞬間、戦艦から砲撃が始まった。砲弾<シェル>がアーチを描き、次々にクリティロに炸裂する。火の手が上がった。戦艦からの砲撃が民家を吹き飛ばし、逃げ惑うフィアを一気に焼き尽くす。だが、クロウは気づいた。レジスタンスのアジトを襲っていたフィアの大軍がクリティロに転進し、アメリカ軍陸上部隊の脇腹を突く位置に移動している事に。だが、心配するに到らなかった。<ガードランス>から素早く指示が飛び、戦艦がそちらに砲撃を開始したのだ。ヴェノムが強力な砲撃を受け、一瞬の内に大破する。戦車や兵士が市街に突入するのが見えた。「よっしゃ!勝てるぞ!」スコットが叫んだ。「どうだろ」リードがつぶやいた。「なにか嫌な感じがする」まもなく、クリティロに突入したアメリカ軍から敵殲滅の通信が入った。<ガードランス>からさらなる指示が入る。『地上部隊は引き続き警戒態勢を。ストライクチームは空母にて燃料を補給し、アメリカへと帰還せよ』「こちらストライクチーム。了解しま―――」パイロットの言葉は突然の悲鳴に遮られた。『敵航空戦闘機、接近!』『な、なに!?航空戦闘機だと!?ネザル准将からいただいたデータに無いぞ!?』『敵機、沖合いからこちらに接近中!数………と、特定できません!』『ええい!上陸戦配備を撤回!対戦闘機戦闘配置!』『来ます!』次の瞬間、沖から猛スピードで接近してきた大量のフィアの戦闘機が戦艦を襲った。クロウが喘いだ。「あれはTIEファイターじゃないか!?」「TIEファイター?」ローグが首をかしげた。「なんです?それ」「STARWARSっていう映画に出てくる戦闘機だ!それにそっくりなんだよ!」無数のTIEファイターは数隻の戦艦に次々にレーザーを浴びせた。戦艦の対空砲火が激しく火を噴く。レーザーに撃たれたセクションから火の手があがっていた。陸上部隊も激しい攻撃を受けている。「おい、パイロット!」クロウは怒鳴った。「アメリカだ!アメリカ本土へ逃げろ!」「なんだって!?仲間を見捨てろと………」「あれに勝てると思ってんのか!?」クロウは戦艦相手に猛攻をしかけているフィアの戦闘機を指さした。対空砲が凄まじい抵抗を繰り広げているが、戦艦達は明らかに押されていた。「…………わかった」パイロットは苦渋の決断をした。「よし、アメリカ方面へ逃げるぞ。燃料は………ギリギリってところだな。ストライクチーム、全機続け!」ヘリ部隊は集合し、アメリカへ向けて逃避行を開始した。その背後で、戦艦が轟音をあげて爆発し、撃沈した。「おいおいおい、嘘だろ………?」ドイルが呆然とつぶやいた。ストライクチームは長い飛行を続け、パナマ陸峡に到達していた。そして、彼らは眼下の光景に絶句していた。地をうめつくすようなグールやフィアが、パナマの国境封鎖線を大挙して攻撃している。少数のパナマ軍が叩き潰されているのが見えた。戦車がヴェノムの攻撃を受けて炎上している。「そんな………」ローグが喘いだ。「始まったんだ…………」クロウは静かにつぶやいた。「人類とフィアの戦いがな………」クリティロ―――空に煙がいく筋もたなびいていた。アメリカ軍は全滅したのだ。あるフィアの一匹が、すっかり荒廃したレジスタンスのアジトを歩いていた。辺りにはグールやフィア、そして人間の死体が大量に転がっている。フィアはあちこちに目を配っていたが、やがて、破壊されたヴェノムの側に倒れている人間の若者に気がついた。息がある。フィアは手にした銃に素早くエネルギーを充填すると、人間の若者に歩み寄った。ひどく息が弱く、死にかけのようだ。フィアは銃口を若者に向け、トリガーに手を当てた。その瞬間、指示が飛んだ。『やめろ!』フィアが振り返ると、そこには黒光る立派な装甲服をまとったフィアがいた。明らかに階級が高い。若者に銃を向けていたフィアは、サッと下がった。『その人間はまだ生きているのか?』階級が高いフィアが歩み寄りながら言った。『そのようです、サー』『ふむ………』階級の高いフィアは若者の髪を掴むと持ち上げ、無理やり顔を覗き込んだ。『あの実験に使えそうだな』フィアはそう言うと髪を掴んでいた手を離した。ゴトッと頭が落ちる。『連れていけ』階級の高いフィアはひらひらと手を振った。フィアが若者の襟首を掴み、引きずっていく。階級の高いフィアは、最後にもう一度若者を一瞥した。若者の軍服の肩には名前が書かれていた。『レイ・ジェーバック……』階級の高いフィアは、引きずられていく若者を満足げに見送った。『それが奴の名か』太陽が地平線に堕ちようとしていた。
2008.08.18
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ルール・これを見た人は今すぐやる!・これを見た人は全員やる!・嘘吐きは足跡に証拠が残る!●フルネームJEDIMAN●生年月日某年11月28日●血液型 AB型 ●住んでる所愛知の豊田市●名前の由来ノリ●身長170●体重60・・・・・●靴のサイズ知らん●今何処にいる?家●今一番近くに誰がいる?sisters●今どんな服普通(どんなだよ●今何食べたい?寿司かな。●今何飲みたい?カルピス●今後ろに何がある?守護霊●今周りを見回して何がある?守護霊●今一番目についたものは?お~い お茶●今一番会いたい人は?愛しのあの人(帰れ●今一番歌いたい曲は?キセキ●今頭の中で思い浮かんだ言葉、セリフは?ふはは、人がゴミのようだ!!●今の体調は?いまだに時差ぼけ●今の気持ちは? 眠い●回す人 ブログやってるひと●もし死ぬ前に一言言えるなら何を言いますか?そんなのかんえけねえ●これだけは譲れないこだわりをひとつ正義を貫く(帰れ●もし今願いが一つ叶うとしたら何がしたい?いくらでも願いをかなえて欲しい(悪●再放送して欲しいドラマはありますかちゅらさん●絵はどこから描きますか?髪?●これから何しますか?焼肉●依存しているものはありますか?SW、ゲーム、ヤク(嘘だよ●何か...愛でも愚痴でも夢でもいいので叫んでくれますか?萌えーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!!!!(錯乱●あなたにとって愛はなんですか?「愛」は「愛」●目の前でドラえもんが歩いています。何をしますか?どら焼きで懐柔。その後四次元ポケットを手に入れ、デスノートを入手。僕は新世界の神になる!!●きれいなお姉さんは好きですか?大好きです!!(帰れ●何フェチ?さあってな訳で、次誰か、よろしくで、今日はFALLの第3章を。~前回のあらすじ~レジスタンスの協力を得た一行は、<SEAL>と<SAS>の救出に成功する。しかし、敵が畳み掛けるかのように彼らを襲い、一行は数を減らしていく。そして、疲労しきった彼らの前にリッカーが姿を現したのだった・・・
2008.08.17
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第3章 潜入せよ「OK。状況を確認しよう」スコットは手をかざし、疲れきったようすの一行に言った。「これからリオデジャネイロだ。今は朝。今日の夜にはつくだろう。その後はさっさと必要な部品を見つけてハイさよならだ」「そんな簡単に行くのかよ」グリッグが木にもたれかかり、腕をくみながら言った。「全滅しちまう!」グリッグの言葉に、周りがさざめく。スコットはため息をつくと、やれやれというように手をあげ、首を振った。「しかたない。あれをするか」ネイオが思い切り嫌そうな顔をした。「おい、スコット、まさか―――」「諸君!確かに我々は窮地にある!仲間は倒れ、敵は強く、自らも血と泥にまみれている!だが、それでも助かるには敵地へと乗り込むしかない!なら、力を合わせてこの難局を乗りきろうではないか!己と仲間の力で、知恵で!敵が来るならかかってこいだ!我々は無敵!さあ、行こう!リオデジャネイロへ!」歓声があがった。ネイオは額に手をあて、つぶやいた。「スコットのスキル、<熱弁>が発動したか……」「………スコットさんよ、これを見てどう思います?」ネイオは側に立つスコットに言った。「あー、えーと、うん、ヤバげだね」スコットはため息をついて言った。彼らは、リオデジャネイロを見下ろす丘の頂上にいた。リオデジャネイロはもはや人間都市の原型をとどめていなかった。夜空をサーチライトが照らし、光沢のある施設が乱立し、ヴェノムが通りをパトロールしているその場所は、フィアの大要塞だった。街外れにかろうじて人間の施設が残ってはいるが、フィアによって破壊され、見るも無残な状況だった。一行は長い事、リオデジャネイロを眺めていた。「…………眺めててもしかたがない」ドイルがぽつりとつぶやいた。「パウロさん、あなたの言う工場はありますか?」「あ、ああ……」パウロは目の前の光景に狼狽しながら指さした。「あれだ」パウロが示したのは、街外れにある屋根がズタズタの工場だった。「よし。なら、ソリッド・スネークとしゃれこもうじゃないか」シュナイダーが言った。「潜入するってのか!?」グレイが飛び上がらんばかりに叫ぶ。さもあらん、これ程の警備を潜り抜けるのは、それこそ最強兵士のあの蛇男ぐらいにしかできないだろう。「だって、するしかないだろう?」シュナイダーの言葉にグレイは押し黙った。確かに、潜入するしかない。「だけど、どっから侵入するんです?」ローグが首を捻って聞いた。「あの街、常にフィアが見回ってますし、グールもそこらにいますよ?」「それだ。どうやって侵入しようか……」シュナイダーも腕を組み、考えた。「陽動作戦はどうだ?」と、アレックス。ドイルが首を横に振った。「ダメだ。間違いなく陽動部隊が全滅する」「なら、下水道から」クロウが言う。「塞がれてないか?」シュナイダーが腕を組んだまま言った。沈黙がおりた。誰もいい案が思いつかないのだ。と、その時突然、カトリーナがおずおずと手をあげた。「あ、あの、工場は街外れにあるから、別にフィアのいる場所を通る必要はないんじゃ……」沈黙。「…………あー、ごほん」シュナイダーが赤面して咳払いした。「確かにそうだな」「おい、カトリーナ!気づいてたなら早く言えよ!」「ええ!?あまりに当たり前だから皆さん気がついているかと……」グレイの言葉に、カトリーナが真っ赤になって答える。「と、とにかく!普通に行こう、普通に!」シュナイダーは声を張り上げた。リオデジャネイロの街外れ、破壊された街―――スコットが周りを見回して言った。「暗いな……」「知るか。暗いけど……」ネイオが答える。一行は暗い路地をそろそろと移動していた。サーチライトが夜空を照らしている。風が通りを吹き抜ける音がした。「肝だめしできるな」「知るか。できるけど……」「しっ!静かに!」アレックスがしゃべっていたスコットとネイオを鋭く叱責した。「グールがいる」途端に空気が緊張した。確かに、角の向こうから何かを貪るような音がする。グールが肉を喰らっているのだろう。「………1匹だ」角の向こうを覗いたクロウが言った。「銃は使うな。銃声で居場所がバレる。ナイフを使え」だが、誰も行こうとしなかった。クロウ自身も行こうとしていない。皆、グールに噛まれるかもしれない危険は冒したくないのだ。「…………しかたがない。オレが行こう」長い沈黙の後、アレックスがため息と共に言った。彼は腰から刃渡り20センチ程の太く鋭いナイフを抜くと、それを月明かりにギラリと光らせた。「がんばれよ、アレックス」グレイがつぶやいた。アレックスはそっと角の向こうを覗き見た。そこは小さなゴミ捨て場だった。辺りに腐ったゴミや板、ガラス、コップ、他にもいろんな物が散乱し、空のドラム缶のピラミッドがゴミ捨て場の隅にそびえている。そのゴミ捨て場の真ん中で、グールが屈み込み、何かを喰らっていた。アレックスは小さくうめき、鼻を覆った。ここまで腐臭が臭ってくる。アレックスは汗ばんだ手でナイフを握り直すと、足を踏み出した。一歩、また一歩。グールは気づかない。アレックスはごくりと唾を飲むと、さらに足を進めた。いつしか、彼はグールのすぐ側に来ていた。グールは未だに何かを喰らっている。アレックスは額の汗を拭いたい衝動にかられながらナイフを振り上げた。と、急にグールが立ち上がった。食べ終えたのだ。アレックスは慌てて数歩後退した。グールが口から血をボタボタたらしながら、ゆっくりと振り返る。アレックスは覚悟を決め、ナイフを振り下ろした。グチャッ!という音と共に、ナイフが腐った皮膚にスッと入る。ナイフはそのままグールの稼動していない心臓を貫いた。グールが一瞬動きを止める。しかし、グールはナイフを全く意に介せず、奇声をあげ、アレックスの首に噛みつこうとした。アレックスが悲鳴をあげて飛び退く。しかし、彼はかかとをゴミにつまずかせ、背中から転倒した。グールがすかさずのしかかる。「う、うわああっ!」アレックスは半狂乱になってグールをどかそうとした。しかし、あまりの事に体がついていけなかった。グールが大きく口を開け、血まみれの歯を見せる。アレックスは目をつぶった。ドスッ!何かが突き立つ音と共にグールが体を震わせ、ずるりとアレックスの体から滑り落ちた。そのグールの死骸を見て、アレックスは目を見張った。小さなナイフがグールの首に刺さり、見事に背骨を斬り裂いている。「気をつけろよ」クロウがアレックスに歩み寄りながら言った。彼がナイフを投擲したのだ。「あ、ああ……」アレックスが驚きから覚め、立ち上がる。クロウは彼に手を貸した。「よし。これでOK―――」ガチャン音がした。倒れたグールがぶつかり、ぐらぐらしていたビンが倒れたのだ。ビンは大きな板を支えていたつっかえ棒を倒し、板に乗っていた大きな箱が滑り落ちた。箱からボーリングの球が大量に転がりだし、ドラム缶の山に突っ込んだ。凄まじい音をたててボーリングの球とドラム缶の山がぶつかり、轟音―――全てのフィアの注目を集めるのには十分な轟音をたててドラム缶の山が崩れ落ちた。土煙がもうもうと立ち上る。「…………………おっと」長い沈黙の後、スコットがつぶやいた。「お嬢ちゃん、そんなにUウイルスの情報が欲しいのかい?」長い間リアナがパソコンに向かうのを眺めていたジェイクが、突然口を開いた。リアナは驚いて振り返った。「なにか情報を持ってるんですか!?」「ま、情報っていうかなんていうか」ジェイクは顎をさすりながら言った。「2008年の<SAF>隊員襲撃事件は知っているか?」リアナは迷わず頷いた。「それと計4回のリッカー事件」「ええ、もちろん。首謀者は違う事件ですけど。リッカー事件はアローンという男です。だけど、使われたSSウイルスはUウイルスとほとんど似た効能を持ってます」「そしてだ」ジェイクは火傷を撫でながら言った。「南アメリカでリッカーが確認されている」「ええっ!?」リアナは目を見張った。「そんな情報は初耳です!」「ま、南アメリカは封鎖状態だったからな。ネイオとスコットはその封鎖を特殊部隊権限かなんかで通ってきたらしいけど。どっちにしろ、Uウイルスと平行してSSウイルスを調べるべきだ。できればリッカーも」「そうですね」リアナは大きく頷いた。「なら、早速ネットでバイオハザードの攻略サイトに」「気でもふれたか」「止まるな!走れ走れ!」クロウが怒鳴った。夜空にサイレンが鳴り響き、フィア達の怒声がここまで聞こえてくる。彼らは裏路地を駆け抜けていた。パウロが先頭に立ち、一行を先導している。「こちらスネーク。任務に失敗」「ふざけてる場合か!」場をわきまえないスコットにネイオが怒鳴った。「このままじゃしかたがない!ふたてに分かれるぞ!」クロウが叫んだ。「陽動部隊と工場に向かう部隊だ!」「俺は工場に行きたいぜ!」スコットがでしゃばった。「よし。お前は陽動部隊だ」「ええーーーっ!」「スコット、お前な……」ネイオは考えなしな相棒にため息をついた。「なんにも言わなければいいのに……」「他に陽動部隊を志願する者は!?」クロウが声を張り上げる。誰もいない。当然だ。死亡率が限りなく高い。「よし。じゃあ俺が選ぶ」「ていうか、なんでお前が指揮官なんだよ!俺だって陽動部隊になりたかない!」「スコット、いい加減黙れ」ネイオがスコットを抑える。しかし、驚いた事にクロウはスコットに微笑みかけた。「俺が君を選んだのは、君の凄まじい戦いぶりを見込んでの事だ。頼みにしているぞ。スコット副隊長」途端に、スコットの顔は明るくなった。「いぇーい!クロウ様最高ー!」「…………………あの、クロウ」喜びの舞いを披露しているスコットを尻目に、ネイオはクロウに話しかけた。クロウがにやりと笑う。「あいつはおだてれば簡単に操れる」「………………スコット、お前、完全にもてあそばれてるぞ………」ネイオはため息をついた。「Uウイルス、か……」リアナはレジスタンスのキャンプを歩きながらつぶやいた。黒人の少年達がサッカーをしている。リアナはその中を迷惑にもずかずかと歩きながら、思考に没頭していた。「リッカー……SSウイルス……そしてグール……」「おーい、リアナ」突然、彼女を呼ぶ声がした。リアナが顔をあげると、粗末なテントの側でジェイクが手を振っていた。側には片腕の無い女性がいる。女性は腕が無い方の肩に包帯を巻いていた。「ジェイクさん!」リアナは彼らに駆け寄った。「研究の成果はどうだい?」ジェイクが笑いながらリアナに言った。リアナは苦笑いしながら肩をすくめた。「微妙、です」
2008.08.17
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「あらら」女性が微笑んだ。「なかなか難しいのね」「そうですね。サンプルが無いですから」「サンプル、か」ジェイクが難しい顔をして顎を撫でた。女性がジェイクに目配せする。「サンプルですよ」リアナが頬に手を当て、ため息をつく。ジェイクがゆっくりと言った。「サンプルは、無い事は、ない」「そうです。サンプルが―――」リアナはバッと顔をあげた。「サンプルがあるんですか!?」リアナの言葉に、ジェイクは肩をすくめた。「ま、な」「どこに!?どこにですか!?」「落ち着いて、リアナさん」女性が微笑みながら言った。「サンプルを提供するのには、本人の了承が必要よ」「もちろんです!」リアナは勢いよく頷いた直後に、不思議そうに首を捻った。「本人?」ジェイクが笑った。「ま、そのうちわかるさ」「陽動部隊は俺とスコット、それにネイオ、ローグ、アレックス、グリッグ、シュナイダーで行く。工場へ向かう連中はパウロ、グレイ、ドイル、カトリーナ、レイだ」「大丈夫なのか?」グレイが心配そうに言った。グリッグがひきつった笑みを見せる。「たぶん、な」「よし、皆、全力を尽くせ。夜明けまでにジープの場所に戻れなかった奴は置いていく」クロウはそういうとライフルをがしゃりと鳴らし、歩き出した。陽動部隊が慌てて続く。「………さて、行くか」ドイルが言った。パウロが頷き、再び歩き出した。「なんだか心配です……」まだ新米<SAS>のカトリーナが不安げに言う。ドイルはカトリーナがサブマシンガンを固く握っているのを見て微笑み、彼女の肩に手を置いた。「大丈夫さ、きっと」「そうでもないぞ」突然、今までずっと黙っていたレイが口を開いた。「俺の従兄弟のアランはあっさり殺された。奴らは強い。脅威的に」「だけど、やるしかないだろ?」グレイが肩をすくめて言った。「部品が無いと帰れないんだから」サイレンは鳴りやんでいなかった。ヴェノムが凄まじい勢いで通りを歩き、サーチライトで隅々を照らしている。「何か計画でも?」「ああ、もちろんある」ネイオの言葉に、クロウは物陰の向こうをのし歩くヴェノムを眺めながら言った。「さっきの丘からフィアの司令施設らしきものを見つけた。そこらへんで混乱を起こす。ついてこい」クロウはそう言うとサーチライトに気をつけながら歩き出した。「そんなにうまくいくのかねぇ……」ネイオはため息をつくと、クロウに続いた。ヴェノムの歩行音が遠くから聞こえてくる。「なー、クロウ」突然、最後尾のスコットがクロウに声をかけた。「どこかで会わなかったか?」「そうか?」クロウが先の通りをうかがいながら言う。「覚えがないが」「うーん、そうか?お前を見ると、妙にリッカーやアローンの事を思い浮かべるんだけど」「覚えないな。それよりも、ここが司令施設だ」「…………こんなに警備甘かったっけ?」「ま、俺がソリッド・スネークという事で」「をい」「とにかく!」ローグが会話に終止符をうった。「逃げましょう!」次の瞬間、凄まじい戦吼が背後から響いた。クロウが振り返ると、リッカーがいた。よだれをぼたぼたとたらし、筋肉を蠢かせている。他のリッカーと違い、剥き出しだった脳が薄い皮膚で覆われていた。「またこいつか!」ネイオが叫ぶ。「入れ!早く!」アレックスが叫び、一行は正面から司令施設に向かった。クロウが扉を蹴破る。一行は銃を構え、エントランスホールに突入した。だが、予想外にもエントランスホールはもぬけのからだった。「罠という気しかしないんですけど」「ローグ、黙れ!あの部屋だ!行くぞ!」クロウは先の扉を指し示し、走り出した。リッカーが獰猛な唸り声をあげ、彼らの後を追ってくる。戦吼がエントランスホールに轟いた。「これだ!あったぞ!」グレイが勝ち誇って部品をかざした。カトリーナがパチパチと控えめに拍手する。「直るの?」「ああ。すぐだ」グレイはそう言うと腰からドライバーを取りだし、通信機を直し始めた。その間、ドイルはグレイの真上のキャットウォークから、上空の満月を眺めていた。月が屋根の穴を通して光を工場の中に投げかけている。「帰れるのかな……、イギリスに」ドイルはしみじみとつぶやいた。このまま異国の地で死にたくない。その時、ドイルはふと気づいた。工場の窓の向こうを、何かがチラリと横切ったのだ。「…………」ドイルは無言でサブマシンガンを構えた。「ここをこうすれば……ほら、できた!」グレイの声が聞こえた。どうやら通信機が直ったらしい。「通じますか?」カトリーナだ。「!」ドイルは息をのんだ。間違いない。また窓の向こうを何かが横切った。「グレイ!カトリーナ!パウロ!レイ!」ドイルは声を張り上げた。「気をつけろ!何かが―――」次の瞬間、工場の壁が轟音と共に突き破られた。カトリーナの悲鳴が響く。工場の壁ががらがらと崩れた。キャットウォークが大きくきしみ、片方が落ちていく。「くっ!」ドイルは急激に坂と変わりつつあるキャットウォークを走り出した。崩壊した壁の向こうからヴェノムが現れた。サーチライトの光が土煙の巻き上がる工場内をめまぐるしく動く。その光はキャットウォークを走っているドイルを捉えた。ヴェノムが4本の頑丈な足を動かし、工場内をスムーズに動き出す。ガトリングが火を噴き、次々にレーザーがキャットウォークに弾けた。「うわわわわ!?」ドイルは必死に走った。キャットウォークが激しく揺れる。格子状の床がドイルの足の下できしんだ。ドイルは後ろを見た。ガトリングから撃ち出されたレーザーが凄まじい勢いで迫ってくる。ドイルは前を見た。キャットウォークのゴールは遠い。ドイルは目をつぶった。南無三!彼は心の中で唱えると、キャットウォークから飛び降りた。彼の頭上でキャットウォークがレーザー弾を次々に浴び、ひしゃげる。ドイルは工場の床に転がり落ちると、身体中の痛みをこらえて叫んだ。「カトリーナ!グレイ!返事をしろ!パウロ!レイ!」「ドイル!こっち!」ドイルは顔をあげた。カトリーナが工場の出口で叫んでいる。ドイルは立ち上がると急いで走り出した。ヴェノムが工場の機具を無残に踏み潰しながら歩き出した。ガトリングからレーザーが嵐のように放たれ、床や機具に炸裂する。ドイルは転び、あちこちに擦り傷や切り傷をつくりながらも足を止めなかった。ようやく、出口についた。カトリーナが彼を支え、走り出す。2人は工場と工場の間の狭い道を走っていた。「大丈夫ですか!?」「あ、ああ………」次の瞬間、工場の壁を突き破り、ヴェノムが飛び出した。カトリーナが悲鳴をあげる。ヴェノムが彼らを認め、明らかに彼には狭い道を走り出した。工場の壁がどんどん破壊され、最初の工場が轟音と共に崩壊し始めた。カトリーナが再び悲鳴をあげる。ドイルは崩壊している工場から飛んでくる瓦礫やガラスの破片からカトリーナを庇いながら叫んだ。「カトリーナ!そっちの工場に飛び込むぞ!」「え!?」ドイルは有無を言わさずカトリーナの体を抱き締めると、窓からもう片方の工場に飛び込んだ。窓を破り、中にダイブする。カトリーナの悲鳴が響いた。ドイルは身体中の傷の痛みに顔をしかめながらもなんとか立ち上がり、カトリーナを助け起こした。だが、ヴェノムもまた工場に突っ込んできた。壁が崩壊する。ヴェノムは崩壊する壁の瓦礫を浴びながらも、かまわずミサイルを撃ち出した。ミサイルが工場の二階にぶつかり、火花と瓦礫をぶちまける。だが、ドイルは気づいていた。ヴェノムは彼らを見失っている。彼は自らの手榴弾を取ると投擲した。ただし、窓の外だ。爆発ヴェノムがそちらを向き、ガシャガシャと足を動かして工場から出ていった。「よし、今だ。急ごう」ドイルの言葉に、カトリーナはガクガクと頷いた。一行は不気味な光沢のある通路を走っていた。リッカーが彼には少し狭い通路に無理やり体を突っ込み、追ってくる。「うわあああああああああ!」グリッグが恐怖に満ちた悲鳴をあげた。リッカーが長い舌をちろちろと動かし、巨大な爪を繰り出してくる。「あの部屋だ!あの部屋!」先頭のネイオが叫んだ。通路の突き当たりは少し開けた空間で、その先に扉がある。ネイオは扉を開けると、すぐに飛び込んだ。一行が続々と飛び込む。だが、1人足りなかった。「シュナイダー!何してる!?」クロウが叫んだ。シュナイダーが通路でうずくまり、何かしている。「シュナイダー!」シュナイダーが顔をあげた。しかし、リッカーが彼のすぐ側に迫っていた。リッカーが戦吼をあげ、前腕を振り上げる。シュナイダーは慌てて走り出した。だが、時、既に遅し。爪がシュナイダーの背中をかすめ、3つの赤い筋を作った。血の赤だ。シュナイダーが悲鳴をあげ、うずくまる。リッカーが歓喜の唸り声をあげ、口を大きく開いた。だが、その大きな口に飛び込んだのは銃弾だった。リッカーがひるみ、後退する。クロウだ。シュナイダーはつらそうな顔をしながらも立ち上がり、走り出した。リッカーが体勢を立て直し、怒声をあげた。が、次の瞬間、リッカーの足元で猛烈な爆発が起きた。リッカーが悲鳴をあげ、血霧と焦げた肉片が散乱する。シュナイダーが笑いながら部屋に駆け込んだ。「手榴弾をいくつか床にしかけたんだ!リッカーめ、ざまあ見ろ!」「それよりも傷だ!」クロウは急いでシュナイダーの背中を診た。見事に皮膚が斬り裂かれている。クロウは黙ってシュナイダーの顔を見た。シュナイダーの顔が青い。自らの運命を知ったのだ。その時、スコットが叫んだ。「おい!この扉、電子ロック式だぞ!」確かに、扉は凄く頑丈な金属製だったが、錠をかけるにはパスワードが必要だった。扉の隣には電卓のようなものがある。どうやら、5ケタの数字がパスワードらしい。「―――ッ!まずいぞ!」クロウが叫んだ次の瞬間、閉じた扉に猛烈な衝撃がぶつかった。スコットが吹っ飛ぶ。リッカーだ。「扉を抑えろ!」アレックスが怒鳴り、皆、慌てて扉を体で抑えた。戦吼と共に再び衝撃がぶつかる。扉が開きかけた。皆、必死の形相で扉を抑えているが、リッカーの力には及ぶべくも無い。「ローグッ!錠をかけろ!」シュナイダーが扉を体で抑えながら叫んだ。ローグが焦った表情をする。「ええっ!?でも僕、パスワードなんて………」「わかってる!見つけろ!」「見つけろって……」ローグは文句を言いながらも電子ロックに向かい合った。「5ケタか。37564?」「みなごろしだと!?不吉な事を!」シュナイダーが叫んだ。ローグはシカトして入力した。違う。「18782?」「いやなやつ、か」「黙っててください!」ローグは怒鳴ると再び入力した。違う。
2008.08.17
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ズン!再びリッカーが体当たりした。扉がまた開きかける。「ローグッ!」「やってます!」ローグは焦って叫び返しながら、めったうちにパスワードを打ち込んだ。否定ブザーが鳴りまくる。皆、疲れきっていた。このままだと、リッカーが扉を突破してしまう。ローグの手は震えていた。皆、死ぬかもしれない……「ああ、もう!」ローグは適当に12345と打ち込んだ。ガチャッ重い音が鳴り、錠がかかった。皆、呆然と金属製の扉を見た。助かったのだ。鈍い衝撃音が向こうから聞こえてくる。リッカーは諦めていないらしい。「ローグ!よくやった!」シュナイダーが叫んだ。「ていうか、適当に12345って打ち込んだんですけどね」ローグは苦笑いした。「管理人はよっぽどパスワードを難しくするのが嫌だったんでしょう」「ていうか、なんでフィアの施設に人間のアラビア数字が使われているんだ?」「そこらへんはご愛嬌ということで☆」「をい」「そんなことより……」クロウが辺りを見回した。「どうやって出る?」『あ』ハモった。扉は1つしかない。向こうにはリッカーがいる。「………しかたがない。部屋を調べよう」クロウはそう言うと近くのデスクのフィアのコンピューターらしき物体をいじりだした。「………おい、見ろ」クロウの言葉に、皆、一斉にディスプレイを覗き込んだ。それは、この施設の図面だった。「フィアの言語で読めないな」グリッグがぼやく。クロウがちっちと指を揺らした。「甘いな。コンピューターには言語変換機能があるはずだ………。あった。英語、と。ほら、これで読める」「をい」「気にするな」「えーと、なになに?ここは管理室か?研究室、実験場、処刑室………ろくな部屋が無いな」スコットが読み上げた。「これを見ろ」アレックスが施設の最上階を示した。「司令室だ。ここを襲撃しよう」「いやいや待て待て。もっとおもしろい部屋がある」クロウは地下の部屋を示した。「トップシークレット………最高機密だ。実におもしろそうな部屋じゃないか」「ヤバそうな感じしかしないけどな」グリッグがそうつぶやいた次の瞬間、扉が轟音をあげて開いた。リッカーが勝ち誇った声をあげる。錠があまりの衝撃に耐えきれなかったのだ。「うわわわわわ!?」ローグが慌てて銃を構える。リッカーは吼えると、血と肉を求めて勢いよく部屋に飛び込んだ。人間達の悲鳴があがる。しかし、扉はリッカーには少し狭すぎた。リッカーは何とか頭と肩と腕を部屋の中に入れたものの、巨大な胴がドア枠につっかえてしまった。リッカーは前進も後退もできなくなってしまったのだ。自らの失態に気がついたリッカーが、狼狽した鳴き声をあげる。静寂が下りた。「……………………ぷっ……あーっはっはっは!」ネイオが最初に吹き出した。続けて全員が笑い出す。ドア枠に体が挟まれ、にっちもさっちもいかないリッカーは、あまりに滑稽だった。リッカーは必死に爪を繰り出したが、もちろん届かない。スコットが携帯電話を取り出し、パシャパシャと写真を取った。「めちゃくちゃおもしれえ!」「全くおもしろくない状況だな!」グレイは走りながらつぶやいた。背後から工場の崩壊する轟音が聞こえてくる。グレイは長距離通信機を起動すると、<SAS>の緊急通信に繋いだ。「おっ!繋がった!<SAS>か!?」『こちら<SAS>。名前とIDを』「ああめんどくせえ!グレイズドノット!IDはダース・モールのツノとアクバーのひげ!」『………照合しました。用件を』「俺は今、南アメリカのリオデジャネイロにいる!新生物の開発した正体不明の兵器に追いかけられてる状態だ!早く救出にきてくれ!」『……………イタズラですか?それなら―――』「バカオペレーター!マニュアル見ろ!緊急通信には文句なく従え!」次の瞬間、グレイの走っていた工場にヴェノムが突入してきた。グレイは悲鳴をあげて転がった。長距離通信機が彼の手を離れ、床を滑っていく。ヴェノムがガトリングやミサイルをめったうちし、次々に瓦礫が崩れ落ちてきた。爆発音がこだまし、柱や機具が吹き飛ぶ。グレイは必死に這いつくばり、難を逃れた。ヴェノムが爆発と破壊を撒き散らしながら工場をのし歩く。工場が崩壊を開始した。「まずいまずいまずいまずいまずい………」グレイは呪文のようにつぶやきながらほふく前進を開始した。瓦礫が雨のように降り注ぐ。彼は長距離通信機を血眼で探した。あった。落ちてきた瓦礫と瓦礫の隙間にある。グレイは手をのばして通信機を取ると、急いで走り出した。ヴェノムがグレイの姿を捉え、追撃を開始した。グレイの背後の機具がガトリングやミサイルを浴びて砕け散る。出口まであと少し―――グレイの肌をレーザーがかすめた。爆音がグレイの耳を隴し、熱がグレイの肌を焼く。だが、グレイは出口にたどり着いた。しかし次の瞬間、グレイとヴェノムの上に工場が崩落した。「キツいな………」肩幅の大きいアレックスが、本気で辛そうにつぶやいた。「大丈夫ですか?」ローグが訊く。「大丈夫じゃない」アレックスの疲れきった声が答えた。一行はリッカーに封鎖された部屋から、換気口を通って脱出していた。狭い換気通路は、体格のいいアレックスにはあまりに狭すぎる。「我慢しろって。あと少しだ」先頭のネイオが言った。「ほら、見えたぞ」ネイオは換気通路の突き当たりの格子を見て言った。格子からは明かりが見える。恐らく、どこかの通路だろう。(おっと)格子に近づいたネイオは、思わず後ずさった。後ろのスコットの顔にネイオのブーツがめり込む。格子の向こうの通路では、フィア達が不気味な唸り声のような言語で会話していた。ネイオはブーツの事で文句を言うスコットに蹴りを食らわせて黙らせると、フィア達が去るのを待って格子を外し、通路へ出た。「さてと………。どうする?」グリッグの問いに、クロウが肩をすくめた。「もちろん最下層の最高機密部屋へ行くのさ」クロウ以外の全員がため息をついた。誰かが反論する。「どっちにしろ、下へ行く階段が無い事には……」「エレベーターがあるぞ、目の前に」「……地図は!?」「さっきの図面をプリントアウトしてある」「………敵がたくさんいるぞ!?」「だから最高機密なんだろう?」クロウ以外の全員が、再びため息をついた。爆風が再び場を貫いた。ヴェノムは工場を次々に破壊して、人間達を捜していた。「グレイ達は大丈夫かな………」ドイルは瓦礫の陰に身を隠しながらつぶやいた。彼の前方で、ヴェノムが再び別の工場に突っ込み、レーザーを撒き散らしている。しばらくした後、工場が崩落した。ヴェノムも一緒だ。瓦礫の山が残り、静かになった。しかし、すぐにがらがらと瓦礫を押し退け、ヴェノムが地上に現れた。光沢のある装甲には、ほとんど損傷が無い。ヴェノムはすぐに次の工場に突っ込んでいった。「おい、カトリーナ、行くぞ」ドイルは隣のカトリーナに囁いた。カトリーナが疲れきった様子で頷く。ドイルとカトリーナはそろそろと移動を開始した。ヴェノムが工場を破壊しているのが見える。ここら一帯を完全に破壊するつもりなのだろう。ドイルはゆっくりと瓦礫の山を移動した。カトリーナが震えながら続く。ヴェノムの攻撃を受けていた工場が崩落した。その時、ドイルは瓦礫の山の中で倒れている人影を見つけた。「グレイ!」ドイルは息をのみ、駆け寄った。グレイが生気の失せた目でドイルを見た。「ドイ……ル…?」「グレイ!しっかり!」ドイルは叫びながら必死になってグレイの体を覆っている瓦礫を取り除き始めた。「やめろ……ドイル……。俺はもうダメだ……」「自分で死亡フラグを立てるな!」ドイルは半狂乱になって意味不明な事を叫びながら、瓦礫の撤去作業を続けた。グレイは微笑むと、手にした通信機を涙目のカトリーナに渡した。「長距離通信機だ。これで味方を呼ぶんだ。早く逃げろ」「グレイ!何言ってるんだ!?」ドイルがグレイの顔を覗き込んで叫んだ。「一緒にイギリスへ帰るんだ!そうだろ!?」グレイは寂しげに笑うと、首を横に振った。「グレイ!」ドイルが悲痛な声をあげる。「………あの世で待ってるぜ」グレイはドイルとカトリーナにウインクすると、目を閉じた。ガシャンと音をたて、エレベーターが止まった。エレベーターの扉が静かに開く。先には、真っ暗な通路が続いていた。黒い闇が際限なく続いている。「………お前、先行け」グリッグがクロウをこづいた。クロウがしかたなく銃口のライトを点け、足を踏み出す。クロウは足に闇が絡みつく錯覚を覚えた。「大丈夫か?」「さあな」クロウはアレックスの問いに答え、ライトをあちこちに向けた。いたって普通の通路のようだ。「大丈夫、たぶん」「絶対だとありがたいんだが」「無理ww」「をい」なんだかんだ言って、アレックスもエレベーターから出てきた。他の者達も続く。「嫌な予感しかしないんだけど」ネイオがため息をつきながら言った。闇は彼らを呑み尽くすかのように迫っている。「よし、行くぞ」クロウがそう言って歩き出した。アレックス、グリッグ、シュナイダー、ローグ、ネイオの順に続く。スコットは最後尾だった。先頭から襲われたなら、最も安全な位置だ。しかし、モンスター映画では最後尾の者が誰にも気づかれずに死ぬ事がある。寂しい運命だ。「そう、こーやって振り向くとモンスターが」スコットが独り言を言いながら振り向くと、そこには―――何もいなかった。「ま、そんなもんだ」「なにぶつくさ言ってんだ?スコット」「なんでもない」「しっ!静かに!」クロウが一行を制した。「扉だ」通路の先には扉があった。扉にはフィアの言語でなにか書かれている。「よし、開けよう」「待て」アレックスが進み出たが、シュナイダーが制した。「セキュリティが甘過ぎないか?」「そうだな。おれもそう考えていた」クロウが頷いた。「いくらなんでも、簡単過ぎる」「あーもう、ごちゃごちゃ行ってないでさっさといこうぜえ~?」スコットがやれやれというように言いながら進み出た「セキュリティが甘いだのなんだの―――」次の瞬間、スコットはつまずき、派手に転んだ。ベチッ!という音と共に床に倒れ込んだスコットの腰のホルスターからハンドガンが飛び出した。ハンドガンがそのまま金属製の床の上を滑っていく。そしてハンドガンが扉の前に来た瞬間、ハンドガンは扉の周りに張り巡らされた銃口から吐き出されたレーザーに一瞬で焼き尽くされた。「…………一命をとりとめたな」クロウが呆然とするスコットに言った。
2008.08.17
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「どうすんだ?この扉……」グリッグが腕組みしていった。「とーれねーぞ」「まあ、そうだな」ネイオは扉を眺めた。頑丈そうな金属製で(なんの金属かはわからなかった。フィアの独自の物だろう)、先程のレーザー罠以外にもなにかあるかもしれない。しかも、後ろから敵がくれば、間違いなく全滅する。「どうしようも無いんじゃないか?」ネイオはさじを投げた。こんなの、通れっこない。突然、シュナイダーがパチンと指を鳴らした。「手榴弾で吹き飛ばそう!」「無理じゃないか?こんな頑丈そうな扉……」アレックスが言う。「試してみるのみ、だ。みんな、下がれ」シュナイダーは一行を下がらせると、手榴弾を取り、投げた。爆発。サイレンが鳴り出した。「あーあ」ローグがため息をついた。「まずいですね」ドイルとカトリーナは、やっとの事でジープのところまで戻ってきた。そこには、既にレイがいた。「………パウロは?」ドイルは疲れきって聞いた。レイが静かに首を横に振る。「………そうか」ドイルはそう言うと<ホームズ>の運転席に崩れ込んだ。そういえば、南アメリカに来てから一回も寝ていない。レイ達はもっとだろう。恐らく、3日は寝ていないのではないのだろうか。もう体力も限界のはずだ。ドイルはカトリーナが補助席に座るのをなんとなく感じながら、眠りについた。完全武装したフィアが数体、最下層の通路に駆け込んだ。素早く手にした銃をあらゆる方向に向ける。自然に灯りがついた。『セキュリティシステムが侵入者を感知した』フィアの隊長が気味の悪い言語で言った。部下達が頷く。『旧人間区の連中は陽動だ。敵はこの中枢部を狙っていたに違いない。侵入者を見つけ出し、抹殺せよ』隊長はそう言うと、ひたひたと歩き出した。そして、突き当たりの扉についた。誰もいない。『おかしいな』隊長は首を捻った。サイレンが鳴ってすぐに来たから、連中にここから逃げる暇はない。第一、逃げ道のエレベーターは自分達が使った。『た、隊長!もしかしたら』部下の1人が悲鳴のように叫んだ。『連中は既に部屋の中に!』『バカな!』隊長は叫んだが、嫌な予感が背中を駆け抜けた。もし人間が部屋の中にいるなら、全てのUウイルス生物の危機だ。隊長は何もない壁を素早く何回かタッチした。すると、電卓のような機械が出てきた。隊長は何重ものロックを素早く解除した。扉がゆっくりと開いていく。隊長はその様子をじっくりと眺めた。ガシャンと音をたて、扉が完全に開いた。その時、隊長の目の前に何かが落ち、カシャンと音をたてた。『ん?』隊長は床に落ちた物体を見つめた。それは、換気口を塞ぐ格子だった。隊長は不審に思って上を見上げた。次の瞬間、隊長の視界には靴底しか見えなかった。クロウは換気口の下にいたフィアの顔を思い切り蹴飛ばすと、素早く床に着地した。顔を踏みにじられたフィアが悲鳴をあげ、よろよろと後退する。クロウは腰から2つのハンドガンを抜くと、射撃した。2つの弾丸が正確な軌道をたどり、それぞれがフィアの脊髄を貫いた。グリッグが続いて換気口から飛び降り、サブマシンガンを目の前のフィアに向けて撃ちまくった。フィアがレーザー・ガンを構える間もなく何発もの銃弾に貫かれ、倒れる。シュナイダー、ローグと続き、フィアがさらに倒れた。アレックスが飛び降り、手にしたサブマシンガンで戦闘に参加する。ネイオとスコットが飛び降りる頃には、戦闘は終わっていた。「なーんだ、つまんねえの」スコットが口を尖らせた。「俺の勇姿を見せれたのによー」「黙れ、スコット」クロウはそう言うと2つのハンドガンをホルスターに収め、倒れたフィアに唾を吐いた。「トカゲもどきめ」グリッグが倒れたフィアの手からレーザー・ガンを奪いとった。「HEY!見ろよ、こいつあいい!」「気をつけてくださいね」ローグが心配そうに言った。「どんな武器かわかりませんし」「心配すんなって」グリッグが銃の調子を確かめながら言う。「なかなかいいぜ、これ」「おい、入るぞ」クロウがライフルを構え、扉の脇に立ちながら言った。「誰が先に行く?」『もちろん言い出しっぺ』皆、一斉にクロウを指さした。クロウはため息をつくと、周りを確認し、中に入った。途端に、彼は絶句した。「おい、クロウ、どうだ?」後ろからシュナイダーが訊いた。クロウは返事ができなかった。「クロウ?」アレックスが部屋に入ってきた。「いったいどうし―――」アレックスも目を見張った。「クロウ?アレックス?」ネイオが訊き、入ってきた。仲間がぞろぞろと続く。そして、皆、一様に目を疑った。部屋は巨大なドームだった。扉の先はちょっとしたバルコニーになっており、ドームの少し高い位置にあって、ドーム全体を見渡せるようになっていた。ドームは淡く優しい白光に満たされている。ローグはドームの中心に浮かぶ物体を見て喘いだ。「ドラゴン!」部屋の中心には巨大なドラゴンがいた。大きさは太古のティラノサウルスを少し大きくしたぐらい。鱗ではなく、フィア達と同じ灰色のゴム状皮膚で身体を覆い、強力な翼はたたまれている。ドラゴンは巨大な発光体をかき抱くようにして、中空に浮かんでいた。まぶたは閉じられている。恐らく寝ているのだろう。発光体はドームを満たす柔らかな白光を脈打つように放っている。光が強すぎて中心は見えなかったが、どうやら球体のようだ。ドラゴンがその巨大な発光体を抱きしめるように寝ているのを見ると、そうとう大事な物なのだろう。しかも、ドラゴンは翼をたたんでいるのに球形のドームの中心に浮かんでいる。つまり、発光体が浮かんでいるのだ。クロウ達は長らく発光体を見つめていた。しばらくすると、誰かが携帯電話で写真を取り始めた。「なんなんだよ………これ」「ふわあ………」リアナは大あくびをかますと、自らの粗末なふとんに寝転がった。パソコンのディスプレイの光を長らく見つめていたせいで目の前がちらつく。ノートパソコンのバッテリーをたくさん持ってきて良かった。リアナはぼんやりとそう思った。バッテリー1個ではとてもたりそうにない。リアナは目を閉じ、眠りにつこうとした。その時、テントの外から彼女に声をかける者がいた。「リアナ、いるかい?」ジェイクだ。リアナは慌てて起き上がると、テントの入り口の布を開けた。そこには、ジェイクと女性、そして9才くらいの男の子がいた。「やあ、リアナ。この子は僕とティアの息子のリチャードだ。リードって呼んであげてくれ」左腕の無い女性はティアと言うらしい。リアナは微笑み、目を大きく開いてるリチャードの顔を覗き込んだ。「はじめまして、リード。わたしはリアナ・ブルックベル。よろしくね」リアナは右手をさしだした。しかし、リードはなにもしようとしない。リアナは苦笑すると、右手を引っ込めた。「一部の人にしか心を開かないんだ、リードは」ジェイクはため息をつくと、そう言った。「この子が君の探していたサンプルさ」リアナは驚いてジェイクを見た。「サンプル?この子が?わたしが探していたのはUウイルスの―――」ジェイクはリアナを手で制した。「わかってる。この子はUウイルスに関する貴重な資料だ」リアナは半信半疑でリードの顔を覗き見た。リードが見返す。幼い眼に、賢そうな光が見えた。「…………わかりました」リアナは頷くと、3人をテントの中に招いた。ドイルは爆音で目を覚ました。「な、なんだ!?」彼は慌てて起き上がると叫んだ。「見てください!」カトリーナがリオデジャネイロを指さした。ドイルは息をのんだ。大量のフィアが雄叫びをあげて走っている。その先には数人の人影があった。「あいつら!」ドイルは喘いだ。クロウ達がフィアから必死に逃げている。ドイルは急いで<ホームズ>のエンジンをかけた。カトリーナが補助席で銃を握り、レイが後部銃座に飛び乗った。「おい、クロウ!なんてもの連れてくるんだ!」ドイルは<ワトソン>の運転席に飛び乗ったクロウに怒鳴った。クロウが無言でエンジンをかける。<ワトソン>の補助席にローグが飛び込み、シュナイダーが銃座についた。<ワトソン>が泥を撒き散らしながら動き始める。ネイオがブラジルの戦闘ジープの運転席に乗り、グリッグがその銃座に飛び乗った。スコットがブラジルの戦闘ジープの補助席に体を押し込む。しかし、アレックスの姿は無かった。殺られたのか。ドイルは心の中でため息をついた。「よし、逃げるぞ!」彼は叫ぶとアクセルを踏み込み、悪路を走り出した。ジープは森に隠してあったから、自然と森を疾走する形になる。ドイルは木にぶつからないように極力注意しながら<ホームズ>を運転した。時々、仲間の車が木々の間にちらりと見える。と、その時、背後で轟音がした。振り返ると、木々が凄まじい力で薙ぎ倒されていた。ヴェノムだ。3機はいる。「くそっ!」ドイルはさらにアクセルを踏み込んだ。<ホームズ>が悪路で跳ねる。「どうするんですか!?」カトリーナが悲鳴に近い声で叫ぶ。「わからない!」ドイルが答えた瞬間、前方から木々を薙ぎ倒して別のヴェノムが現れた。「うわわわわわわわわわっ!?」ドイルは慌ててハンドルを右にきった。<ホームズ>が物凄い急カーブをかました。誰も投げ出されなかったのが奇跡と言えるだろう。<ホームズ>の後ろから、ヴェノム達が凄まじい轟音と共に迫ってくる。「ちくしょう!4体のヴェノムなんて相手にできるかよ!」「ドイルさん、左!」カトリーナが叫んだ。次の瞬間、ヴェノムが<ホームズ>の左から飛び出した。木々が粉砕され、飛び散る。「わああああああっ!」ドイルはめちゃくちゃにハンドルをきった。<ホームズ>がギュルギュルと回転しながら地面を滑る。そして、木に横腹をぶつけてようやく止まった。ドイルは自分達を見下ろすヴェノムを見上げた。恐怖で体が痺れる。ヴェノムががしゃりと機体を揺らす。ドイルは目を閉じた。しばらくの静寂。次の瞬間、ミサイルとレーザーの発射音が轟いた。…………火炎の洗礼は無かった。ドイルはゆっくりと目を開いた。驚くべき光景がそこにあった。自分達を追い詰めたヴェノムが別のヴェノムに向き直り、レーザー・ガトリングやミサイルをめったうちにしたのだ。次々にレーザーやミサイルがヴェノムの青い光沢のある装甲に炸裂する。あまりの事に、ヴェノム達は混乱した。なにもできない内に1体が爆発し、残骸が地面に落ちた。別の1体が急いで体勢を立て直し、反撃しようとした。しかし、次の瞬間、そのヴェノムはミサイルの直撃を受けて大破した。残る2体が分が悪いと見て逃げていく。ドイルとカトリーナ、そしてレイは、信じられない思いで自分達を守ったヴェノムを見上げた。ヴェノムのコクピットが開いた。そこからひょこりと顔を出したのは、アレックスだった。「アレックスさん!」カトリーナが嬉しそうに叫んだ。「生きてたんですね!」「ああ。クロウ達が敵を引き付けている間にこいつを奪ったんだ」アレックスが笑いながら言った。「それより、早く森から脱出しよう。<ホームズ>はまだ動くか?」「よーし、任務達成」スコットが満足そうに言った。「長距離通信機も手に入った事だし、後はアジトでぬくぬくとアメリカ軍を待つだけだな」「そうだな」ネイオも満足そうに言った。ようやくアメリカに帰れる。「長かったな……。南アメリカでの戦いは……」ネイオは道路の先の街、クリティロを眺めて言った。アジトはすぐ近くだ。しかし、彼らは自分達を遠くから見つめる白く瞳の無い濁眼があることに気がつかなかった………
2008.08.17
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新レゴを作成しました。フリーページに載せました。だいぶ上のレゴの欄です。ほんとはコンテストに出す予定だったんですが・・・・・・じゃ、僕はこれから宿題大戦に出兵しなけりゃならないんで。
2008.08.16
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帰ってきて早々日本の夏を体験しました。さて、現在僕は宿題との激戦を繰り広げております。ああ・・・・・9月1日からテストだけど、その前にクローンウォーズを見ようか見まいか・・・・・・・・・・・・・・・見るかな、テスト前に。どうせ実力テストなんだから、実力で受ければいいや(それは違う
2008.08.15
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はい。帰還しました。時差ぼけで死にそうです。じゃ。
2008.08.14
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ただいまより帰ります!さらばボストン!さて宿題どうしよう…………………
2008.08.13
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なにをって?聞きたいか?聞きたいだろう!(そろそろウザい)レゴのガンシップとAT‐TEだ!関税かからんから日本より少し安いんだ。だけどもだっけっど♪(古三万近くの出費はきつかった………でも、なかなかいいでき。現在レゴストーリーを構築中っす。僕はレントさんやジェネラル・フェットと違って作るの遅いから、だいぶ遅くなりますけど。そうだ!ジェネラル!一緒にクローンウォーズ見るって約束したじゃないかあ!なに前売り買ってんだよおおおお!ところでこっちでFALLの第三章を書き上げてる俺は何者ww
2008.08.12
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えー、昨日はですね、ビーチへ行きました。終わり。………というわけにはいきませんね。あ、こっちでポケモンの劇場版、結晶塔の帝王を見ました。あー、小5か6の時に離れたけど、ポケモンはいいなあ。見てたらなんか昔が蘇った。こっちでもポケモンはかなり人気です。さすが世界3位のキャラクター。ま、1位は当然ネズミ野郎とゆかいな仲間たちなわけで……。ところで、ポケモン、そろそろキャラが飽和状態になってきたけどどうするんだろう?最終回が近いのか?いやいや、だけどあれほどのシェアを捨てるのはもったいない。けど、たぶんこれ以上いくのはキツいだろな。とりあえず、僕が死ぬまでに最終回を。あと、コナンとドラえもんの最終回みたいなあ。そこらへんどうなんだろ。やっぱりあいつらは永久のアニメかな。
2008.08.11
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昨日はパソコンかりて、皆さんのブログ見てました。嗚呼、コメントしたい………あと、鉄人も。そしたら、しばらく見ない内にすげー情報がべらぼうに。フォースアンリーシュドの日本発売が決まったのも嬉しいし、バトフロ3も。ていうか(やっぱり)、アプレンティスはヴェイダーと戦うんですね。ま、死ぬんだろうけど。それに、レントさんのブログで公開されてたクローンウォーズの映像。少々軍事好きな僕視点から見ても、なかなか戦闘シーンは良かった。映画の白兵戦はひどいもんですから。ただ、突撃はどうかと。ま、ジェダイいるから突撃してもいいか。アメリカでは頻繁にスターウォーズのCM見ますよ。 そのたびに悶えてます。あと、これ書いてる時にレゴガンシップの映像見た。やべーっ!まじ欲しい!んじゃ!
2008.08.09
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昨日はボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイパークへ行きました。グリーンモンスターは高かったっすね。高さ15メートル、横75メートルなんだとか。あと、レッドソックスグッズを買って(クソ高い。ぼったくりや)、フェンウェイパークのいろんな所を見学して……。レッドソックスはヤンキースをクソ嫌ってますね。ほんっとに。めちゃくちゃ敵対してます。フェンウェイパークの席はヤンキースとの試合だと値段がさらにあがるんだとか。他にも、昔の良選手、テッド・ウィリアムスの飛ばした最長ホームランを取った人の席とか。緑一色の中に、1つだけ赤く塗られた席。緑に飲み込まれてとても見つけにくかった。テッド・ウィリアムスの最長ホームランを取ったのはヤンキースファンなんだそうな。そして彼はレッドソックスファンに鞍替えしたそうな……ま、無理もないかも。ただ、残念なのはレッドソックスの試合が見れなかった事。例年の海外研修組は必ず見てるのですが………。旅行社を誇大広告で訴訟すべかww岡島や松坂見たかったのにな……じゃね
2008.08.08
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昨日はボストンのボーリングに行きまして。アメリカのボーリングは日本と違って球が小さくてものすごく軽いんですよ。で、破壊力が小さいから真ん中に投げ込んでもストライクがとれない難しさという…………ま、結果はひどいもんでしたよ。夜はどっかの家にディナーに。そこの家にチューバッカ(………)というパグがいたんですが、なんか威嚇され、追いかけられ………。なんか臭いでもついていたのだろうか………。あんなふうに犬に拒否られた事のない僕は見事にヘこんだぜ。で、夜はホームステイ先の飼い犬のメニーが僕の部屋に糞を落とし、見事にそれを僕が踏んだという………トホホ
2008.08.07
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昨日はあのボストン美術館へ行きました。なんだかんだで素晴らしい作品の数々が……作品にセンサーまでついてましたしね。さすがボストン美術館。以上。
2008.08.06
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えー、昨日はですね、ビーチへ行きましてですね、蟹をとりましてですね、スティーブンの弟のシェーンが魚を釣り上げましてですね、その後誰かの家でパーティーをしましてですね、たくさんの人がいましてね、チキンやフライドポテトを食いましてですね、子供達と仲良くなりました。アメリカの初対面に必ずハイ、と言いながら笑顔で握手する習慣はいいですね。日本みたいにお互いに見て見ぬふりみたいにならない。そこらへんはかなり住みやすい慣習なんですが、風呂になかなか入らない習慣はどうにかならないものか。子供達が臭くてたまらないよ。はぁ……
2008.08.04
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何をかって?聞きたいか?聞きたいだろう?スターウォーズレネゲイドスコードロンだ!操作性に少し難があるけど、おもしろい!キャンペーンが特に。ま、いろいろ問題もありますが、やはりスターウォーズはいいですな。アクバー提督やチューバッカを護衛したり、ボズ・ピティからの撤退戦はすごかった!詳細は後日報告します。
2008.08.03
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