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渡辺喜美「みんなの党」の消滅、橋本徹「維新の会」からの石原慎太郎の分離・引退を背景に空前の棄権が出た。民主が自民批判の受け皿としての地位を独占できず、二大政党以外の競合がこれからの方向を示唆している。東京都内の区市町村では、【民主】が第2党の地位を守れなかった所が多々ある。【維新】が第2党となった所は、中央、台東、墨田および江東、ならびに世田谷のうち5区の部分である。【公明】が第2党は足立12区部分、江戸川、葛飾、福生、郡部の瑞穂、檜原、奥多摩、島部の神津、八丈。【共産】は大田4区部分、練馬、板橋、北、足立13区部分、荒川、東村山、清瀬、東久留米、島部の大島、小笠原。【公明】が共産を上回ったのは、上記9ヵ所に東大和、武蔵村山、昭島、八王子などを加えて、計17ヵ所。【維新】が公明・共産を上回ったのは計13ヵ所。【共産】が公明を上回ったのは計48ヵ所。いつの間にか連立与党・公明の影が薄くなっている点が要注意かと思われる
2014/12/21
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自民党が議席の多数を占めたのは、いつものことだから、ニュースでも何でもない。ところが全国各ブロックの比例代表の得票数を見ると、顕著な変化を読みとれる。自民は得票数を6%増したが、対する野党・民主も2%と小幅ながら増している。民主から分かれた小沢一郎「生活の党」も登場したので、この2党の合計で前回と比較すると、実は12%の増加なのである。一方、対外強硬路線を掲げて安倍政権に挑戦してきた維新の会はどうだろう。橋本市長と石原元都知事との離別とともに2党になったが、新顔の「次世代の党」を合わせた得票でも、20%の減少となった。 どうやら、米国を中心とする連合国側の報道機関には安堵の色が窺える。「がんばれ日本」、と勇ましく呼号しながら登場した「次世代の党」の得票数は1,414千票となり、先細りを続ける社民党の1,314千票に並ぶ。 維新+次世代の得票数の減少は 2,466千票 に対して、自民の増加は1,034千票となった。民主+生活の増加は 1,175千票、そして共産の増加は 2,373千票 と、これら穏健野党3党の増加が大きく上回る。公明の得票数は 7,314千票 に対して、共産の得票数は 6,062千票 と、その差は2割を切る。地力では互角の両党が日本の政治の基盤に根付いていることが改めて確認できるが、将来の展望を考えた場合には、既にカリスマ的指導者の交代を経験している共産と、未経験の宗教団体を支持基盤とする公明では自ずと差がある。株価は上昇させることができるが、庶民と地方には行き渡らないという構造の中で、増税の痛みだけは避けられない、そんな苦境にある。誰に増税してもらいたいか、それが問題だ。たかが団扇、されど団扇である。
2014/12/19
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