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仕事をしていると、「あの人のようになりたい」と思える先輩や上司に出会うことがあります。
一方で、「最近の若い人は……」と、つい自分たちの常識を基準にしてしまうこともあるでしょう。
しかし、年齢を重ねるほど大切にしたいのは、年齢そのものではなく、 人から何を学ぶかという姿勢なのではないでしょうか。
私は、年上の人からは「生き様」を学び、年下の人からは「時代」を学ぶことが大切だと考えています。
年上の人から学べるのは、知識や経験だけではありません。
どんな困難を乗り越えてきたのか。
何を大切にして仕事を続けてきたのか。失敗したとき、どう立て直したのか。
人との信頼を、どのように築いてきたのか。
そこには、教科書には書かれていない「生き様」があります。
成功した結果だけを見るのではなく、その人が歩いてきた道のりを見る。
そこから、自分がこれから進む道のヒントを得ることができます。
一方、年下の人からは「時代」を学ぶことができます。
仕事に対する価値観、コミュニケーションの取り方、情報収集の方法、テクノロジーとの付き合い方。
自分たちが当たり前だと思っていたことが、実は「過去の当たり前」になっていることも少なくありません。
特に変化の速い今の時代、年齢を重ねるほど「自分の経験」に自信を持つ一方で、「自分の常識」に縛られないことが重要です。
年下だから知らないのではない。
自分とは違う時代を生きているからこそ、知っていることがある。
そう考えるだけで、人との向き合い方は大きく変わります。
大切なのは、年齢によって「教える側」と「教えられる側」を決めないこと。
経験が豊富な人からは、人生と仕事の本質を学ぶ。若い人からは、新しい価値観と変化の兆しを学ぶ。
そして、学んだことを自分の仕事に取り入れていく。
これが、長く成長し続ける人の共通点なのかもしれません。
「自分はもう十分経験している」と思った瞬間に、成長は止まります。
逆に、「まだまだ知らないことがある」と思える人は、何歳になっても成長できます。
年上の人の背中を見て、自分の生き方を考える。
年下の人の感覚に触れて、時代の変化を知る。
人は、誰からでも学ぶことができます。
だからこそ、年齢ではなく、 その人から何を学べるのかという視点を持ちたい。
「年上からは生き様を。年下からは時代を。」
この言葉を、これからの人との出会いを成長につなげるための、自分自身への戒めにしていきたいと思います。
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