ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2005年01月06日
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しかし、大晦日も正月三箇日も関係なく人や車は動いているんだな。


小さい頃、正月の風情というものがあった。
大晦日はしんしんと更け、遠くで響く除夜の鐘に人々はうごめきだし初詣に出かけてゆく。
「おめでとうございます!」
「いやどうも、どうも、おめでとうございます!」
ほの暗い街灯の下であいさつを交わしてゆく人々。
みな防寒着に背をまるめ足早に通り過ぎてゆくので、あいさつした人が誰か判らなかったりする。
はて?誰かな?通り過ぎて暗闇の中に消えてゆくその後姿に、なあんだ!うちのジイサンじゃないの…ってこともある。


ひじょうに暗かった。そして寒かった。
近くの神社では夜通し木々を焚いていて、かならず誰か同級生が火に当たっていた。
すると必ず何処からか、飲んだくれのオヤジがやってきて、そんなボクらをやたら説教をした。
「このオヤジどこのオヤジだよ?」
しずしずと顔を眺めると、なあんだ!○○くんのお父さんじゃねえか…ということもあった。

そして三箇日はとにかく静かだった。
ピイヒャラ、ピイヒャラ、何処からか「神楽」の一座がやってきて家の中まで入ってきて、酒を飲んでは寸志を貰っては帰っていった。
はて?今にして思えばどういう類の人々だったのだろうか。

別にそれらが正月の風情として懐かしんでいる訳ではないが、あくせく動き回らなくても静かに佇む正月があってもいいような気がする。
一日ぐらい、すべての人は休みにしよう。
一日ぐらい、「おひとりさま」の時間にしよう。


行きつけの大好きなオバチャンの食堂に昼食をたべに行った。
「サワラの焼き魚定食」を注文して新聞を読んでいたら、オバチャンがそっと側にやってきた。
「これ…今年もヨロシクない…」と言って御年始のタオルを差し出した。
そして、オバチャンが小さな声で言った。
「早く、しまって…あんまりないから皆なにあげられないから」


何となく、「おひとりさま」の正月的感覚をちょっとだけ味わった…。

今日から完全に日常モードになった。
しかし、例の沖縄離島旅行の話、ちょっとまだ計画不足だな…。
年の暮れに話が出て、今月の末ではチト早すぎる。
誘ってくれた仲間の話も調子良すぎるし、少し「おひとりさま」の時間を作って再検討しようと思う。
やっぱり「ゆとり」がないとねえ。
でも、このページで今年の目標を立てたのだから絶対に行きたいのだ。
最南端なのだ。
最西端なのだ。
そして、南十字星なのだ…。





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最終更新日  2005年01月07日 00時53分29秒


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