ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2005年11月11日
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テーマ: 癒しの風景(25)
カテゴリ: 癒しの風景
昼は最近ずっとカップメン作戦だべ。

やっぱりカップメンは体に良くないのである。
だから当分カップメンは食えそうに無い…。

福島県にまたがる尾瀬がラムサール条約に基づく「国際的な重要湿地」に登録された。
そして今回新たにラムサール条約湿地に国内湿地が20箇所正式に登録された。
これで日本の条約湿地は計33箇所になる。
貴重な自然が残され保護されてゆくのは素晴らしい事だが、ちょっと多すぎて管理が散漫になりはしないかと不安な思いがする。

地元新聞に小さくこんな記事も載っていた。

本当にこれは事実で県内の郡山市や会津若松市では頻繁に国内外のアーティストのコンサートが開催されるけれど、いつだってその他は福島市を通り越して仙台に集中してしまうのだ。
客の入りが悪く、そして客の反応も非常に悪いというのが定説になりつつある。
しかし、そんな(のほほん)状況の福島でも何人かのアーティストに特別に愛されていたりする。
その一人が長谷川きよしさんだ。
毎年のように来福し素晴らしいコンサートをしてくれている。
どうやら福島の人々は積極的に集中的に音楽を聴いてくれるらしい。
会場はほとんど大きなホールやライヴハウスの空間ではなく、普段着感覚の何気ないカフェやショット・バーのような空間が多い。
観客との親密な関係が得られ、心地よさを感じるのかも知れない。

最近、見過ごした映画をレンタルしている。
60年代の京都を舞台にした井筒監督の「パッチギ!」を観た。
ボクは在日問題や朝鮮高校の実状はよく分からないけれどあの名曲「イムジン河」を軸に展開してゆく淡い恋物語を予想以上に楽しめた。

やっぱり、キョンジャ役の沢尻エリカが抜群に良いのである。
主人公・松山がフォークギターを弾きながら歌う「イムジン河」に合わせキョンジャがフルートを吹くあたりは忘れがたいシーンになった。
ボクはそこに音楽に向かう純粋なる動機を垣間見る。
「音楽がめざすものは音楽ではない」早川義夫が言った言葉を思い出す。

だからある意味、傑作邦画「スィング・ガールズ」の娘たちのビックバンドも音楽を越えた(何か)なのだ。


ラジオから優しい歌声が流れてきた。
「ル・クプル」の藤田恵美さんのソロ・プロジェクトによる歌だった。
ボクはどちらかというと、ずうっと高音でガンガン歌いきるような歌手は好みではない。
だから藤田さんみたいな声や歌い方が大好きだ。

とにかく、あの「ひだまりの詩」にはひたすら泣けた…。
公称180万枚、ミリオンセールスを記録したらしい。

その後の藤田恵美さんはル・クプルの活動と同時にソロ活動を開始。
ファーストアルバム「camomile」は香港・台湾でゴールドディスクに、シンガポールではプラチナディスクに輝く。続く2ndアルバム「camomile blend」は様々なチャートで1位となり、去年10月にシンガポールで行った単独公演は大好評を博した。
今年になってプロデューサーで知られる森俊之、亀田誠治、佐橋佳幸の3人と作ったプロジェクトEmi with 森亀橋としてシングルをリリース。今月には待望の3rdアルバムを出る予定である。

ボクはまたCD棚の後ろの方からひとつかみ、ル・クプルの「Another Season」を掛けた。
しかしなんて優しい声なのだろう…。
ボクはいま、無性に「ひだまり」のような音楽が聴きたい。






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最終更新日  2005年11月12日 02時08分30秒
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