Der Nakajistil

Der Nakajistil

2005.07.23
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カテゴリ: 音楽紀行


このような時僕が必ず案内するのがブラウンシュヴァイク州立博物館である。ここの展示物は昔の楽器などもあって非常に興味深く、その上入場無料なのである。それゆえ僕はこの博物館の常連(?)になっていて、受付のおじさんは僕の顔を見ると、ああ、また来たかという苦笑を浮かべるのである。

この博物館はドイツの他の多くの博物館がそうであるようにフラッシュを焚かなければ写真撮影は自由である。それで毎回デジカメを持っていって撮影するのである。

ところが今まで何度挑戦してもピンボケになるものがあった。
それはクララ・シューマンが所有していた、グロトリアン(僕が現在所属している会社)製のグランドピアノである。3年前かろうじてピンボケをまぬがれた写真を本家サイトにアップしているが、これも暗くてはっきり見えない。博物館内は暗くて、デジカメはフラッシュなしに設定すると自動的にシャッタースピードを遅らせるのでどうしてもぶれやすい。

しかし今日はじめて明るくはっきりと写すことができた。それが上の写真である。
この楽器は1879年から彼女の死去までクララ・シューマンの所有となった。
1872年にクララはフランクフルトのリヒテンシュタインという楽器商をたずねた。リヒテンシュタインはクララにグロトリアンの楽器を一度弾いてみるよう勧めた。

しかしクララのピアノへの要求は厳しく、彼女自身がどんな楽器も自分を満足させることができないと悟っていた。それでクララはリヒテンシュタインの提案を断ったがリヒテンシュタインは折れなかったという。


「もはや私が弾くことのできるピアノはグロトリアンだけ・・・」

・・・このエピソードはこの展示の横の説明として書かれていたものである。当時、グロトリアンの楽器はクララ・シューマンに限らずドイツ・ロマン派の多くのピアニストに支持されていたのである。現在では大々的な宣伝も行われずドイツの他の伝統的メーカーと同じように地道に良い楽器を作ることに専念している。日常の仕事でその伝統が味わえるのは楽しいことである。

禁煙経過日数
8日 7時間 55分
吸ったタバコの本数
0本
吸わなかったタバコの本数
83本
浮いたタバコ代
16ユーロ
延びた寿命
6時間 55分





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Last updated  2005.07.23 07:23:23 コメント(2) | コメントを書く
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那須野@ Re:調律師と耳の良さ(08/26) 僕もヘッドフォンは大嫌いです しかしそ…
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