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2020.02.22
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【得点】
7分 Bメンデス(セレッソ大阪)

【警告】
なし 

【戦術】
セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップを基本に、サイドチェンジを交えながら両サイドのスペースを使ってから攻めていく。右サイドは右MF坂元が張り、FWのBメンデスが両サイドのスペースやハーフスペースを狙って基点を作る。
守備では、時に前線からのプレスをかけながら、4-4-2のブロックを作ってバイタルエリアを空けないコンパクトなディフェンス対応をする。
トリニータは、攻撃では、ボランチの小林がディフェンスラインに入って4バックにして、ボランチ長谷川と連携してビルドアップを行い、FW知念が裏のスペースやサイドに流れ、松本、香川の両WBが両サイドに張ってサイドの基点となり、サイドチェンジを多用しつつ、セレッソに両サイドのスペースを執拗に突く。4-1-2-3に近いシステムと3-2-2-3に近いシステムを併用。


【試合の流れ】
(前半)2分に、ボランチ長谷川の左CKにFW知念が中央で頭で合わせるが、バーを超えてしまい、続く3分には、セレッソDF瀬古にプレスをかけて知念がボールを奪取してそのままバイタルエリアをドリブルで駆け上がって左隅を狙ったシュートがセレッソGKキム・ジンヒョンをセーブされて、得点には至らず。
ピンチを凌いだセレッソは、立て続けに得た4本のCKから、すぐさまチャンスを確実にモノにする。
7分に、左MF清武からの左CKに、FWのBメンデスがニアに空いたスペースに走り込んで頭で合わせてゴール左隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。
続く13分には、左でBメンデスからパスを受けた清武がシュートを放つが、これはバーを超えてしまう。
セレッソがこのまま試合の流れが掴むと思いきや、トリニータは、ボランチ小林をディフェンスラインに入れて4バックにして、もう一人のボランチ長谷川と連携してビルドアップを図り、両サイドをワイドに開いた右WB松本と左WB香川を基点にして、長短のサイドチェンジを多用して、徐々に試合の流れをつかんでいく。
15分に、右サイドから松本のクロスに合わせた知念のヘディングシュートがバーを超えてしまい、また29分に、またもや右サイドを基点として松本からバイタルエリアでパスを受けた右シャドーの田中のシュートが惜しくも左隅に外れてしまう。
これに対し、セレッソはトリニータの4バックによる数的優位を利用したビルドアップにより両サイドを有効に使われてディフェンスラインが下げさせられる。
32分には、右サイドでボールを奪ったBメンデスがカウンターからドリブルで駆け上がってシュートを放つがゴール左隅に外してしまう。
その後もトリニータは試合を優位に進めて、42分に、バイタルエリアから田中がペナルティエリアにいた知念にパスを出し、知念のポストプレーによりパスを受けた田中がシュートを放つが、バーを超えてしまう。9本のCKを得たトリニータだったが、セレッソのディフェンスの前に得点できず、セレッソが1-0とリードして前半終了。


セレッソ、トリニータともシステム変更等なしで後半に臨むが、前半の流れに乗り、トリニータが両サイドを有効に使って試合を優位に進める。
47分に、右サイドを基点に、DF岩田からの右クロスに知念が頭で合わせたが、GKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまい、59分には、サイドチェンジからボールを受けた香川からのライナー性の左クロスに、右サイドから駆け上がった松本が頭で合わせるも、右ポストに嫌われてしまい、同点に追いつくことができず。
これに対し、セレッソは、63分にFW奧埜に代えて柿谷を投入し、柿谷反撃を開始し、右バイタルエリアから右SB松田のミドルシュートがトリニータGK高木に阻まれ、さらに続く64分には、右CKからのクロスにBメンデスが頭で合わせるも、GK高木の正面を突いてしまう。
トリニータも63分に2シャドーの町田から渡に、70分に田中から野村に代えて2シャドーを入れ替えて反撃を試みて、再度両サイドを有効に使って試合の流れをつかんでいく。
85分に、右サイドを基点に、岩田からの右クロスに中央にいた野村がフリーで頭で合わせるも、左隅に外してしまう。さらにトリニータは攻勢を強め、試合終了直前の93分に、バイタルエリアでボールを奪った知念がすぐさま放った左足のミドルシュートが左ポストを直撃して得点には至らず、セレッソが1-0となんとか逃げ切って勝利。


(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋
ボランチ デサバト、木本(85 ルーカス)
MF 坂元、清武(74分 豊川)
FW Bメンデス、奧埜(63分 柿谷)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

(大分トリニータ)(右から)
GK 高木
DF 岩田、鈴木、三竿
MF 松本、長谷川、小林、香川(86分 星)
2シャドー  田中(70分 野村)、町田(63分 渡)
1トップ  知念
(守備時は5-4-1を基本に、プレス時は時折5-3-2。攻撃は時に4-1-2-3)

【勝負の分かれ目】
セレッソが序盤に先制できたこと。4-4-2ブロックにより、バイタルエリアやハーフスペースを固めて、トリニータのクロスを弾き返し続けたこと。

【まとめ】
セレッソはトリニータの4バックで構成されるビルドアップにより数的優位を作られてしまい、また知念に裏(ヨニッチ)のスペースを狙われて終始リトリート対応せざるを得えず、両サイドのスペースをトリニータに有効に使われたが、バイタルエリアやハーフスペースに2シャドーを侵入させなかったことが勝因。
苦しい試合をモノにしたことがシーズン後半の展開につながる可能性あり。
トリニータは、小林をディフェンスラインに入れて4バックによるビルドバックが功を奏し、サイドチェンジを基点とした両サイドからのクロスにより、チャンスを多く作れたが、決定機を決められなかった。試合終了直前の知念のミドルシュートが左ポストに嫌われなければ。
ビルドアップからの中盤の構成力は昨シーズン同様、安定しており、今シーズンは如何にして決定機を多く作れるか?また先制できるか?ディフェンスを固められた時の攻めが課題。ハーフスペースをどのように有効に使っていくか?
戦術的にはトリニータが勝ったが、結果的にはセレッソが勝った試合。










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最終更新日  2020.02.22 18:40:06


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