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2022.03.02
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【戦術】
〈京都サンガ〉
攻撃では、ディフェンスラインとアンカー川崎とのビルドアップから、左右のスペースにおいて、右はMF金子、SB飯田、FW田中が、左はMF松田、SB荒木、FW山田がそれぞれ連携して攻撃の基点となって仕掛け、また時にFW豊川のポストプレーを機に、FWと押し上げたMFとSBがフォローしながら素早く攻めていく。
守備では、FW豊川、田中、山田の3トップがサガンの3CBにプレスをかけるとともに、後ろの中盤が連動してマンマーク気味に厳しいチェックに入ってボール奪取していく。リトリート時は4-1-4-1でのブロックを基調として、時にMF金子、松田がサガンCBのプレスに入る。
(相手CK時はマンツーマン主体)

〈サガン鳥栖〉
攻撃では、原田、田代、中野良の3CBと福井、藤田のボランチが連携してビルドアップしつつ、佐藤、相良の両WBが高いサイドを張ったうえ、時に2シャドー の中野嘉、石井、FW梶谷を含めた5人が5トップを形成して3-2-5のかたちでサンガ4バックに圧力をかけていき、梶谷のポストプレーと、2シャドー と両WBが左右サイドのスペースを活用しながら攻めていく。
守備では、プレス時は前線3人がサンガCBとアンカー川崎を監視しながらボランチと両WBが連携して行い、リトリート時は5-4-1のブロック対応していく。


【得点】
36分 山田(京都サンガ)
75分 豊川(京都サンガ)
86分 荒木(サガン鳥栖)

【退場】
なし

【警告】
なし

【試合の流れ】
(前半)
サンガは4-1-2-3システム、サガンは3-4-2-1システムにてこの試合に臨む。

これに対して、サガンもすぐさま8分に、ボランチ藤田の左FKに合わせたボレーシュートはサンガGK若原の好セーブに阻まれてしまう。
その後は、サンガが3トップがサガン3CBにプレスをかけてボール奪取する場面が多くなり、数的優位
利用して両サイドのスペースを基点として試合を優位に進めていく。
まず10分に、左MF松田の右FKに豊川がフォアで頭で折り返されたボールに山田が頭で合わせるも、サガンGK岡本にキャッチされてしまう。
次に、16分に、右中央でのカウンターから、右SB飯田を基点として、前方でスルーパスに反応した右FW山田が中に切れ込んで放った左足のシュートはGK岡本の正面を突いてしまう。

30分に、藤田の左CKにニアにてCB田代が頭で合わせるボールを中野嘉が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。
しかしながら、サガンは試合の流れを掴みきれず、プレスがかからず、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされ、サンガがボールを支配し、そして先制する。
36分に、中央エリアでのカウンターから、豊川からバイタルエリアにてパスを受けた山田が中に切れ込んで放った左足のシュートはサガンCB田代に当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれて、サンガが1-0と先制する。
先制後もサンガのペースに進み、サガンはFW梶谷にクサビのパスを出すも、サンガCBの厳しいチェックにより基点とすることができず、前半はサンガが1-0とリードして終了。

(後半)
両チームとも選手交代やシステムはない状態で後半開始。
後半の流れを掴んだのはサガンで、ビルドアップから、両WBが高く張り、梶谷、中野嘉、石井の前線が連動しつつ、両サイドやサンガのアンカー川崎の両脇のスペースを活用して反応を試みる。
50分に、藤田の左CKのこぼれ球を拾った藤田の左クロスに梶谷が頭で合わせるも、右ポストに弾かれてしまい、同点には至らず。
その後は、サガンがボール支配率を高めていき、ビルドアップから梶谷や中野嘉、石井への縦パスを多用するが、サンガも4-1-4-1でのブロックを基調として中盤やディフェンスラインでの厳しいプレスにて応戦し、カウンターを狙う展開がしばらく続いていく。
サンガは61分に、カウンターから豊川からスルーパスを受けた金子がペナルティエリア外からシュートを放つが、左に外れてしまう。
試合の流れを掴むも得点に至らないサガンは、64分に、2シャドー の中野嘉から荒木に、石井から小野に替えて、特に小野のチャンスメイクを基点として攻勢を強めていく。
71分に、右サイド奥からの藤田のロングスローに反応した福井のシュートは左に外れてしまう。
そして、サガンが更なる攻勢を強めようとした時、サンガが一瞬のチャンスをモノにする。
75分に、中央エリアにて福井から奪取したボールを山田がドリブルにてバイタルエリアにて仕掛けながら出したスルーパスに反応してゴール右前へ走り込んでいた豊川がサガンディフェンスラインの裏を突いて放った右足のシュートはゴール左に突き刺さり、サンガが2-0とリードを広げる。
しかしながら、サガンは諦めることなく、小野を基点として、チャンスを作っていく。
86分には、サンガのバイタルエリアでのパス交換から、小野が出したスルーパスを反応して左前に走り込んでいた荒木が放ったシュートはサンガディフェンスに当たりながらゴールに吸い込まれて、サガンが1点差に詰め寄る。
さらに、90分に、相良に替わって右CBに配置された島川による右ハーフスペースからのクロスに合わせた小野のヘディングシュートはサンガGK若原の好セーブに阻まれてしまい、同点には至らず。
その後もサガンが攻勢を続けるも、サンガが2-1と逃げ切って勝利。

【システム】
(京都サンガ)4-1-2-3(右から)
GK  若原
DF  飯田、井上、本多(71分 麻田)、荒木
アンカー  川崎
MF 金子(84分 武富)、松田(60分 武田)
FW 山田(84分 宮吉)、豊川、田中(60分 荻原)
(守備時はプレス時は4-3-3。リトリート時は4-1-4-1)

(サガン鳥栖)3-4-2-1(右から)
GK 岡本
DF  原田、田代、中野伸
MF 佐藤、福井(84分 楢原)、藤田、相良(76分 島川)
2シャドー 中野嘉(64分 荒木)、石井(64分 小野)、
FW 梶谷(84分 坂井)
(守備時はプレス時は5-2-3。リトリート時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
サンガが攻守とも終始サガンのボール際に圧力をかけ続けて、素早い攻撃をかけたこと。
また、組織的に連動して戦うことが出来たこと。

【まとめ】
サンガは、前半は前線からサガンCBにプレスをかけることにより、サガンのビルドアップを困難にされて試合の流れを掴んで先制できたとともに、後半もボール奪取からの素早いカウンターにより効率よく追加点を上げることができ、サガンの猛攻に対して粘り強い対応ができた。
今後もこのような戦いができるかがポイント。

サガンは前半はサンガのプレスによりリズムを崩されたのは痛かった。
後半はサイドやハーフスペースを利用して、また小野の投入によりチャンスを作ったが、あと一歩及ばなかった。
3バック、そしてビルドアップ時の両WBが高く張る5トップ気味のシステム構成の完成度を上げられるかが今シーズンのポイント。





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最終更新日  2022.03.02 22:50:26


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