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2023.06.18
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2023年ルヴァン・カップ第6節​セレッソ大阪vsガンバ大阪の試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。1-0でガンバ大阪勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ喜田、原川との連携したビルドアップから、両サイドを利用、右サイドは右SB毎熊と右MFクルークス、左は左SB舩木と左MFカパシャーバにボランチとFW北野、加藤が連携してが両サイドの基点となり、また時にディフェンスラインからサイドのスペースを狙ったロングフィードを利用しつつ、パス交換から、バイタルエリアへの縦パスやクルークスやカピシャーバを活用したサイドからの攻撃により攻めていく。
守備では、4-4-2のブロックを基調として、時にFW2人を基点としてガンバディフェンスラインに圧力をかける。リトリート時は数的優位を利用してボール奪取を狙い、ディフェンス対応していく。
(相手CK時はゾーン主体)

〈ガンバ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカーの山本悠との連携したビルドアップから、両サイドを基点とし、右サイドは右SB半田と右WG食野、左サイドは左SB黒川と左WG倉田とがそれぞれ連携して両サイドの基点となり、時にFWサイドやバイタルエリアに動くFWファン・アラーノの機動力を交えながらパス交換からのバイタルエリアへの縦パスを狙いつつ、時にディフェンスラインからのサイドチェンジを多用しつつセレッソのブロックを下げさせて攻めていく。
守備では、前線からのプレスをかけていき、リトリート時は4-1-4-1(後半途中から4-4-1-1で、最後は5-4-1)のブロックを作る。



【得点】
36分 半田(ガンバ大阪)

【退場】
なし

【警告】
42分 北野(セレッソ大阪)
90+1分 西尾(セレッソ大阪)

【試合の流れ】
(前半)
セレッソは4-4-2システム、ガンバは4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。
まずチャンスを作ったのはセレッソで、3分に得た右MFクルークスの右ハーフスペースからのFKから、こぼれ球を拾ってクロスを上げるも、ガンバGK谷にキャッチされる。

その直後の16分に、セレッソはバイタルエリアにて左MFカピシャーバが得たファールから、ボランチ原川のゴール右隅を狙ったFKはGK谷の好セーブに阻まれてしまう。
その後は、ガンバがディフェンスラインとアンカー山本悠とのビルドアップから、サイドチェンジを交えた左右のスペースを基点として、攻撃を仕掛けていき、セレッソは4-4-2ブロックを形成して対応していく。
ガンバは、両サイドからバイタルエリアにいるFWファン・アラーノへのクサビのパスを狙うも、セレッソのブロックディフェンスにより決定機までは至らない展開が続くが、右SB半田、左SB黒川が両サイドを高く張った上、ファン・アラーノら3トップが前線横に並んで、5レーンを埋めてワイドに位置することにより、セレッソはブロックが下げさせられる展開となり、ガンバがセットプレーから先制に繋げる。
ガンバは、36分に得た山本悠の左CKに、ペナルティエリアにて反応した半田が頭で合わせて、ゴール右隅に流し込んで、1-0と先制する。
これに対して、セレッソは、クルークスやカピシャーバの両MFを活用して、両サイドから攻撃を仕掛けようとするが、ガンバの数的優位を活かしたディフェンス対応により決定機を作ることができず、前半はガンバが1-0とリードして終了。


後半はセレッソ、ガンバともシステム変更や選手交代なく開始される。
まず試合の流れを掴んだのはセレッソで、クルークスやカピシャーバの両MFが両サイドを高く張った上、ビルドアップから、特にカピシャーバを活用して、FW北野や加藤が時よりフォローしつつ左サイドからドリブルやクロスなどの攻撃を仕掛けていく。
これに対して、ガンバは4-1-4-1のブロックにて対応し、ファン・アラーノを活用したカウンター攻撃を狙う展開が続く。
そして、セレッソは、57分に、左サイドでの展開から、カピシャーバのクロスに、ニア側にて反応した北野が頭で合わせて、ゴール右上隅を狙ったシュートは、GK谷が反応してゴール外に間一髪描き出した好セーブに阻まれてしまう。
攻勢が続きつつも得点できないセレッソは、64分に、ボランチ原川から香川に、FW北野から上門に、加藤から奧埜に替える3枚同時交代策に出て、攻勢を更に加えようとする。
その後も、セレッソが香川のサイドチェンジのパスなどを利用して両サイドからの攻撃を活性化させようとする中、ガンバは4-1-4-1のブロックから、FWファン・アラーノの1トップ、左MF石毛がセレッソの両ボランチを監視する4-4-1-1のブロック対応に変更したうえ、67分には右WG食野から福田に替えて左WGに配置して、左WG倉田が右WGに替わり、更に78分には、倉田から宇佐美に替えてFWに配置し、左MF石毛から山本理に替わって、FWファン・アラーノが右MFに変わってカウンター攻撃を狙う展開となる。
中盤の攻防が激しくなるも、セレッソが両サイドから攻撃を仕掛けて、ガンバが三浦、福岡らディフェンス陣が跳ね返す展開が続か中、ガンバは88分に、ファン・アラーノから高尾に替えて、5バックで、宇佐美を1トップに残す5-4-1システムに変更して更にディフェンス対応を厚くして逃げ切りを図る。
これに対して、セレッソは、89分に、右サイドでのスローイングから、クルークスからパスを受けた右SB毎熊のクロスに、ニア側にて反応した奧埜のボレーシュートはGK谷の正面を突いてしまう。
セレッソは同点に追いつこうとすべく、CB西尾らが前線に上がって、ガンバゴールにむかってかロングフィードを上げるも、ガンバのディフェンスラインがことごとく跳ね返し、ガンバが1-0と逃げ切って勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK  ヤン・ハンビン
DF  毎熊、西尾、鳥海、舩木
ボランチ 喜田(84分 石原)、原川(64分 香川)
MF  クルークス、カピシャーバ(78分 中原)
FW  北野(64分 上門)、加藤(64分 奧埜)
(守備時も4-4-2)

(ガンバ大阪)4-1-2-3(右から)
GK  谷
DF  半田、三浦、福岡、黒川
アンカー 山本悠
MF ダワン、石毛(78分 山本理)
FW 食野(67分 福田)、ファン・アラーノ(88分 高尾)、倉田(78分 宇佐美)
(守備時は4-1-4-1。後半途中から4-4-1-1→5-4-1)

【勝負の分かれ目】
ガンバが前半、サイドチェンジを交えた両サイドのスペースを利用できたことにより、セレッソのディフェンスブロックを下げさせて、セットプレーから先制できたとともに、後半はセレッソの両サイド攻撃に対して、システム変更を利用して粘り強いディフェンス対応が継続できたこと。

【まとめ】
ガンバは、前半は安定したビルドアップからの両サイドのスペースを基点として、ボール保持率を高めることができたとともに、後半はセレッソの両サイドからの猛攻を三浦、福岡らが粘り強い対応により、ことごとく跳ね返した。この勝利でプライムステージ進出へ。
リーグ戦同様、復調の兆しが顕著で、攻撃の組み立てからの精度を上げられるかが今後の浮上の鍵。

セレッソは、前半はガンバのサイド攻撃によりブロックが下がってしまい、リトリート対応せざるを得ない場面が続き、後半はカピシャーバやクルークスを活用した両サイドからの攻撃を活性化させたものの、ガンバディフェンスラインの粘り強い対応により、決定機を多く作れなかった。





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最終更新日  2023.06.18 21:49:38


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