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2025.06.22
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2025年J1第21節横浜FCvsサンフレッチェ広島の試合をニッパツ三ツ沢球技場で観戦。4-0でサンフレッチェ広島の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈横浜FC〉
攻撃では、山崎、ンドカ、福森の3CBとボランチ山田、ユーリララとの連携したビルドアップから、両サイド、右サイドは右WB山根と右シャドー鈴木武、左サイドは左WB神保と左シャドー駒井に、ボランチが連携してサイドの基点となり、時にCFルキアンや駒井、鈴木武のポストプレーを有効に利用して、裏のスペースへの抜け出しや両サイドからのクロス利用やポケットへの進出を狙って攻めていく。
守備では、プレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1のブロック対応。
(相手CK時はマンマーク主体でゾーンディフェンスを加味)

〈サンフレッチェ広島〉
攻撃では、中野、荒木、佐々木のCBとボランチ東、川辺との連携したビルドアップから、右サイドは右WB新井、左サイドは左WB中村が高く張ったうえ、右サイドは新井と右シャドー加藤、左サイドは中村と左シャドーのジャーメインに、ボランチが連携して、サイドを基点とし、時にCF木下のポストプレーを交えつつ、ハーフスペースやポケットなどの有効なスペースを突いて攻めていく。
守備では、ハイプレス時は3-4-3、ミドルプレス時は5-3-2基調、リトリート時は5-4-1。


【得点】
17分 木下(サンフレッチェ広島)
23分 加藤(サンフレッチェ広島)
39分 新井(サンフレッチェ広島)
74分 木下(サンフレッチェ広島)

【退場】
なし

【警告】
2分 ユーリララ(横浜FC)
14分 ンドカ(横浜FC)
45分 加藤(サンフレッチェ広島)


【試合の流れ】
(前半)
横浜、サンフレッチェとも3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。
最初にシュートチャンスを作ったのはサンフレッチェで、4分に、ボランチ東のスルーパスに、バイタルエリアにて反応した右シャドー加藤のシュートは横浜GKメギオラーロの正面を突いてしまう。
しかし、横浜は、両サイドを攻撃の基点としつつ、バイタルエリアやハーフスペースに進出するCFルキアン、鈴木武らへのクサビのパスが通り始め、周辺の選手が裏のスペースへ狙う動きにより試合の流れを引き寄せようとする。

その後しばらくは横浜が両サイドを基点として攻撃を組み立てようとし、サンフレッチェが5-4-1のブロックディフェンスにて対応する展開が続く中、サンフレッチェが初めて得たセットプレーにより先制に繋げる。
サンフレッチェは、17分に得た右WB新井の左CKに、CF木下が横浜ディフェンスとGKメギオラーロとの間に入りながら競り勝ち頭で合わせてゴール右に流し込んで、サンフレッチェが1-0と先制する。
サンフレッチェは、更に18分に得たボランチ東の右CKに、木下が頭で合わせるも、横浜のブロックに阻まれてしまうが、先制を機にサンフレッチェが試合の流れを引き寄せ、更に思わぬ展開により追加点を得る。
サンフレッチェは、23分に、GK大迫からのロングフィードを横浜左CB福森がトラップミスをし、そのこぼれ球に反応した加藤がそのままGKメギオラーロと1対1になって、メギオラーロの股下を抜いて冷静にゴール中央に流し込んで、サンフレッチェが2-0とリードを広げる。
サンフレッチェは、追加点以降、木下へのクサビのパスが通るようになるとともに、両サイドを基点とした攻撃でも、WB、シャドー、ボランチ間の連動性がよくなり、攻勢を加えようと、試合を優位に進めていく。
サンフレッチェは、38分に、左サイドでのカウンターから、左WB中村がバイタルエリアに進出してきたボランチ川辺に横パスをし、それを受けた川辺のミドルシュートはGKメギオラーロの好セーブに阻まれてしまうが、この流れを活かして、更に追加点をゲットする。
サンフレッチェは、39分に得たCKからの展開にて左サイドでパスを受けた中村のクロスに、フォア側にてフリーでいた新井が頭で合わせて、ゴール右に突き刺して、サンフレッチェが3ー0と更にリードを広げる。
これに対して、横浜は、ルキアンらへのクサビのパスを入れようとするが、サンフレッチェの数的優位を作るディフェンスに囲い込まれてしまい、チャンスを作ることができず、前半は3-0とサンフレッチェがリードして終了。

(後半) 
前半に大量得点を許した横浜は、右シャドー鈴木武から櫻川に、左シャドー駒井から室井に、左WB神保から村田に替える3枚替えをして後半に臨む。(サンフレッチェは選手交代やシステム変更なし)
横浜は、ルキアン、櫻川へのクサビのパスを狙うとともに、室井が村田とのコンビネーションで左サイドでの攻撃の基点になろうと動く。
横浜は、53分に、敵陣右サイドでの展開から、右WB山根がバイタルエリアにて横パスを受けた室井の左足のシュートはゴール左に外れてしまう。
更に、横浜は、61分に得た福森の右CKに、ユーリララが頭で合わせるも、惜しくもバーを叩いてしまい、そのこぼれ球を左ポケットで反応した櫻川のシュートは、今度は左ポストを叩いてしまい、得点には至らない。
これら横浜の攻撃に対して、サンフレッチェは、5-4-1のブロックディフェンスにて対応するとともに、木下のポストプレーや加藤や左シャドーのジャーメインのスペースへの飛び出しなどにより、反撃の機会をうかがう。
得点に至らない展開が続く横浜は、66分に、右WB山根から遠藤に替えて、右サイドは遠藤、左サイドは村田から、ペナルティエリアに進出するルキアンや櫻川の頭を目掛けてクロスを多用するが、サンフレッチェのディフェンス陣がそれらクロスをことごとく跳ね返していく展開がしばらく続き、そしてサンフレッチェが一瞬のチャンスをモノにして、更なる追加点をゲットする。
サンフレッチェは、73分に東に替わってボランチにて投入された中島の高度の技術的なスルーパスに、ペナルティエリア付近で反応した木下のシュートはGKメギオラーロに一旦はセーブされるものの、そのこぼれ球を木下が反応して、ゴール右隅に流し込んで、サンフレッチェが4-0とリードを広げ、試合を決定づける。
その後は、ロスタイムに入り、横浜は、90+3分に得た福森の右CKに、ルキアンが頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまい、サンフレッチェが4-0と圧勝。

【システム】 
(横浜FC)3-4-2-1(右から)
GK メギオラーロ
DF  山崎(85分 鈴木準)、ンドカ、福森
MF 山根(66分 遠藤)、ユーリララ、山田、神保(45分 村田)
シャドー 鈴木武(45分 櫻川)、駒井(45分 室井)
FW  ルキアン
(守備時はプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)

(サンフレッチェ広島)3-4-2-1(右から)
GK 大迫
DF  中野、荒木(89分 山﨑)、佐々木
MF 新井、東(73分 中島)、川辺、中村(89分 菅)
シャドー 加藤(81分 神田)、ジャーメイン良
FW  木下(81分 ジェルマン)
(守備時はハイプレス時は3-4-3、ミドルプレス時は5-3-2基調、リトリート時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
サンフレッチェが前半リズムの作れない時間帯に、セットプレーや相手のミスに乗じて先制、更に追加点をゲットできたことと、ディフェンス陣が横浜ルキアンら前線を完封したこと。

【まとめ】
サンフレッチェは、序盤こそ横浜のクサビのパスに苦労したものの、セットプレーや相手のミスに乗じるなど大量得点により、前半で勝負を決めた。
攻撃陣の連動性がよく、ディフェンス陣も終始適切に対応し、危なげない勝利。
この勝利で首位戦線に!

横浜は、序盤、ルキアンらへのクサビのパスによりリズムを作ったものの、自らのミスなどで、試合の流れをサンフレッチェに渡してしまった。
後半のクロス多用もサンフレッチェのディフェンス陣にことごとく跳ね返されてしまった。
下位チームが上位チームに対して犯してはならないミスにより自滅してしまった。




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