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2005.06.26
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本校の研究授業がスタートして1ヶ月がたとうとしている。その授業研究会の中で子ども同士の「かかわり合い」について、よく次の2点が話題になる。

○これまでの話し合いと何が違うのか。
○どのようなグループを編成すればよいか。

佐藤学氏は、「グループ活動の注意点」として、日本教育新聞(6月6日号)のなかで次のように述べている。

 ・・・・・

 協同的な学びが集団学習や班学習ともっとも違う点は、集団学習や班学習が集団もしくは班のまとまりを重視するのに対して、協同的な学びにおいて学びの主体はあくまでも個人であり、グループ活動の中で決して一体化を求めず、むしろグループ内の個々人の考えや意見の多様性を追求している。学びは同一性からは生まれてこない。学びが成立するのは差異においてである。


 ・・・・・ (中略) ・・・・・

 たとえ協同的な学びにおいて同質の考えや意見しか出されなかった場合でも、個人の意見として発言すべきであり、小グループの中の考えや意見の多様性を尊重すべきである。
 したがって、協同的な学びにおいて、リーダーは存在しない方が好ましい。




 また、困難を抱える子どもに配慮して、その世話役の子どもをグループに配置する教師も多いが、私は協同的な学びはランダムな編成がベストであると思う。グループごとに能力差が生まれないよう配慮して組織する教師も多いが、くじ引きなどによるランダムな編成で何ら問題はないと思う。

 ・・・・・

 研究会のなかで「グループ編成」が話題なるのは、次の2つの問題点からであると考えられる。

(1)協同的な学びをめざすための手だてとしての「グループ編成」のよさが分析されていない。
(2)学習課題が、子どもの考えや意見の多様性を生むものになっていない。

まだまだ私たちは、グループ活動に、多様性ではなく同一性を求めているのであろう。 





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最終更新日  2005.06.27 16:01:28
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