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2006.01.23
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カテゴリ: 理科授業実践から
「もののとけ方」の学習で、ホウ酸の水溶液の水を蒸発させて、溶けているホウ酸を取り出すという実験をした。この実験を行うには、次の2つの実験技能が必要である。

(1)水溶液を「ろ過」し、溶け残ったホウ酸と水溶液を分ける。
(2)水溶液を「アルコールランプで加熱」し、水を蒸発させる。

この実験をする子どもたちの姿を見て、気になったことがいくつかある。実験技能に「個人差」があるということである。驚いたことに、マッチを擦ることができない子どもがいたのである。アルコールランプの使い方は、4年生で学習する。今担任しているクラスの3分の1は、私が昨年も授業したが、その子どもたちは、全員がマッチを擦ることができる。また、マッチを傾けて火の大きさを調節することもできる。もちろん、最近では実験でもマッチを使わないこともあるだろう。しかしながら、(マッチがいいか、チャッカマンがいいかということが別にして)本校では、火を使う実験ではマッチを使っている。つまり、マッチが擦れないということは、4年生で何度もアルコールランプを使ったのに、自分では一度も火をつけなかったということになり、このことが問題なのである。

4年生にとって、物(水・空気・金属)を加熱して、そのあたたまり方や状態の変化などの規則性を追究することは「魅力的」である。また、アルコールランプで何かを加熱するという実験そのものにも、子どもたちは興味をもつ。そんなときに、「マッチを擦る」という方法を教えれば、少々怖がりながらもマッチが擦れるように挑戦する。

昨年、私のクラスでは、「ビー玉エンジン」や「アルファベット型の金属板」を取り入れて「もののあたたまり方」の学習をした。その追究の途中に、徳用マッチを買い込み、マッチをする練習をした。単なる練習であったが、子どもたちはとても意欲的であり、全員がマッチをすることができるようになった。

やはり、技能を身につけるためには「状況」と「場」が必要だということであろう。 





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最終更新日  2006.01.25 09:54:58
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