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2006.04.05
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まだ4月5日であるが、今日は本校の校内の研究会だった。(「研究」を中心にした本校の特色がよくあらわれているのだが・・・。)その研究会の中で、新しい方向性を探るために「授業デザイン」という考え方を提案した。

「授業デザイン」とは何か。研究会の中でも一番の議論になった。美馬のゆり氏・山内祐平氏は「『未来の学び』をデザインする」のなかで、次のように述べている。

 ・・・・・

 私たちが「デザイン」という言葉を使うのには理由があります。教科書にきちんと記述できること、すなわち、構造化された知識や目標が明確に決まったことを教えることについては、教育工学の領域を中心にここ数十年間研究されてきました。教育という営みに、工学的な設計方法を適用するというものです。学習目標を細かく分析し、やさしいものから難しいものへと段階を追って教育する方法です。一方、本書で取り上げたような、複雑で創発的な学びについては、長い間、職人的、芸術的なものとしてとらえられてきました。このような学びを成立させることができる人は、一種の達人として扱われてきたのです。
 「デザインする」という活動には、必ずそこに目的があり、対象となる人がいます。デザインは人が媒介する活動であり、誰がやっても同じようにできる解の算出をめざす工学とは異質な要因を持っています。しかし、同時に芸術ほど属人的でもなく、一定の方法論は共有できる活動でもあります。
 私たちは、デザインという営みが持っているこのような特徴に注目し、新しい学習環境を構築するときの中心になる概念として、デザインという言葉を使っています。そこでは目的、対象、要因、そこへ至るまでのプロセスなどを意識した活動という意味が込められています。

 ・・・・・

もちろん、この文だけでは「デザインとはなにか」ということに答えることはできない。しかしながら、私たちが昨年まで「協同的な学び」をめざすなかで、具体的にできなかった部分を明らかにするための「切り口」になるのではないかと考える。2月の研究発表会の中で、「どうして、そんな難しいことができるのか」「どうして、子どもたちはよく話し合うのか」という質問に対し、私は明確に答えることができなかった。

また、「なぜデザインなのか」「これまでの授業設計と何が違うのか」という疑問に対して、いま答えられるのは「複雑で創発的な学び」、つまり、「協同的な学び」の実現をめざしているということである。





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最終更新日  2006.04.11 13:32:21
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