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2006.04.06
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美馬みのり氏・山内祐平氏は、「『未来の学び』をデザインする」のなかで、「学びを構成する要素」を「空間」「活動」「共同体」という切り口で説明している。

その「空間の重要性」について、次のように述べている。

 ・・・・・

 従来の教室では、「学習」という人間の知的な営みを、個人の「知識獲得の行為」としてとらえ、それを効率よく行うために、黒板の前に教員が立ち、標準的な教科書を用いて、一斉授業を行ってきました。これに対し、新しい学習観では、何らかの社会的実践に役割を持って参加する過程を学習と考えます。初心者から熟達者まで様々なレベルや役割の人が活動する様子を見ながら参加することで、近い将来の自分の姿をそこにみつけ現在の自分の位置を意識化しそれが次の活動へつながっていくのです。すなわち大学では、ある領域の研究実践活動に周辺的に参加できる活動を、学習者に提供する必要があります。

 ・・・ (中略) ・・・

 最初に見たメディアラボも、未来大学も、そこににるメンバーにとってはとても居心地のよい空間のように見えます。ある時は、みんなから見える、みんながいる「ひろば」に、あるときは自分の固有の「すみっこ」にいることができます。広場やガラス張りの空間では、互いの活動が見え、刺激を与えあうことになります。ちょっと先輩の姿が見えるという徒弟的な学びにも似ています。こういった環境の中で、コミュニケーションが活性化され、情報の流通が起こり、いろいろな形での学びが発生してくるのです。

 ・・・・・

最後に書かれている「コミュニケーションが活性化され、情報の流通が起こる」ということは、昨年まで私たちが求めていた「相互作用」であり、「いろいろな形での学び」とは、私が主張してきた「多元的な学び」である。また、「ひろば」と「すみっこ」は、2月の研究発表会で佐伯氏がいわれた「協同」と「孤独」ということであろう。





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最終更新日  2006.04.11 13:41:29
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