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2006.06.24
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前回のblogで「フィードフォワード」について書いた。もちろん、私もはじめて耳にする言葉でもなく、これまでの授業のなかで取り組んできたと言われる先生も多いであろう。

この「フィードフォワード」について、清水博氏は「生命を捉えなおす」の中で、次のように述べている。

 ・・・・・

 余談になりますが、日本の社会は画一的なフィードバック社会であるために、その構成員は、時代の大きな流れを掴んで、その中で自分のあるべき態度を自立的に決定するというタイプの創造性が苦手であるばかりでなく、またその画一性から、個人がこういう行き方をとることを排除するように働く傾向があります。その代わり情報のフィードバックは非常に速く、その情報に対する対応は、(それが未知な原理の創造を含むことでなければ)きわめて俊敏に組織的におこなわれます。もちろんフィードフォワード制御もなされますが、それはフィードバック的フィードフォワード制御と言ってよいほど、目先の将来からのフィードフォワードであり、実質的にはフィードバック制御とあまり変わるところはありません。日本人の創造性は、マクロな状況への適応を主としたフィードバック面で発揮されていきたのです。フィードバック型社会では、行動目標をはじめから与えられているので行動をするための「ハウ・ツー」が重要な問題になります。これに対して欧米型社会は、フィードフォワード型社会であると思われます。このような社会では、遠い将来における目標の設定が重要な課題であり、長期的レベルでの自己の行動規範の表明が必要とされるのです。フィードバックとフィードフォワードの内の双方の制御が共存して生命システムは生きているのですが、一般的にシステムを取り巻く環境が分裂し、その状態が複雑で不確定になるほど、フィードフォワード制御が必要になります。

 ・・・・・

やはり、我々が取り組んできた「フィードフォワード」は、行動目標がはじめから与えられている「目標・達成・評価」のなかでの「フィードバック的フィードフォワード」であったのであろう。





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最終更新日  2006.06.27 07:50:38
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