授業研究のあしあと

授業研究のあしあと

PR

×

お気に入りブログ

横山幸生 授業研究… 横T555さん
米野真理子のお買い… ショッピングソムリエ・米野真理子さん
宮脇真一 学習環境… shin-kbさん

カレンダー

バックナンバー

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02

コメント新着

溜池善裕@ Re[2]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) ここのところ、授業記録と重松先生による…
ハラグチ @ Re[1]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 溜池先生。いつもありがとうございます。 …
溜池善裕@ Re:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 熊本大学教育学部附属小での小規模な最初…
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん。遅くなってすみません。 …
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん、ありがとうございます。 何…
2006.09.04
XML
カテゴリ: その他
今回、月刊初等理科教育に原稿を書く機会があった。特集のテーマは「教えて考える教育と問題解決」。「先行学習」を取り入れた実践(4年「もののあたたまり方」)を紹介したのだが、そのはじめに次のように書いた。

 ・・・・・ 

 水の沸点を調べる実験での出来事である。
 教科書通りに器具を準備し,実験をスタートさせた。1分ごとに温度を測定し,グラフを完成させる。遠目に子どもたちノートを見ると,どの子どもも温度が上がらない部分がはっきりとしたきれいなグラフを書くことができている。
 しかしながら,ある子どもが「97℃で沸騰する」と声をあげる。よく見てみると100℃では沸騰していないのである。しかも,96℃,97℃,98℃と「ばらつき」がある。困った私は,「温度計が正確ではなかった」や「気圧が低かった」などと理由をつけ,「本当は100℃で沸騰する」と説明して授業を終えてしまった。
 このような場面を体験した方も多いであろう。実験が上手くいかなかったとき,「本当の結論」を伝えることをしないまでも(上記の「温度計が正確でない」「気圧が低い」という理由の正当性そのものも疑わしいが),器具や条件を改善し,なんとか子どもたちに一目で「水は100℃で沸騰する」と分かるように,教師は悪戦苦闘する。
 このようにして子どもたちが「水は100℃で沸騰する」と「発見」したことは,本当の「発見」といえるのだろうか。

 ・・・・・

 いかかがであろうか。この例は、もちろん、これまでの授業の中で私自身が経験してきたことであるが、8月に参加した奈良での日本教育学会全国大会の中で池田幸夫氏(山口大学)が「理論追究型授業」の問題点として提起されたことである。(池田氏は、そのなかで「理論依存型授業」の有効性を提案された。)



「教えて考えさせる授業」が話題の中、もちろん(今回も)賛否両論あるであろう。10月中旬発売である。(今回も、原稿〆切を守れなかったことを反省している・・・・。)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.09.26 16:08:58
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:水は97℃で沸騰する?(09/04)  
hirarin さん
確かに水は100℃になる前に沸騰しますよね。


先行学習は問題解決の質を高める・・・・納得です。以前私は先行学習反対派でしたが、今は推進派に移りつつありますね。
10月中旬。早速読ませていただきますね。 (2006.09.27 03:06:20)

学会で・・・  
佐藤 さん
私も同じ教官です。理科の担当をしています。奈良には学会で私も行きました!!偶然ですね・・。ちょくちょく見に来るので実験のこともっと教えてください!!授業の参考にしたいと思います!!! (2006.10.02 19:42:48)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: