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2007.12.25
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カテゴリ: 理科授業実践から
授業後の振り返りから、次のようなことが「見えて」きた。

○理科にも「わかる」と「できる」のちがいがある

 今回の授業ビデオの中に写っていた、Nくんの「太陽の光がはね返って、かげができる」という発言に驚いた。なぜなら、このNくんは、前回の授業のとき、太陽の位置を意識しながら、かげを上手くつくっていた子どもだったからだ。前回の授業の振り返りでは、このNくんは、太陽の位置とかげのできる場所(方向)の関係をとらえることができていると、私自身がとらえていたのだ。
 やっていることと考えていることが違う。大きな衝撃である。これまで、よく意味が分からないものの、実験など上手くできるという子どもたちをたくさん見てきた。しかし、Nくんは「やっていること」と「話していること」の両方が、それぞれの場面で「しっかり」しているのである。
 「できれ」ば「わかる」ということではないのだろう。これまで、「できる」子どもの姿を見て、「わかっている」と判断していたことが不安になってくる・・・。

○葛藤が生じるまでには、時間がかかる

 今回の授業の中で、Nくんがはじめて「太陽の光がはね返る」と発言して「うん?」とつぶやくまでに8分、グループの中で問題になり、実際にベランダに調べに行くまでに12分かかった。この「うん?」とつぶやきながら首をかしげるNくんの姿。まさに、自分自身の見方や考え方の矛盾に気付き、葛藤が生まれた瞬間である。この10分の間には、「だれがホワイトボードにかき込むか」などの「ムダ」な話も多くあった。しかし、この「ムダ」な話がNくんにモデルや図で説明することを促し、太陽の位置を確認させ、矛盾に気づかせたのである。

これまで、「関係ない話はしない」「課題解決に向かう話し合いを」と、子どもたちに促してきた私。多くの葛藤を起こすきっかけを「切って」きたのだろう。やはり、「まてない私」である。(つづく)





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最終更新日  2007.12.25 16:37:59
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