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2012.08.31
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最近、教育関係の雑誌の中に「わかり直し」や「学び直し」などの「ことば」を見かけるようなった。この「わかり直し」は、6年前、「授業デザイン」とともに研究のキーワードとして提案したものである。秋田喜代美先生(東京大学)の話の中にあった「ことば」なのだが、当時の「わたし」は、この「ことば」に飛びついている。当時のblogには、次のように書いている。

 **********



(1)「分かること」と「分からないこと」が明らかになり、新しい疑問(問い)が生まれ対象に「もどる」。
(2)「分かっている」が、上手く説明(表現できない)ので「もどる」。
(3)「分かっている」が、友達のつまずきに「もどる」。

多くの先生方が、(1)、または、(2)のレベルで「もどる」をとらえており、多くの先生が、これまでも「もどす」ことをしてきたと主張された。もちろん、これらのレベルも「もどる(もどす)」ことであり、私もこれまでこのレベルでもどしていたのである。しかしながら、この「もどる」ことは、スパイラル型であり、あくまでも「前へ(もしくは、上へ)」を目指した行為である。(私が昨年取り組んだ「説明活動」も(1)と(2)をねらったものである。)

それに対し、(3)の「もどる」は、自分の中に他者の視点を取り込むことであり、これこそが「わかり直し」である。

本年度の研究で目指す「もどる」という行為は、(3)のレベルを求めるべきであろう。(ただし、授業のおおまかな流れは、(2)のレベルであると考える。)

「一人の『わかり直し』に全員が参加していく。」

秋田喜代美先生の「ことば」であるが、少しずつ咀嚼できているような気がする・・・。


 **********

当時の「わたし」は、どれだけ「咀嚼」していたのだろうか。当時のノートを見てみると、「その子のつまずきにもどる・・・わかり直し?→認識の共有?」とメモしている。また、表現を軸にすると言いながらも、表現が振り返りと大きく関係していることにも触れていない。

DSC_0074.jpg

おそらく、「葛藤」や「内省」という「ことば」を、まだ「わたし」はもっていなかったのだろう。





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最終更新日  2012.08.31 16:38:56
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