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2013.01.23
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前回のblogに「授業リフレクションとは、『ああすればよかった』という単なる反省ではない」「授業リフレクションは、方法ではない」と書いた。この6年間、私の授業研究の中心はこの授業リフレクションであるが、「そんなこと誰でもやっている」「昔も授業ビデオをみていた」と指摘されることも多い。

この授業リフレクションを説明するには、「授業デザイン」について説明する必要がある。私は、この6年間、授業リフレクションをすることによって授業観を「授業設計」から「授業デザイン」へと転換し、授業デザインの考え方で授業づくりに取り組むようになって、授業リフレクションが授業研究の中心になったのである。

目黒悟先生(藤沢市教育文化センター)は「看護教育を創る授業デザイン~教えることの基本となるもの」の中で、「授業デザイン」について次のように説明している。

 ・・・・・

 いわるゆ「授業設計」は、計画-実施-評価といったように、授業実践の最初の段階(計画のところ)に位置づけられることが多いのですが、実際の授業実践は、計画-実施-評価といった厳密に区切れるわけではありません。つまり、授業のなかで、授業が終わったあとにも続いていくのが授業デザインなのです。このようなことから、いわゆる「授業設計」と区別して、私たちは「授業デザイン」ということばを用いています。

 ・・・・・

つまり、授業デザインでは、授業中、授業後に「リ・デザイン」することを前提としているのである。目黒先生は、同著の中で、授業を「因果性」ではなく「相互性」で説明する必要があると書かれている。

スクリーンショット 2013-01-23 9.27.46.png

スクリーンショット 2013-01-23 9.28.00.png

また「『相互性』の場としての授業を生きるということ」として次のように書かれている。

 ・・・・・


 授業のなかで私たちは、実はこのような「授業者と学習者のかかわりによって絶えず複雑に変化する授業の場」をすでに生きています。そのことを私たちはどのように考え、引き受けるのかということは、自分自身の「立場」、しなわち自分のなかに授業観を明確にもつことでもあるのです。

 ・・・・・

同じ指導案でも、授業者が違えば授業も違う。同じ授業者だったとしても、子どもたちが替われば上手くいったものの上手くいかないこともある。授業とは、それだけ複雑な状況の上に成り立つものであり、学びとは「話せば分かる」といった単純なものではないということであろう。もしかしたら、授業リフレクションを知る前の「わたし」は、誰でも上手くいく授業、教材を開発することを目指していたのかもしれない。しかし、本当に必要なのは、目の前の子どもの事実を「ていねい」にとらえることであり、そのことによって、事前の計画を柔軟に修正することができる教師の力量であると考える。そのための「授業リフレクション」なのである。





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最終更新日  2013.01.23 16:11:24
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