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2013.02.13
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このblogにも何度か写真を載せた板書。おそらく、疑問をもっている方も多いと思う。この6年間で最も私の授業の中で変化したものである。心がけていることは、内容中心ではなく、子ども中心の板書。そして、ネームプレートを使いながら一人一人の子どもの「語り」を可視化するということ。つまり、都合のいいキーワードだけを書くことをしないということである。

この板書について、多くの先生方に指摘していただいた。

まず、6年前の夏。熱海で行われたアクションリサーチ研究会で、授業ビデオを石井順治先生(東海国語教育を学ぶ会)に観ていただいたとき、次のように指摘された。

「教師(『わたし』)が板書しているときに、いったん手を挙げ、下ろした子どもがいた。そのことに、教師は全く気づいていない。その子どもは、何を言いたかったのか。板書している間に、教師が見逃している子どもたちの表情や仕草があるのではないか。」

次に、5年前の春。鹿毛雅治先生(慶應義塾大学)に、実際に『わたし』の授業を観ていただき、次のように指摘された。

「どうして、板書が少ないのか。板書していると、そのときには意図がわからなかった発言でも、その後、その板書によってじっくりと考えることができる。また、板書している時間が、子どもたちの活動の『間』になって、それぞれで考えることを保障することができるのではないか。」

さらには、5年前の秋。当時、同学年を担当していた横山先生の授業ビデオを使って、溜池善裕先生(宇都宮大学)に実際に子ども中心の板書をしてもらった。教材室に隠れてこそこそと行った研究会だったが、今振り返ると、そのときに学んだことは大きい。

極めつけは、3年前の1月。社会科初志の会西部地区集会で報告したとき、板書のコピーを資料として提示した。その板書に、『わたし』は、ある子どもの発言を書き、その上に「Jくんの発見」と書いていた。その板書を見て、松本康先生が(信州大学、当時は香川大学)次のように指摘された。

「いい発言のときだけ、その発言した子どもの名前を書くんだね。」



「『私(授業者)は、こう聴いた』という板書に。」

このアドバイスで、何かが吹っ切れたことを覚えている。

子ども中心の板書でも、いろいろなスタイルがあると思うが、黒板の左上から右下に向けて、ネームプレートを使いながら子どもの発言を書いていく。話題や視点が違うときには、少し離れたところに書く。(松本先生は「碁を打つように」といわれた。)根拠となる事実は黄チョークで囲み、気になる意見はそのままの「ことば」で書き赤チョークで囲む。関係があると思うときは線で結び、対立していると思うときは矢印で示している。なるべく図も書くようにしている。

次に示す板書は、私がこれまでで一番上手くいったと考える板書。2年前、3年生の「光の性質」で「どうして虫眼鏡を使うとものもを燃やすことができるか」について話し合ったときのものである。

虫眼鏡板書 のコピー.JPG

最近、「書きすぎている」と思いつつ、自信がないせいか、なかなか減らすことができないでいる・・・。おそらく、子どもには見づらい板書になってしまっているのだろう。





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最終更新日  2013.02.13 20:08:18
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