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ジャンプをしかける
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石井順治先生(東海国語教育を学ぶ会顧問)は、「学びのたより」(東海国語教育を学ぶ会のHPでダウンロードできる)に「読みの深まり(学びのジャンプ)を仕かける」というタイトルで次のように書かれている。
・・・・・
読みの深まり(学びのジャンプ)を仕掛けるために大切なことはどういうことかについて。
まず、数学・算数のように、授業前から「ジャンプ問題」を用意しておいて、それを子どもに提示するというやり方は、文学の授業の場合そぐわないということです。読むのは子どもです。ですから、その子どもの読みに教師は寄り添いながら、深まりを探っていかなければなりません。ということは、授業のその場になって、子どもとともに読む中で、判断することになるということです。
子どもはどこまで読めるか、もちろん子どもによって個人差がありますから、それも勘定して判断するのです。そして、授業の後半、もうほぼ読めていくことをくどくどやっても、手を変え品を変えして時間をつぶしても、子どもの読みは深まらないということを自覚しなければなりません。
そして、そこから、何が読めていないのか、それは、教師の読みをわからせるということではなく、テキストに触れることによる子どもの読みの可能性を見定めるということになります。いまどういう状態かからその先をみることになるのです。そのとき、必要なのが、教師の読みの力です。テキストが読めない人にはそれを見つけることはできません。子どもが見えている人、そしてテキストが読める人が、深まりのきっかけを見つけることができるのです。
次に、授業しながらそのことに気づいたとしましょう。そこから考えなければいけないのは、それをどういうふうに子どもの中に持ち込むのかということです。どう問いかけるか、そこで、テキストの文章に触れさせる音読をどう入れるか、ペアを入れるのか、一人で考えさせるのか、書かせるのか、どうすれば、子どもがインパクトを持ってそれを受けとめられるのか、その判断をするのです。
・・・・・
国語の読みに関することであるが、理科においても、観察・実験の結果から推論することにより概念的な理解を深めるような学習には同じことがいえる。
子どもの学びの可能性を見定めるための準備。その上で、学びのジャンプをしかけるための準備。おそらく、事前に模擬授業を繰り返すというレベルのものではないのだろう。
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最終更新日 2013.10.17 07:51:41
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