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2013.11.14
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カテゴリ: その他
本年度の研究の「問題意識」の一つに、理由づけの質を高めることがある。このことについて一度整理してみる。

理科においても、言語活動を充実させ論理的に思考させることによって、より深い概念的な理解を促すことができる。トゥールミンの論理モデルに当てはめて考えると、根拠となる観察・実験の結果から主張にあたる結論を導き出す課程を充実させる中で、事実と事実、根拠と主張のつながりを意識させることができる。

スライド01.jpg

しかし、このつながりを意識させる論理的な「ことば」ばかり着目していても、ある程度筋が通った説明ができると「わかったつもり」に陥ることも多くあるだろう。そこで、本校では、言語活動の中で思いがけず生まれる直感的・断片的な「ことば」にも着目し、観察・実験そのものやその結果などの事実にもどすことを大切にする。このことにより、根拠と主張をつなぐ「理由づけ」を検討することを促し、理由づけの質を高めることにつながる。

スライド02.jpg

さらに、この主張の部分を「モデル」とすることにより、より論理的な思考に焦点化した研究ができると考える。なぜなら、モデルを探究するためには、「目に見えない」現象や「実際に見ることができない」現象を既有の知識や経験を総動員して想像する必要があるからである。

そこで、本校では、よりよいモデルによる説明をつくる活動である「モデルの探究」を単元を通した追究の中に位置付けることで、何度も事実にもどりながら自分の考えをつくり直す中で表出する「確かなり理由づけ」とともに、相手に分かりやすく説明しようとするときに表出する「豊かな理由づけ」を交流するような学習をめざす。

(つづく)





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最終更新日  2013.11.14 12:44:47
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