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2013.11.16
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カテゴリ: その他
前回のblogのつづき。

理由づけの質を高める。それでは、これまでの実践を振り返ってみる。

今年2月に実践した5年「流れる水のはたらき」で、「どうして上流と下流で石の大きさがちがうのだろう」という課題に対する子どもたちの発言を紹介する。

スライド03.jpg

数名の子ども発言が続く中、一人の子どもが次のような疑問を投げかけた。

スライド04.jpg

これは、授業当日に教室に持ち込んだB(中流)とC(下流)の大きさのちがいから生じた疑問なのだが、おそらくのりみさんは、それまで、上流にある大きな石が下流にかけて流される途中に他の石とぶつかりながら小さくなっていくという「粉砕モデル」、もしくは、流れる水に削られながら小さくなっていくという「浸食モデル」に近い考えだったのだろう。

スライド05.jpg

しかし、話し合いの中で流れる水の速さに注目し、実際の川を観察したときの結果「C(下流)の水の流れは遅い」という事実から、自分の考えの矛盾に気付いたのである。こののりみさんの考えと疑問を、そのときの「私」は、簡単な図を書いて板書した。(もっとていねいに取り上げればよかったのだが。)

このことをきっかけに、次のような子どもたちの発言が続いた。

スライド06.jpg

まさみさんは、流水の運搬するはたらき着目し、B(中流)のカーブする内側にこぶし大の石が多くあるという事実から、もともと上流にあった石の大きさによって流される距離がことなるという「運搬モデル」に近い考えをしているのだろう。理由づけの部分をみると、「たぶん、内側に集められて積もったものであり、それ以上は流されない」としていることが分かる。

スライド07.jpg

これは、土を盛って水を流しながらその様子を観察する流水実験で、カーブする部分にそこまで流されてきた砂が積もったという結果を振り返ることによって表出したものではないか。



スライド08.jpg

その「白い粉」は、流されている間に石同士がぶつかって出たものだからと理由づけし、「粉砕モデル」に近い考えを主張していることが分かる。興味深いことは、その「白い粉」が、石についていた海水が蒸発し出てきた塩だとも考えられるのだが、B(中流)は海から遠く、その可能性はない」と反証まで出てきていることである。

(つづく)





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最終更新日  2013.11.16 08:09:17
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