授業研究のあしあと

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2013.11.27
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カテゴリ: その他
前回のblogのつづき。

11月14日(金)に開催された茅ヶ崎市立浜之郷小学校の月例授業研究会に参加して目の当たりにしたのは、浜之郷小学校の若い先生方が「学び上手」であること。

では、どうすれば私は「学び上手」になれるのか。佐藤学先生(学習院大学)は「教師花伝書」(小学館 2009)の中で次のように書かれている。

・・・・・

 授業の事実(経験と出来事)から学ぶことができる教師と、授業の事実から学ぶことのできない教師とは、何がどう違うのだろうか。

 ・・・(中略)・・・

 私は、この違いは、授業を「よい授業」「悪い授業」あるいは「よい指導法」「悪い指導法」というように「評価」する教師と、授業の事実をあるがまま「評価」しないで「省察」することができる教師との違いであると思う。授業の事実から学べない教師は、自分の尺度で授業の事実から「よい授業」「悪い授業」あるいは「よい指導法」「悪い指導法」の判別を行っているにすぎない。このような教師は、どんな授業の事実と出会っても、何も学ぶことができないのである。

 ・・・(中略)・・・

 教師が教育の専門家として学び上手な人へと成長するためには、まず、自他の授業を「評価」する見方から「省察」する見方への転換を図る必要がある。「よい授業」「悪い授業」「成功」「失敗」として授業を観察したり反省したりしている教師は、一生かけても素人のままであり、いくら年数をかけても教育実習生のレベルから一歩も成長しえないだろう。



 専門家の学びは「経験」から学び、「経験」と「理論」を結びつけて「見識」を形成することにある。その最も重要な基礎となるのが「事実」(経験と出来事)から学ぶことである。教室の細やかな事実や出来事を「発見」し「驚き」を感じることができる能力が、そしてこの難解な探究を愉しむことができる能力が、専門家として教師に求められている。
 学び上手な教師は、「評価」という枠を超えて、仔細な事実をあるがまま観察し、そこにいくつもの「発見」と「驚き」を見出すことができる教師なのである。

・・・・・

今の私は、「驚きと発見」を期待して授業参観に向かっているのか。授業参観中、「悪い授業」と勝手に評価し「悪い」と主張するための根拠となる事実を探していないか。自分の授業を「よい授業」だと主張するために、都合のいい事実ばかりに目を向けていないか。おそらく、見逃してしまった「驚きと発見」がたくさんあるのだろう。





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最終更新日  2013.11.27 11:40:31
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