花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

大黒屋@ Re:東葛地区の駅前でイソヒヨドリのペアが活発に活動(04/03) 柏市旭町2丁目で見ました。ずいぶん内陸に…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:コサギの飾り羽について(04/10) 通りすがりのものですさんへ ご指摘をい…
通りすがりのものです@ Re:コサギの飾り羽について(04/10) 1枚目はコサギじゃないです。コサギの首…
ka_0916@ Re[2]:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) kachoiroiro-rakutenさんへ ありがとうご…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.11.11
XML
そろそろ、ツグミが渡来する時期となりました。
埼玉県草加市に住んでいる鳥友から市の刊行物にツグミの滞在期間が短くなっている(*)と
説明があったが柏市、手賀沼と周辺地域ではどうかと質問をもらいました。
手元の観察記録を振り返り、柏市でのツグミの滞在期間を掲載してみました。
(柏市でのツグミの滞在期間:初認から終認日までの日数)
2000-2001滞在143日、2001-2002滞在160日、2002-2003滞在178日、
2003-2004滞在160日、2004-2015滞在182日、2005-2006滞在173日、
2006-2007滞在167日、2007-2008滞在174日、2008-2009滞在164日、
2009-2010滞在172年、2010-2011滞在178日、2011-2012滞在162日、
2012-2013滞在185日、2013-2014滞在163日、2014-2015滞在169日、
2018-2019滞在142日、2019-2020滞在161日、2020-2021滞在160日、
2021-2022滞在131日、2022-2023滞在133日、2023-2024滞在165日
最も長い期間滞在した年:2004-2005の182日
最も短かったか年:2021-2022の131日
最も長い年と最も短い年を比較すると51日短く(71%)なっています。
(いつ頃から温暖化が顕著となったか)
気象庁がホームベージで公表している内容を見てみると、つぎのように記されています。
「2000年前後から2010年代前半にかけて世界の平均気温上昇は停滞しましたが、その後は急激に上昇し、2016年から2020年の5年間は、1850年以降で最も高くなったとみられています(IPCC, 2021)」
(温暖化が顕著となった2016年から2020年と2000年から2010年の気温上昇が停滞した期間)温暖化が顕著となった2016年から2020年でのツグミの滞在期間は平均147日、
気温上昇が停滞した2000年から2010年でのツグミの滞在期間は平均167日で、約20日短くなっています。
(吉川市の報告しているとの比較)
鳥友から閲覧した資料の提供をしてもらい、内容に目を通すとつぎのように記載されていました。
「最近では気候変動の影響で冬が暖かくなってきているため、ツグミの日本での滞在期間が短くなってきているようです。23年間で40日以上も短くなったと言われています」
(そうかいきものだより2023年11月第26号.p2)
柏市でのツグミの滞在期間に注目してみると、
最も長い期間滞在した年:2004-2005の182日、最も短かったか年:2021-2022の131日で、
最も長い年と最も短い年を比較すると51日短く(71%)なっています。
柏市での滞在期間が吉川市よりもさらに短くなっていると言えます。
(写真)
2023年12月20日柏市内で撮影









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.11.11 12:14:35
コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: