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2025.12.02
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柏の葉キャンパス駅近郊の調整池を訪ねました。
東口にある調整池からスタートし、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイの姿を観察しました。
その後、西口調整池に移動しましたが、沿岸の土手の整備工事中で池のそばまで車両が侵入しているため、鳥影は少ない結果でした。
(2つのタイプのオカヨシガモ)
今日オカヨシガモ雄の頭部の模様の違いが2タイプいるのを目にしました。
写真一枚目、二枚目のように頭部が全体に灰色でコントラストの弱い個体と頭部上半分が暗色でその他の淡色部分とのコントラストが強いタイプの2つ(*)が存在していることに気がつきました。
なお、6枚目の写真は2023年12月に観察した個体で、頭上と喉から側頚が茶色、額から後頚がグレーの模様となっていたオカヨシガモです。
氏原(2015)が頭部が、全体に灰色でコントラストの弱い個体はヨーロッパに多い、頭部上半分が暗色でその他の淡色部分とのコントラストが強いものはアメリカ大陸に多いと報告しています。
家畜改良センター(2021)が報告しているように、カモ類の日本への飛来は3つのルートがあると考えられています。内訳は、極東ロシアを出発しカラフト方面から南下して北海道を経由し本州に至るルート、日本海を飛び越えてくるルート、および朝鮮半島を経由し九州・山陰に至るルートです。
この報告を考えると、ヨーロッパからカラフトを経由して日本、北米で繁殖したものがカラフトを経由して日本とのルートの可能性が考えられます。
(真冬でもハクセキレイ雄は夏羽のまま)
ハクセキレイ雄夏羽は頭頂から上面が黒く、雄冬羽の上面は灰色があるが黒味があると多くの図鑑には解説が記載されています。
ところが、湿地帯で餌を物色している個体は、冬羽ではなく夏羽。近くにいた雌と思われる個体は頭から上面は灰色の冬羽でした。
ハクセキレイは秋に換羽し、冬羽になると聞いたことがあります。
どんな要因で換羽していないのか、興味のあるところです。
(観察できた鳥類)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、キジバト、ダイサギ、コサギ、アオサギ、バン、オオバン、ハシボソカラス、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ
(写真)2025年12月2日撮影
(引用)
氏原巨雄・氏原道昭.2015.日本のカモ識別図鑑.p51.文一総合出版.



























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最終更新日  2025.12.02 17:21:17
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