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突然ですが、早ければ明日かあさってから病院に入って闘病生活を始めることになりそうです。呼吸困難が悪化してきて「普通の動作」というのが困難になってきたのとカラ夫も私の病状のせいで精神的にテンパってきてるんでするべきことをきちんとしなきゃいけない時が来たなって雰囲気になりました。(と言っても、今は結構落ち着いてるんだけど。。。。)これから病院で生活するための荷造りをするつもりです。化粧品(といっても洗顔料とか化粧水類ね)とか、パンツとか寝巻きとか雑誌とか本とかをバッグにつめて、いざ出発、というところでしょうか。(どこに旅行に行くんだ???)いつになるかわからないけど、退院したらまたお返事と同様日記再開しますね。あ、でも今日は一ついいことがありました。このことをおじさんに電話で説明して、今はもう働くことができない体だということを話したら、おじさんなんと「あんたが帰ってくるまでポストは開けとくからゆっくり治療してこい。Ciao stella, abbraccio(英語だとSee you soon star, big hug?)」と言ってくださった(驚)いつもは私のことを怒ってばかりだから、このことを電話するのでさえ超怖くて電話をかけるのすごいためらってたんだけど、それでも知らないうちに意外と信頼関係が出来上がってたことと、理解あるお言葉に嬉し泣きしてしまいました、わたくし。だって、しばらく仕事休んでも、回復した時にまた無職の引きこもり状態に戻らなくてすむんだもん。この調子ですべてがうまくいくといいな。ってか、うまくいってくれなきゃ困るけどね。こっちは好きでもないスイスでの生活、一応頑張ってんだからさ。(←タカビー)ってことでみなさま、また近いうちにね~。
May 22, 2005
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昨日は日本からうちのおかんがやって来た。彼女は北海道や沖縄に行ったこともなければ英語も喋れなくて私はちゃんとマルペンサにたどりつけるのかどうかが心配だった。そしてその心配事はやっぱり的中した。「やっぱりそんな人間に一人旅なんかさせるんじゃなかった」と今深く後悔、かつ反省しております(涙)一応手紙で空港での手続きの順序とか、ミラノについたらどうするかなどをちゃんと説明したつもりだったんだけど、何から何まで初めてだったため特にミラノについてからの行動が、イマイチわからなかったみたい。しかも言葉が通じないから誰かに聞いてもわからなかったみたい。その日、彼女の乗る便は、18時40分ミラノ到着予定だった。予定より10分遅れで飛行機はミラノに到着。私はわくわくしながら到着ロビーでおかんを待っていたんだけどおかんと同じ便に乗ってたらしい人が着陸から20分くらいたって出てきたのにうちのおかんだけなぜか出てこない。最初は「荷物を取るのにてこずってるのかな」と思ってたんだけど何分たっても出てこないんで、さすがに私も「これはおかしい」と思い始めた。そしてカラ夫に「なんでおかん出てこないの?同じ便の他の人は出てきてるのに」とものすごい不安になった。着陸から1時間たっても彼女は出てこないので、不安がピークになり空港の警察官に事情を話して彼らに中をコントロールしてもらうよう頼む。でも彼らは私達に「まあ待て」としか言わない。こんなやりとりが5、6回くらい続いた。それでもまだおかんは出てこない。カラ夫に「おかーさん本当にこの飛行機に乗ったの?」と言われたんで念のため確かめるために、飛行機会社に問い合わせに行った。そしたらスタッフの女は「プライバシーのことは言えないわよ」と言うだけで私が「プライバシーってあんた私の母よ」って言い返したら「そんなこと関係ないわよ」と捨て台詞をはくだけだった。この女にはむかついたけど、まあイタリア人のサービスなんてこんなもんだろうってわかってたから、一言「顔見りゃわかるけどあんたも役立たずだ」とだけ言って所詮アリ○リアなんてこの程度だろうと思い、潔くその場を去った。とにかく不安が治まらない中、警察やらオフィスやら空港内を走りまわって口の中はからからに乾くし、そのうちめまいがしてきて立ってられなくなった。カラ夫も私と同じように色んなところを走り回ってくれたけどイタリア人の空港スタッフはやっぱりあてにならなくて「やつらをあてにしないでもう待つしかないよね」ってなった。そしたら「JALと共同運航便だったから、JALの人に何か聞いてくる」とカラ夫がJALに問い合わせてくれて、案の定JALの人は母がその便にのってたかを調べるように、アリ○リアのスタッフに頼んでくれて母がちゃんと飛行機に乗ってたことがわかった。こういうところが日本人の良さだとつくづく思う。JALのスタッフには本当に感謝。ここから私の不安は少し治まり「おかんはこの空港内にいる」と確信が出てきて、少し気丈になれた。それでも「もしかしたらパスポート失くしてそのまま日本に強制送還?」とか「トイレに行ったら疲れのためにぶっ倒れて便器のそばで意識不明?」とか変な心配事をして、マイナスのことばかり考えてしまうこともあった。おかんの飛行機が着陸してから3時間近くたっても出てこないんでカラ夫は空港の外を探し始めていた。私は「言葉通じないだろうけど、最後の手段で空港内アナウンスで呼び出すしかないかな」と思い始めていた。なす術がなくて、到着ロビーで途方に暮れてつったっていたらなんと到着ロビーのドアが開き、おかんついに登場。私と目があうなり笑いながら「あんたのせいよ」と私に言う。私はおかんに「あんた一体どこで何してたの!!」と言うと、私が書いた手紙に「ミラノの空港に着いて飛行機からおりたら、パスポートチェックと荷物を受け取って出口に行く。出口を出たところで待ってるから」と書いたんだけど、ここで私は「飛行機に日本人たくさん乗ってるだろうから、わからなかったら日本人についていけばいい。」と書いたのだ。これが大きな間違いだったのよね(汗)おかんがついていった日本人は、なんとミラノで降りる客ではなくフィレンツェかどっかに行く為に、ミラノ経由で乗換えをする客だった。だからおかんは出口ではなく、乗り換えの方に向かって進んでしまったという。おかんはフィレンツェ行きの飛行機の搭乗ゲートのところで「あの二人来ないわねえ」とか思いながら、2時間くらい私達を待ってたらしい。そしてそのフィレンツェ行きの飛行機が離陸して、搭乗ゲートに誰もいなくなって初めて「なんかおかしいわ」と思い始めたらしく空港内をうろうろし始めたらしい。それでも、周りに人がいなくなってるのを見て「そろそろ閉店かしら。ここで夜を明かすの私は?あ、でも朝になればまた人が来るからまあいいか。」とか呑気なことを考えていたらしい。「パスポートチェックが終わったら荷物を受け取るようにって書いたじゃん!」と私が言うと「でも関空ではチェックインから飛行機に乗るまでは2時間近くかかったでしょ。だからミラノについてから荷物をとるまでにまた2時間かかると思ってた。」と呑気に言う。あんたの頭は正気か?と言いたかった(涙)母は「でね、おかしいと思って回りの人に聞き始めたんだけどイタリア人ってイタリア語しか話さないから聞いてもわかんないのよ!」と言う。あたりまえだろ。。。。。。。(汗)「でね、お掃除やってる人が英語を喋れて『何処に行きたいんだ?』って私に聞いてるのがなんとなくわかったから、私とりあえず『ミラノに行きたい』って行ったの。そしたら『ミラノはここだ』って言われちゃって、まあ間違ったところに到着したわけじゃないってことはわかったんだけど、そこからどうしたらいいのかわからなくて困っちゃったの。そしたら相手も私の困った顔から『こいつは道に迷った』ってのがわかったらしく『出口はあっちだよ』って指さして教えてくれて、それでやっと出れた。」と謎の3時間の内容はこんなんだったらしい。こんなアホな話はまじで聞いたことがないぞ(泣)私は母の話を聞いて「なんじゃそりゃ~??」と声をあげながらその場に倒れこんだわよまじで。起き上がって母から事情を聞いてる時、ちょうどカラ夫が戻ってきて私と母を見るなり安心したのか、彼も「何処で何をしてたの~???」と気が抜けたような表情になりながらおかんに話かけてたんで私はカラ夫にも謎の3時間の内容を説明。カラ夫も「なんじゃそりゃ???」って感じだったけど「ま、無事に会えたことが一番だからね」と笑って許してくれた。私は不安に襲われてる時にカラ夫に「なんでおかん出てこないの!」と八つ当たりをしていたんでその場でその事をカラ夫に謝りまくった。ああかっこわりぃ。。。。。(涙)私はとりあえずおかんに「まあ12時間の旅だから疲れたでしょ。車だから寝てればいいよ」って言ったらおかんは「ううん全然♪」と言って、つかつかと駐車場に向かって歩いて行く。私の疲れはその時ピークに達していて、12時間の旅をして機内でろくに寝てないおかんより衰退しきっていた。こりゃミラノから日本への帰り方、もっと厳密に説明しなきゃならん。胃の痛みと心配は、おかんが日本にたどりついたとわかるまで消えない(涙)
May 16, 2005
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昨日はカラ夫とカフェで喋っていた。その日の夜にカラ夫の親戚一同に会う予定だったんで、話題は親戚のことだった。カラ夫の叔母で、子供が11人いる叔母がいるという。私が「11人!?聞いただけで死ぬ。。。」と冗談まじりに言った後「でも子供が11人いるってことは、相当リッチなわけ?」と質問してみた。そしたら「特別そうじゃないけど、ほら、昔の人達はそんなに生活費かからなかったから大家族って結構いるじゃん。」と言う。あ、そっか、日本もそんな感じだよね。。。。なんでそんな当たり前のこと気づかなかったのかしら私(汗)ところで日本でも時々、大家族のTVとかやってるけどそれを思い出したこともあって、カラ夫に真面目な顔でかなりお下劣(?)な質問をしてしまった。「よく子供が10人とかいう話時々聞くけどさあ、子供が10人いる人ってのは10人の子供が欲しかったの?それともセックスを10回して子供ができちゃったの?どっち?」と。かなり単刀直入というか、失礼な質問だよね。大家族を持つ方々が読んでいたらすみません。無知な私の素朴な疑問であり、決して悪気はございません。ただその日本で見た大家族のTVで、肝っ玉かーさんがインタビューに答えていて、「特技は妊娠です」なんて、笑いながら言ってたのを見たことがあるものですから。。。。でも子供とか家族を持つっていうのは、人数が少なくても多くても素晴らしいことには変わりないもんね。一人子供を産んだら子供がかわいくてかわいくて、その喜びが病みつきになったっていう話も聞いたことあるし。だからこの疑問はとけなくてもいっか。って結局何が言いたかったんだ?私は。てか、こんなこと考えてるなんて、私も相当暇だよな(汗)。ちなみに私のこの質問へのカラ夫の答えは「ウフ♪」だった。
May 15, 2005
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先日仕事中おじさんに「ところで卵巣の病名は何なわけ?本当に癌なの?」と聞かれた。私は「医者がまだわからないって言うからなんとも言えないんだけど、腫瘍があってもいくらなんでも悪性ってことはないだろうって自分では思っている。」というふうに答えた。おじさんが「あのさ、癌じゃなくて、嚢胞ってことない?」って聞いてくるので、「ああそういえば、嚢胞じゃないかって私に言う医者もいた。」というふうに答えたら「嚢胞は全然深刻な病気じゃないぞ。女性なら誰もがやる病気で、俺の彼女もやった。でも1、2週間くらいで仕事復帰してた。」と言う。以前医者が私の許可なしに私の病気のことを勝手におじさんに話した時、この大バカ医者はおじさんに、原因わかりもしないくせに「悪性癌の可能性があるから。」とか何とか言ったらしい。でも普通に仕事しながら、痛いとも何とも言わない私をみておじさん「嚢胞じゃないの?」と言い出したのだ。彼の彼女もやったというので、ちょっと詳しいことが知りたくなり、私は色々と質問しまくってみた。「スイスでもそんなに多いんですか?」とかなんとか。前述にはわかりやすく「彼女」と私は書いたけど、実はおじさん、自分の彼女のことをイタリア語で「Mia ragazza(俺の彼女)」と言う言い方はせずに、「Mia amica del cuore(俺の心の友)」という表現を使う。(この言葉、辞書で調べると正確には、恋人に近い「最愛の女性」って意味もあるみたいだけど。)私は「その amica del cuoreは時々このレストランに来たりしないんですか?」と聞いてみた。すると「時々来てるけど、からはり会ったことないんだっけ?」と言う。「ないんですけどもし今度来たら、手術がどうだったかとかそういうこと聞きたいんですけど。」とおそるおそる言ってみる。するとおじさんあっさり「いいよ。今度来た時教えてあげる。」と言ってくれた。ところで何日かたって、私が仕事場に入る時、1人の見知らぬ女性がうちらの仕事場の入り口をのぞいていた。見知らぬと言っても身元を知らないだけで、この女性、一応よく来るお客さんで顔は知っている。そしてその後、その女性はおじさんと親しげに話しているところを仕事中私はちらっと見たので「ああ、おじさんのお友達だな。」と思っていた。そして今日その女性が「おじさんは?」と訪ねてきたんだけど、その時当の本人はいなかったんで「今いないんですけど、夕方になれば戻ってきますよ。」と言っておいた。「夕方って何時ごろ?」と聞いてくるんで、「ちょっとわからないんですけど、そんなに遅くはならないと思う。」というふうに答えた後、私は頭の中で、この人がおじさんのAmica del cuoreなら嚢胞のことが聞けると思って、この女性に「あの~、もしかしてあなたは、嚢胞で手術した経験のある、おじさんのお友達ですか」と聞いてみた。するとこの女性「え?何のこと?」と言うんで、「あ、違かったんですね。すみません。」と謝ったのだが彼女が何気なく「嚢胞がどうかしたの?」と聞いてくるんで、私は「実は私嚢胞の可能性があるんですけど、おじさんが『俺のAmica del cuoreが嚢胞やった』っていうからそれについて聞きたいことがあるって、そういう話をおじさんとしてて。。。」とこの女性に説明した。そしたら運悪いことに、この女性の顔が一瞬なんだけど結構ひきつった(見逃さなかったわよ!)この女性、おじさんが言うAmica del cuoreではなさそうだけど、この顔のひきつり具合を見るとただの友達関係じゃなさそうな感じがする。(深読みしすぎかしら。。。。。)もしかして、おじさんのこと好きなのかな、この人。それともおじさんの浮気相手だったりしたらどうしよー、ひゃー!(←悪い冗談?)やば~、余計なこと言っちゃったかな。。。。。どうしよ~、大丈夫かしら。。。てか、明日仕事行くのが怖い(汗)。
May 10, 2005
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人によって相性があう国とかなんとなくあわない国、好きな国、なんとなく好きになれない国と、みんな各々意見はあると思うんだけど私は悲しいことに、スイスに住んでいながら、この国はあまり好きじゃない。まあ嫌いと言い切るには問題があるんだけど、好きと言い切るのもかなり抵抗がある、という感じでしょうか。スイスの場合は、私が日本と比べちゃうからいけない部分もたくさんあるんだけどホントにつまらなくて、休みの日なんか鬱病入るんだよね。何がつまらないかと言うと、スイスに娯楽なんぞないのは百も承知。買い物も楽しくないのも百も承知。だからこれらはいいとする。つまんない生活の中で自分なりに楽しみを見つけようとして努力するがそれでも努力が実らなかった時、いい加減頭にくるというかストレスの解消法が何もないって感じで、この国に嫌気がさします。一番身近な例が、ちょっと面白い本を見つけた。本屋で探したらなかったんで、注文することにした。店員さんに「今注文したから、本が着いたら電話するね。」と言われて待つこと1ヶ月半。電話がないので「おかしいな」と思い、こっちから電話したら、本屋の店員「あ、あの本ね。イタリアじゃないと手に入らないの。」とあっさり。私が「だって本がついたら電話するっていう言い方は、こっちは本が手に入るって思うに決まってるじゃん」と言い返すと、「あると思ったらなかった」という返事。文句をたれる私に「じゃあ、イタリアに注文する?」という店員。いつまで待たされるかわかったもんじゃないし、怒りが結構すごかったんで「いや、もういらない。あんた達に頼んでも時間だけがかかって本が手に入るわけじゃないってことがわかったから。」と捨て台詞を吐く。注文した本が届くのに2ヶ月ならまだ許せるよ。「本が注文できるかできないか」ってことだを知るのに2ヶ月かかるのはいかがなものか。「自分で楽しもうと思った娯楽さえ、スイスじゃこの調子かよ」と思ってしまったわけ。この時はカラ夫も一緒だったんだけど、彼も落ち込む私に何と声をかけていいかわからなかった模様。要は、何事に対してものろいスイスが、私は非常に気に入らないのです。病院だって、初めて行ってからもう2ヶ月が経つのに、肺と卵巣に問題があるとわかってても薬の一つさえくれなくて、この2ヶ月間、治療なんてしたことないし管を通してお水とっても医者の答えは「原因不明」だったし、症状なんてちっともよくなってなくて、医者に行く前と未だ何も変わってないのが現状。まあ、私の日本に対する思いとかホームシック度はかなり高いからこう思うのは以前のように外国に興味がないせいもあるけど、そうだとしてももう一度行ってみたい国だとか、いるだけで居心地のよさや親しみを感じる国ってやっぱりあるんだよね。スペインなんかがそうだった。ラテンは苦手な方だけど、それでも全てが楽しく感じたし、人も優しかったしご飯もイタリア料理よりはるかにおいしくて、自分の体に合ってた気がする。あとタイも、なんとなく自分の気持ちがすーっとタイやタイの文化に馴染むというか「この国だったら退屈はしないだろうな」って印象を受けたし(旅行だったけど)。私の場合、新しい国の土を踏んだときに「この国はどーのこーの」っていう感想というか、第一印象ってのが必ずあって、第一印象で感じたことは後になっても変わらないというか、自分の勘って結構あたってるんだよね。ちなみにスイスの第一印象は「すぐ飽きそうだな」で、イタリアの第一印象は「う~ん、あまり興味ないかな。。。。」だった(笑)イギリスは鬱になりそうな天気(グレーの空や雨)が頻繁なのにも関わらず「ここには長期でいたいな」と思ったし、韓国の時は「もうちょっと時間をかけて長旅をして、どんな国なのかもっと知りたい」が感想だった。そうなると、最初に「つまんない」とか思っちゃった国って、後になってじわじわ好きになったり、住めば都になる可能性って、少ないんじゃないかなあ。やっぱり相性があうあわないって、国によっても絶対あると思う。スイスもいいところはたくさんあるんだろうけど、この国に対して拒否反応しか出ない私は、単にこの国と相性があわない、それだけのこと、のような気もする。ちなみにこれから行って見たいという、興味や好奇心がある国はブラジルあたり。どんな国なのか、非常に見てみたいのよね、なんとなくだけど。
May 8, 2005
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私は個人的にピザはあまり好きじゃない。ついでに言うと、イタリア料理もそんなに好きじゃないかも。別に食べれないほど嫌いってわけじゃないし、味そのものはまずいとは思わないんだけどどうも「太る」とか「胃に重い」とかそういうイメージしかないから、なんか安心して食べれないというか「カロリーが。。」とか「胃が。。。」とかそういうことばかり気にしちゃって、食べてても楽しくないんだよね。でもイタリア人を見てると、彼ら、ピザに相当自信を持ってる気がする。それは何故かというと、イタリア人は人を外食に誘う時「どっかご飯食べに行かない?」じゃなくて必ず「ピザでも食べに行かない?」と言う言い方をするから。そして、その言葉どおり、たいていはみなさんピザを召し上がる。今日は祭日でカラ夫はお休み、私は仕事は午前中のみだったんで、お天気もいいことだし午後はカラ夫と二人で出かけようかなーなんて思っていたんだけど、カラ夫は今日お母さんと一緒にイタリアに行かなきゃならないということだった。一応私に「何なら一緒にイタリア行く?」と誘ってくれたが、イタリアなんか私にとっては面白くもなんともないんで、私は二人に同行することをあっさり拒否(笑)。家に一人になった私は、一人なら一人の方が気楽なんで、昨日買ったブリジッドジョーンズ2のDVDでも見よっかなー、と呑気に過ごしていた。すると義理母からすぐ電話がかかってきて「からはりもイタリア一緒に来ればいいのに。そしたら3人でピザでも食べれると思って。」と彼女。やっぱり人を誘う時、イタリア人って必ず『ピザ』を使うんだなー、なんて思ってしまった。ただし義理母の場合、年のせいか、彼女は外でピザを食べることはほとんどない。それでも彼女の私への誘い言葉は「ピザでも食べようよ」だったのだ(笑)。せっかくだったが、3人で動くなら一人でいた方が全然楽な私は、義理母に適当に「うーん、そう思ったんだけど今日はちょっと胃の調子が悪いから重いもの食べれなくて。それに日本にいるお母さんにも電話もしないといけないから、今日は家にいるわ。」と一応丁寧にお断り。友達のSちゃんも毎回金曜の夜、私達を誘う時に「今日一緒にピザ食べにいかない?」と言う。イタリアといえばパスタも代表料理だけど、なぜか誰も「パスタ食べに行かない?」とは言わず絶対に「ピザ食べに行かない?」なのだ。そんなにピザに自信があるのかな、イタリア人って。。。。日本人の代表的な食べ物はお米だったりするけど、日本人の友達を誘うときうちら「コメ食べに行かない?」とは言わないよな(笑)「寿司食べに行かない?」は時々あるかもしれないけど、でも日本はご飯食べに行こうってことになったら和食だとか中華だとかイタリアン、フレンチ、それこそ選択肢がたくさんあるから、具体的に「○○を食べに行こう」と先に断定するよりは、「さて今日は何を食べようか」って感じになると思う。(でも「何食べたい?」ってなった時に「何でもいいけど米が食べたい」ってのはあるかな。)そう考えると、イタリア人がいつも「ピザ食べに行こう」っていう言い方をするのは結局気軽に食べられるものが、ピザくらいしかないってこと?いや、イタリア料理だって種類は豊富なはずなんだけど、どうもどこのレストラン行っても同じようなものしか置いてないから、結構外食がつまらなかったりするんだよね、私としては。それに日本に比べると、こっちは外食代がべらぼうに高いし。。。。。それか、日本でいう「お茶でもしない?」が、イタリアでは「ピサ食べない?」になるってことかな?今日は私のお誘いを断って義理母とイタリアに出かけたカラ夫。私のことが心配だったのか、イタリアからわざわざ電話をかけてきてくれた。「今日は一緒にいれなかったけど、今度の土日は二人でどっか一緒に行こうね。そんで夜はピザでも食べに行こっか。」と。だからピザは食べたくないんだってば!!!
May 6, 2005
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ついに来ました、この日が。約2年ぶりでしょうか。この日を首を長~くして待っておりました。何が来たのかというとそれは給料日でございます。うふ♪今まで12フランしか入ってなくて、残高が少なすぎるためにこの12フランの自動引き落としさえできなかった私の銀行口座。(てかスイスの銀行、残高が小額だと引き落としができないなんて機能悪すぎ)でも今日口座をチェックすると、ちゃんとお給料が銀行に入ってる入ってる♪なので早速、私のお給料の半分をカラ夫にプレゼントしました。「これで家賃払ってもいいし、光熱費にあててもいいし、好きなもの買ってもいいしカラ夫の好きなように使ってね。」と。するとカラ夫「何で?これは君の給料じゃん」と言いながらも、すでに顔はにやけて嬉しそう。やっぱりカトリックとかなんとか言ってても、人間銭には勝てないってことか(笑)しかも遠慮せずに、しっかり笑顔で受け取ってるよ、あたしの金(爆)。でもこれで相手が喜んでくれたり、私達の仲が少しでもうまくいくのなら私としてはこれでいいのであります。給料の半分をあげちゃうと、私の手元に残る額はあまりないんだけどでも私が1年半無職だった時、カラ夫は散々経済面で私の面倒見てくれたし日本に帰る時のチケット代も出してくれたし、旅行に行ったときも宿代から食事代まで全部払ってくれたし、ウェディングドレスも買ってくれたし、私の保険代も払ってくれてたしって、こうやって書いてみると、私ってホントに金無しだったんだな~。てか、給料の半分あげたところで、今までカラ夫が私のために払ってくれた額には到底足りてないじゃん!(爆)ま、これから少しずつ返していけばいっか。カラ夫が「このお金で新しいデジカメ買っちゃおうかな~。」と言っている。デジカメ、給料出たら私買おうと思ってたんだよね。でもカラ夫が買ってくれれば、私は自分の財布からデジカメ代を出さずにジーンズとか自分の買いたい物をもっと買えたり、貯金ができたりするわけだ。てことで我が夫よ、つべこべ言わずにさっさとデジカメ買ってこい。
May 5, 2005
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最近私には、心配で心配でしょうがないことがある。それは卵巣の病気のことでも、スイス生活のストレスのことでもない。うちのお母さんのことだ。うちのお母さん、私の結婚式のために2週間後にスイスにやってくる。ただしうちのお母さん、生まれてこのかた、一度も海外旅行をしたことがない。飛行機に乗ったこともない。英語もほとんどできない。それが2週間後、一人で飛行機に乗って英語圏じゃないスイスにやってくるのだ。考えただけでおそろしい。。。。なんて無謀なことをしやがる。。。。。初めての飛行機では乱気流にびっくりして発作を起こしたりしないだろうか。誰かにパスポートや財布を盗まれたりしないだろうか。よく日本ではカバンの口開けて呑気に歩いてるから、とっても心配。今日はお母さんに、空港には出発の2時間前に着くようにするんだよとか空港では常に至る所に設置されてるテレビ画面で自分の便名の情報をチェックせよとか荷物は2種類(機内持ち込み用とスーツケース)作るんだよとかその手荷物には刃物を入れちゃだめだよとかスーツケースは投げて扱われるから丈夫なもので鍵もかけなきゃだめだよとか12時間飛行は長いから、チェックイン時に座席を通路側にしてもらうように言うんだよとか変な外人にパスポートや財布盗まれないように絶対気をつけるんだよとかそういった細々したことを全部手紙に書いて送ろうと思って海外旅行の仕方というか、ガイドブックを私は作成していました。心配事が耐えなくて、思いついたことをあれもこれも書いていたからなんだか枚数の多い、説教っぽいガイドブックになってしまった。それでも私はいまだに心配で心配でしょうがない。。。。無宗教だけど、このさいお母さんが無事にスイスについて、私の結婚式をみて無事に日本に帰れるようにお祈りしに教会へ行ってしまおうかなんて思っている。普段「宗教くさいのは嫌」とか言いながら、結構マジよ今回は。なんかね、家族とここまで離れて暮らしていると、何もかもが心配でしょうがない。うちはみんな子供が結婚して、お母さん一人ものになっちゃったから余計心配。ここでお母さんにはお父さんがいて、二人うまくやってれば心配じゃないんだろうけど。卵巣の手術のことは言わない方がいいだろうなあ。。。。。義理姉に「お母さんには言うと心配するだろうから言えない」って言ったら「気持ちはわかるけど、そういうの親に言わないのは親不孝じゃない?」って言われた。日本にいれば言うだろうけど、スイスと日本じゃ遠すぎて、電話で話しても手術に付き添えるわけじゃないし、ただ心配してパニックになるだけだろうしここまで遠いと、話したところで何をしてやれるってわけでもない。だから黙ってた方がむこうが落ち着いてられるかなと思って私はまだ言ってない。だって私だって日本からスイスに戻るとき、お母さんいつも具合悪くなってそれでも彼女を一人残してスイスへ戻らなきゃいけないときの辛さときたらないもん。だから言ったらきっと、日本に戻るのが辛くて辛くてしょうがないと思う。だから言わないで、手術が無事に終わったら電話で全てを話そうかなと思っている。そういう事もあってか、家族が近くにいられる人っていいなあって最近よく思う。カラ夫は毎日毎日おかーさんに会えて、ホントうらやましい(←嫌味)今日もカラ夫と友達と遊園地に行ったんだけど、そこで娘と一緒にアトラクションに乗っているおとーさんだとか、子供を抱っこしながらアイスを食べているおかーさんだとか、そういう人達を見てたら自分の国に住めて、自分の国に家族がいてすぐに会える人ってうらやましいななんて思ってしまった。私もそういう生活がしたかったな。家族にすぐに会うことのできる距離に住みたかったよやっぱり。月に一度は家族みんなで一緒にご飯を食べれる、そういう生活がしたいわ。私にとってはもう無理な話だけど。。。。今は結婚してもちろんカラ夫が「家族」なんだけど、カラ夫の場合義理母が結構べったりくっついちゃってるせいか、どうしてもまだ「家族」って気になれない。だって義理母は毎日のように電話してきて、カラ夫は彼女の面倒見てばっかだしさ。私と結婚したんだから、そろそろ私との新しい家庭を築くことに重点置いてって感じなんだけど、カラ夫が私の方にいてくれようとしても、そうなると義理母が黙っちゃいないから、どうしても私達はまだ家族じゃないような気がしてしまう。今日も「スイスの日曜日ってお店も開いてないし、何もなくて超つまらない」って愚痴ったら「スイスの日曜は家族と過ごすものなんだよ。だから店が開いてなくてつまらないとかそういうことじゃないし、スイス人にはこれが普通なんだよ」と言われた。その時私ときたら「そりゃ家族がいれば日曜だって楽しいさ!でも私には家族なんていないもん!家族なしでどうやって日曜を楽しめっていうわけ?」と反発してしまった。カラ夫に「僕が家族じゃん」と寂しそうに言われた時ははっとして「あ、そうだった。言っちゃいけないこと言っちゃったかな。。。」ってなった。でも「私には家族がいない」って言葉、無意識にぽろっと出ちゃったんだよね。やっぱりこれって、普段カラ夫との家族に対する絆がまだ出来上がってないってこと???結婚生活1年たってないから無理もないけど、私達夫婦はまだまだだわ。
May 1, 2005
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