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仏教発祥の地・インドで、なぜ仏教が衰退したのか。
直接の契機は 1203 年、イスラム教徒によってヴィクラマシーラ寺院(当時の中心的寺院)
が破壊されたことといわれる。
だが両者の対話は、「民衆からの遊離」との洞察で一致した。すなわち、常に民衆の中で仏法を説いた釈尊の精神を失い、出家者が僧院にこもったことこそ、仏教衰退の因であると。
池田先生は強調した。
「どのように深い思想があっても、それが現実社会に生きる人々によって実践されなければ生命を失って観念論となりますし、思索は行動に移さなければ、閉ざされた世界での自己満足におちいってしまいます」
シン博士は応じた。
「いかなる哲学・宗教でもそれが存続し、しかも活力を保ち続けるには、絶えまない改革と刷新が行われることが必須条件です。さらにあなたのいわれるように、大衆の心の中に深く根を張っていなければなりません」
【明日を求めて 池田大作先生の対話禄】聖教新聞 2017.3.7
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