1馬力子持ちFIRE 雑記

1馬力子持ちFIRE 雑記

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リーマン人生の過半を三菱金曜会企業に捧げ、
今は自己資本の過半を三菱グループ企業に捧ぐ、
元三菱リーマン/個人投資家。
1馬力/妻子持ち/賃貸で40代半ばにFIRE済。
アイコンは佐渡赤石。

入るを量りて出ずるを制しつつ、
大都会の真ん中に棲む世捨て人の雑記。

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2025.09.15
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カテゴリ: 読書のこと

読書日記です。

『ファイナンスの世界史 』(大村敬一)

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この本の内容は要すれば、、、

でしょうか。


十字軍あたりから、近現代までの歴史。
前半は眠くなりがちだが、
前半で投げ出すのはもったいない。
尻上がりに面白くなる一冊で、
ファイナンスに関する知識を多々得られる。

たとえば、
中央銀行の設立が遅れた米国では、
銀行の影響力の巨大化が、
個人の自由を基本とする
民主主義を脅かすとして、
神経質にまで恐れられていたこと。(P161)

また、ユニットバンキング制度のもとで
商業銀行の州をまたぐ店舗展開が
規制されていたこと。(P185)

ゆえに、商業銀行の数が極めて多く、
「多死多産」なこと。(P373)

こういった知識を持っていれば、
シリコンバレーバンク事案とかも
違って見えてくるかと。

ほかにも、
インベストバンクによる産業支配(P214)や
生保による産業・金融支配。(P258)

インターネットバブルの解釈(P334)
「インターネットは生活のなかで
 身近な存在になって、その浸透によって
 生活スタイルが一変したため、
 インターネット関連株の成長が
 永遠に続くという錯覚が生じたため」

など示唆に富む。
寡占独占は歴史的にいつの日か解体されるし、
永遠に成長する木もない。


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Last updated  2025.09.15 21:00:06
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