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109歳が墓参りに行くという。季候のよい春秋の彼岸にはよく行くのだが、最近は暑い盛りのお盆の墓参は避けていた。さいわい、ここ数日、朝晩の気温が20℃くらいまで下がっているし、今年は息子の手も借りられる。朝6時40分に家をでた。
できるだけ時間をかけないで墓参りをすませたいので、実際には散歩どころの話ではない。ここでは、以前にイオと私でのんびり散歩したときの写真を加えて、今朝の墓参りと「バーチャル散歩」のミックスのブログとした。
北山は仙台旧市街の北に連なる丘陵で、藩政時代からの寺院がたくさん並んでいる。北山霊園は、市街地の新寺小路や元寺小路にあった寺院の墓地を移して仙台市が開いた墓園で、北山の寺院群の西北端にあたる丘陵の北斜面にある。
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A
北山霊園西口前の石仏、石碑群。(2009/5/13 10:24)
JR仙山線北山駅から東南に坂を上がると北山霊園の西の入口で、そこには大きな石仏、石碑が並んでいる。霊園に入る道は丘陵の尾根で、墓地は左手の北斜面に広がっている。
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B
北山霊園の西部。(2009/5/13 10:25)
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C
北山霊園の中心部。(2013/8/16 6:53)
わが家の墓は、市街地から移ったある寺の区域にあって、車が通れる尾根道のすぐ近くである。朝早く着いたので、墓近くの駐車区域には私たちだけだった。
私が義母の車から車椅子への乗降と車椅子移動の担当、息子がイオと水汲み、妻が墓の掃除と花の準備という分担である。途中の砂利道では車椅子は後ろ向き走行しかできず、義母はおとなしくがたがたと揺られている。
イオと109歳。(2013/8/16 6:49)
それぞれが線香をあげていると、義母が「届かない」とすこし怒り気味で線香を持つ手を震えさせていて、線香入れを近くにやってやっと満足。いつもは誰かが代理であげればよかったのだが、今日は念が入っている。
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D
車道のロータリーには小さな石仏群。(2009/5/13 10:27)
わが家の墓のお参りが終って記念写真。義母は少し疲れ気味で「笑って!」とお願いしても表情を変えない。
次は、輪王寺の墓園とそれに隣接する北山キリスト教墓地へ行って、知人の墓をいくつかお参りする。
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E
「戦災死没精霊供養碑」。(2009/5/13 10:31)
南口から北山霊園を出るのだが、その手前に「戦災死没精霊供養碑」がある。太平洋戦争末期の昭和20年7月10日未明の大空襲で市街地12000戸が焼失、死者は1300人に上った。この碑は、その死者たちの霊を弔うためのものである。
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F
北山キリスト教墓地(林の中まで続く)。(2013/8/16 7:11)
北山霊園を出て、輪王寺の裏手の道に入ると左手の斜面にキリスト教墓地がある。この墓地や輪王寺の墓地は北山丘陵の南斜面に広がっていることになる。
じつは、イオは退屈しています。(2013/8/16 7:03)
義母も妻もクリスチャンで、キリスト教墓地の墓参は欠かさない。後をついて歩くイオは、ときどきお参りでストップするのが不満らしい。あちこち調べ回り、嗅ぎ回らなければ満足できないのだ。
Photo
G
輪王寺の本堂の屋根がのぞく。(2013/8/16 7:12)
キリスト教墓地から輪王寺の墓地に入っていくと本堂の屋根が見えてくる。墓石群の間の細い坂道に入ると、イオが前に進まない。気になるニオイがあちこちにあるらしい 。
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H
輪王寺の三重の塔。(2009/5/13 10:38)
Photo G の墓を抜けると輪王寺の第2駐車場で、そこから三重の塔が見える。その裏手には、おおきな松の木々の間に墓地が広がっている。気分のよい散歩ができそうだ。
Photo
I
北山霊園の西部の墓地。(2009/5/13 10:39)
墓地から、南表の本堂に向かう途中に藩祖伊達政宗の三男竹松丸とその殉死者、政宗の正室愛姫の母親の墓がある。いわゆる「仙台石」という種類の石でもあろうか、風化が進んだ墓石が並んでいた。
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J
輪王寺の本堂。(2009/5/13 10:50)
輪王寺は美しい庭園でも有名なのだが、たいてい犬連れである私はその庭園に入ったことがない。
本堂前から南にまっすぐ参道が下っている。参道脇には沢山の種類の木が混植され、小さなほこらがあったり、石仏が並んでいたり、最高の散歩コースになっている。
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K
本堂前から参道を見下ろす。(2009/5/13 10:50)
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山門から参道を見上げる。(2009/5/13 10:54)
Map
A
~ K
は写真撮影ポイント(地図のベースはプロアトラスSV7)。
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