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日本のケーキ屋がオランダにやってきた。俺は特別、ケーキが好きな訳ではないが、それでも疲れたれた時は、オランダのスーパー、アルバート・ハインでいちごが沢山のっている直径15cmほどあるケーキを買って食べることがある。また、会社の誰かが誕生日の時は、みんなにケーキをふるまうのが習わしで、俺は果物がのったショートケーキをいつも頼んでいる。しかし、オランダのケーキは砂糖が一杯で甘過ぎる。そんな中、最近日本のケーキ会社が円高を背景にオランダのケーキ会社を買収し、先日、直営店舗を出し、日本のケーキを売り始めた。ケーキをつくっている工場を見学させてもらい、その後開店したばかりの店舗に行ってみた。基本は持ち帰りだが、店内にはテーブルがあり、そこでケーキを食べることもできる。値段もショートケーキで1.5ユーロから3ユーロ程で、リーズナブルだ。店内で食べると、コーピーがサービスでついてくる。そんなお得なケーキ屋さんが開店したのだ。場所はアムステルダムから南方100km程のテイルブルグTilburgにある。ここには大きな日本企業の工場がある。ちょっと遠く、頻繁には行けないが、日本のケーキの味が楽しめるうれしい場所なのだ。今年中にもう1店舗増やし、うまく行けば来年中には10店舗まで増やす計画のようだ。オランダ人に受けるかどうかがポイントだが、寿司がこれだけ、はやってきたのだから、ナチュラルスイートNatualSweetで売り出した日本のケーキが受けないことはない。オランダで作ったケーキを日本へも冷凍で輸出するようだ。このケーキ会社はオランダの乳製品材料の安さに目をつけたようだ。日本企業頑張れ! 絶対成功してほしい。
Oct 26, 2012
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日曜日に行われたアムステルダムマラソンはケニアのウイルソン・チエベットWilson Chebet 選手が連続優勝でコース新記録をマークした。ライバルのペータ・キルイPeter Kirui 選手は35kmで失速し、10位に終わった。2位から6位まではエチオピア勢が占めた。ロンドンオリンピックは不調だったが、最近のエチオピア選手のマラソンの活躍には勢いがある。2時間8分台の記録を持つ前田選手は15位に終わった。オランダの期待の星、ミッシエル・ブッターMichel Butter 選手は自己ベストで2時間10分を切った。2年前にはペースメーカーをやっていた選手だ。俺はといえば、10km過ぎの地点で今回も給水ボランテイア。テーブルに水、スポーツドリンクを準備。ところが、せっかくセットしたドリンクが突風で飛ばされる。そして、またセット。たまに吹く強風だったが、気温は10度強でマラソン日和。以前と違い、スペシャルドリンクはペースメーカーとごくわずかなトップランナーだけ、手渡し。後の選手はテーブルに置いてあるスペシャルドリンクを自分で取らなければいけなかった。スペシャルドリンク用に10テーブル用意され、下一桁のゼッケン毎にテーブルが分かれている。1番最初のテーブルにはゼッケン1,11,21・・・・のスペシャルドリンクが置いてある。2番目のテーブルにはゼッケン2,21,31・・・だ。しかし問題はテーブルにその番号を表示したサインは示されていない。これでは、選手たちには自分のドリンクがどこのテーブルに置いてあるかわかりにくい。何の紙も用意されていなかったので、何か方法はないかと考えたが、間に合わなかった。まあ、10km地点なので、まだスペシャルドリンクはあまり必要ないであろう、また大集団の場合はスペシャルドリンクをとることはほぼ不可能だったようだ。また、テーブル間の距離が短かったような気がする。これらの準備はあまりマラソンを自分で走った経験がないおじさん、おばさんが多く(一応陸上競技クラブに所属しているのだが)、マラソンレースを知らないボランテイアたちだ。それにしても、今回はあまりにも手際は悪かった。トップ選手には大変申し訳なかった。ともかく、準備ができて、いよいよ選手がやってくる。先頭集団が車に先導されてやってきた。いつもわくわくする瞬間だ。ケニア・エチオピア選手たちの先頭集団が通り過ぎて行く。第2集団で日本の前田選手がオランダのミッシエル選手とやってきた。女子選手の先頭が男子選手に交じってやってきた。多くの一般選手たちが通り過ぎて行く。マラソンはいつも感動ものだ。男子順位 ゼッケン 名前 国 記録1 1 Wilson Chebet Kenia 2:05:41 2 33 Abrha Gebretsadik Ethiopië 2:06:21 3 31 Bentayehu Assefa Ethiopië 2:06:22 4 32 Feyisa Bekele Ethiopië 2:06:26 5 14 Abraham Girma Ethiopië 2:06:48 6 10 Mulugeta Wami Ethiopië 2:07:11 7 83 Gideon Kipketer Kenia 2:08:14 8 5 Elias Kemboi Kenia 2:08:51 9 4 Henri Sugut Kenia 2:09:07 10 3 Peter Kirui Kenia 2:09:15 11 13 Essa Rashed Katar 2:09:22 12 16 Michel Butter Nederland 2:09:58 13 9 Shumi Dechasa Ethiopië 2:13:50 14 18 Musa Babo Ethiopië 2:14:06 15 11 Kazuhiro Maeda Japan 2:14:37 女子1 F6 Meseret Hailu Ethiopië 2:21:09 2 F13 Eunice Kirwa Kenia 2:21:41 3 F3 Genet Getaneh Ethiopië 2:25:38 4 F5 Diane Chepkemoi Kenia 2:27:32 5 F4 Goitetum Haftu Ethiopië 2:33:57
Oct 23, 2012
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いよいよ、明日アムステルダムマラソン。我ら日系ランニングクラブの7月のロッテルダム駅伝に続く大イベンド。応援2名、レース参加23名(内フルマラソンは13名)、宴会21名。俺はハーフ参加と10km地点給水ボランテイア。給水地点では、トップランナーが用意したスペシャルドリンクをまず渡し、その後は一般ランナーに水・スポーツドリンクを渡す。2年前のアムステルダムマラソンでは今年のロンドンオリンピックで6位に入賞した中本選手にスペシャルドリンクを手渡した。今年は誰に手渡そうか?と考えて、日本のトップ選手の出場選手を調べてみた。2時間8分台の記録を持つ前田選手が出場予定だ。明日が楽しみになってきた。 名前 国 生年自己ベスト1 Wilson Chebet KEN 1985 2:05:272 Robert Kiprono Cheruiyot KEN 1988 2:05:523 Peter Kirui KEN 1988 2:06:314 Henry Sugut KEN 1985 2:06:585 Elias Kemboi KEN 1984 2:07:046 David Barmasai KEN 1989 2:07:187 Augustine Ronoh KEN 1982 2:07:238 Gemechu Worku ETH 1985 2:07:439 Shumi Dechasa ETH 1989 2:07:5610 Mulugeta Wami ETH 1982 2:08:3211 Kazuhiro Maeda JAP 1981 2:08:3812 Abraham Tadesse ERI 1986 2:09:24
Oct 21, 2012
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今回はコラボがなく、芸術だけだ。ランニング仲間で例のオランダ国家公務員のバイオリニストから、俺ともうひとりのランニング仲間が誘われた。オランダ国営バレエ団Het Nationale Balletの新公演、「カルメンCarmen、パキータPaquita、ボレロBolero」の事前招待公演があるので、来ないかとのことだった。彼女が属しているオーケストラ「ホーランド・シンフオニーHollandSymfonia」が音楽を担当し、彼女もバイオリンをひくようだ。音楽だけだと若干苦手な俺も、バレエとなると興味がある。バレエの前にニュー・マルクト広場にあるタイレストランで皆で食事をとることになっていたが、その日は夕方前に歯医者に行き、早く終わったので、アムステルダム街中散策を楽しんだ。のんびりとアムステルダムを歩く機会はあまりないが、こうしてゆったりとのんびりと歩きながら、建物、教会、運河等を眺めていると、アムステルダムの魅力にはまっていく。けんだまショップもあった。ひとりでアムステルダム散策を楽しんだ後は、皆とタイレストランでデイナーをとり、バレエでまたまた楽しいひとときを過ごした。
Oct 18, 2012
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またまた芸術とスポーツの秋、コラボ企画第2弾だ。 風車が回る観光地、ザーンセスカンスZaanse Schansの10kmレースにランニング仲間と参加。天気は雨模様。走り出すと、雨もやむが、路面は濡れている。田園風景の中を走る。最後は風車を見ながら、そして、観光客の応援を受け、気持ち良くゴール。日本人の観光客もいたようだ。レース後はザーンセスカンスにあるレストランでビールで乾杯とランチ。そして、今回のコラボは音楽。ハーレムHaarlemの教会で開かれたコンサートで、ランニング仲間のバイオリニストが演奏した。彼女はオランダ国営のオーケストラに属する国家公務員だ。しかし、オランダも財政難。国家予算を9.6億円から3.5億円に減らすということで、いくつかのオーケストラは廃止、その他は縮小。彼女が属するオーケストラは人数が120人から45人へと縮小したが、その中の45人に残った。もうひとりの日本人男性も残り、日本人2人がこのオーケストラに残ったようだ。日本人を国家公務員に残すとはオランダは寛大だ。コンサートを楽しんだ後は、ハーレムのフローテ・マルクト広場にあるレストランでデイナー。またまた楽しい1日だった。
Oct 15, 2012
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芸術とスポーツの秋、コラボ企画。デルフトDelft郊外の俺が好きな場所のひとつである湖を回る14km練習会レースにランニング仲間と参加。気温15度、晴れ・曇りの気持ち良い天気だった。レース後は、デルフト・マルクト広場にある「デ・ワーグDe Waag」でランチ。ここは昔の計量所だったところだ。デルフトは今日本に行っている「真珠の耳飾りの少女」の作者のヨハネス・フエルメールの生まれ故郷だ。その後、デン・ハーグDen Haagでランニング仲間の版画家が開いた個展のオープニングパーテイに参加。デン・ハーグ在住日本人音楽家による生演奏と版画家の歌の共演もあった。日本ではあまり芸術には縁遠かったが、オランダに来て、絵画や音楽にも頻繁に接している俺だ。
Oct 7, 2012
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オランダに計9年近く住んでいるというのに、ゴッホのゆかりの地、ニュネンへ来たのは初めてだった。火曜日に、俺が名ばかりの会長を務める日蘭友好の会本年3回目が開かれた。まず、フイリップスの本拠地、アイントフオーヘンにあるハイテクセンターを見学。いつもマーストリヒト方面へ向かう高速道路から、横目に見えるところだ。ビジネス開発担当から説明を受ける。元々はフイリップスの研究拠点として開発されたが、今は個人の投資家に売却され、閉鎖的ではなくオープンになった。フイリップスだけではなく、世界中からのハイテク企業を受け入れている。日本企業も積極的に誘致したいようだ。そして、ニュネンに移動。オランダ在住47年の日本人女性画家の絵が飾られている画廊を見学。彼女とは、彼女のゴッホの足跡を記した書物を発刊するときに若干の手助けをし、知り合った。ゴッホ博物館を見学。記念にゴッホのロゼワイン購入。博物館見学後はニュネンのゴッホゆかりの場所を案内された。ニュネンはゴッホの牧師だった父が転勤で住んでいたところだ。それまでの孤独に耐えかね、1883年12月の30歳からこの村に2年間住んだ。オランダ各地、イギリス、ベルギー、フランスを転々としたゴッホにとってはかなり長く住んだところだ。父とは敵対していたが、父は牧師館裏手の洗濯室をアトリエに改良し、ゴッホを受け入れた。ここニュネンでゴッホが描いた題材は多岐に渡り、織工、織機、教会、牧師館、家、風景、水車、農家、野菜、果物、働く人々等。油彩は200点近く、素描、水彩等も200点近く、オランダ時代での実りの時でもあった。オランダ時代の傑作のひとつ、「馬鈴薯を食べる人たち」もこのとき描かれた。父が牧師として働いていた教会は残っており、その教会を描いた絵もある。その教会を描いた「教会から帰る人たち」はアムステルダムのフアン・ゴッホ美術館に所蔵されていたが、2003年に盗難にあい、犯人は捕まったものの、作品は未だに行方不明だ。その他、オランダ時代の名作、「ニュネンの牧師館」、「農民の墓地」もここで描かれた。1885年、散歩帰りの父が急死。ゴッホは父の死で、兄弟との確執もあり、近くのカトリック聖クレメンス教会の裏に下宿。しかし、クレメンス教会の牧師はゴッホを嫌い、村人にゴッホのモデルになることを禁止。そのため、ゴッホは人を描くことができなくなり、ニュネンを去っていく。ゴッホにとって、とっても思い出深い場所だった。
Oct 4, 2012
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9月30日、日曜日。俺のランニング仲間たちは、昨年俺も走ったベルリンマラソン、アムステルダムマラソン練習会35kmに参加していた。しかし、俺は1年ぶりのゴルフ。ゴルフコースはその名も「ザ・ダッチThe Dutch」。池・クリーク、ラフが多く距離が長いタフなコース。心配した通り、初めはボールを水に落とすは、ラフにロストするわと、散々。後半からやっと慣れてきて、少しは満足に打てる程に。天気も良く楽しいゴルフ。ゴルフをやって、いつも思うことは、もっとやっていれば、相当うまくなっていたと。ほんまかいな?結局、真に思うことは、ゴルフ場の中を思う存分、ジョギングできたらと、そしてゴルフ場の中に家があってそこに住めたらと。ゴルフ場は綺麗な芝生と水があり、木々もある。住環境には最適なのだ。
Oct 1, 2012
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