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ここから後半戦は暑さも激しくなり、過酷さをさらに増します。
右臀部付近の痛みは、幸いなことに、さほど気にならなくなりました。
痛みが強いようなら上りと下りは歩いて、タイムを諦めて完走に絞ろうかと思いましたが、大丈夫そうなので引き続きタイムを意識していきます。
それでもこの暑さとアクシデントで、ラップタイムは落ちました。
6分30秒近くまで落ちてきたので、エイドでの立ち止まり時間を出来るだけ短くして対応します。
30km以降は、出来るだけ体力を温存出来るように、フォームを極端に変えます。
前傾姿勢だけで前に進むようにして足を残し、腕も下に垂らしてほとんど振らずに進みます。
このフォーム変更と、エイド短縮で、またペースが6分10秒ぐらいまで戻ってきました。
このままのペースを維持して進みます。
50kmを超えてくると、少しずつ先が見えてきます。
既に同時にスタートしたフルマラソンのランナーはほとんどいなくなり、少し寂しくなります。
暑さの中で最初は食べ物も積極的に摂っていましたが、そのうちに水分だけしか摂れなくなりました。
水分を多く摂取し過ぎたせいか、水中毒のような状態になってしまいました。
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残りを考えてここでサクロンを飲んで、内臓を整えます。
シーズン初戦のウルトラマラソンなので、色々あります。
何とかリカバリーして、先へ進みます。
心肺はだいぶキツくなってきましたが、タイムは同じ程度のペースを維持出来ています。
これは静岡マラソンの時と同じで、体感ではきつくても、しっかりと走れているということになります。
60kmを過ぎてくると、あと10kmほどになります。
残りが一桁になってくると元気になってくる反面、まだ1時間ほど走るので油断は出来ません。
エイドではコーラや水を中心に飲み、時折かぶり水を膝にかけてゴールを目指します。
幸い、大きなダメージは起きていません。
最後の1周になり、フォームを戻して、腕も振っていきます。
力を振り絞っていきます。
最後のエイドで、これが最後の1周です、お世話になりました、ありがとうございました、とボランティアの方に声をかけると、全員で大きな拍手をしてくれました。
とてもありがたく、元気が出ます。
暑さの中の71kmも、ようやく終わりが見えました。
ゴールの陸上競技場に戻ってきました。
グラウンドを半周ほどすると、栄光のゴールです。
ハプニングにもめげず、うまくまとめられたことに満足して、ゴールテープを切りました。
ずっとタイムを意識していましたが、7時間34分39秒で、去年から38分縮めることが出来ました。
しっかりと走れて満足です。
それでも、100kmを走るにはまだまだ課題がたくさんあります。
これらの課題を解決して、この先のレースに臨みたいと思います。
多くの方にお世話になりました。
皆様ありがとうございました。
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