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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
July 20, 2010
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シアターパーク、新宿東口、大久保病院の近くの劇場
一人なので、ちょっと憂鬱になりつつ、進む。
東口は鬼門。いつも迷子になる。
初めて染子さんと待ち合わせした時も西口から東口へ行けず。
最悪な初対面だった。

めざせ!大久保公園

あれ、アルタのところを進んで行くって。
見おぼえがあるじゃない?コマ劇場のあったところ。
カプちゃんと「五右衛門ロック」観たよね。

劇団☆新感線が東京に進出したばかりの頃、


そのサヨナラ公演に出演することになった
感慨深い新宿コマ。

満員の観客が劇団☆新感線のステージに感動して、
大きく揺れていた大きな、大きな劇場。
あの興奮を思い出しつつ、先へと。

おお、なつかしいコマ劇場のあと

大久保病院脇を更に直進すると、マンションが林立する中に
忽然と現れる 公園内劇場 シアターパーク。

今日観るのは「坊ちゃん」

シアターパーク、ほんとに公園の中だ!

サーカスみたいな白いテント。

まわりはマンション。住宅地の公園です。

受付から入り口まで誘導する俳優さん達。

「坊ちゃん」の出演者なんでしょう、
書生さんの衣装で坊ちゃんの明治へと観客を誘います。

案内してくれるのは若い俳優さんたち



トイレもちゃんと完備してます。
すごいね。これ、みんな組み立てたりバラして移動するのかな。

ちょっとわかりずらいけど、トイレは別棟に用意されてます

音楽劇「坊ちゃん」
吾輩は猫であるのモデルでもある漱石の飼い猫が猫の真似上手

漱石の親友の子規(野ボールのエピソードは「坂の上の雲」を思い出した)や

その母の登場とか、ハレーすい星への対処策など、もりだくさんで楽しかった。

音楽座でも「アイ・ラブ・坊っちゃん」があるから、
その前に「坊ちゃん」をちゃんと知っておきたいと思ったけど、
その目的としてはNGだった。

うろ覚えの「坊ちゃん」と前に感動した別の作品がまざるのよ。

マキノノゾミさんの「MOTHER 」
啄木も菅野須賀子も平塚明子も出てくるので、
そちらと重なって、なつかしいような、複雑なような。

「MOTHER」の菅野須賀子、那須佐代子さん良かった!
もう一回観たくなったな~。(主役であるマザーは子だくさんの作家
与謝野晶子ですよ。緑子さんの晶子ともども好きだな~)

今回の菅野さんも熱演で、感情移入して見ちゃう。
でも、キャラとしてはおっとりした奥さんの鏡子さんがいいな。

映画で観た「ユメ十夜」の最初のエピソード、幻想的な第一夜。
病床の妻、キョンキョンが

「百年待っていてください」

というのは、漱石がモデルの夫に対しての
深い夫婦愛だと思っていたが

この芝居では、
処刑を間近にした菅野さんが少しもひるまず
(ジャンヌダルクの如く)

「百年待っていてください」

と言い放った。

うーん。あのセリフは夫婦愛の話じゃなかったの?
同志愛なの?

ということで、いろんなものがシンクロして、いとややこし。

全編通してピアノ一台の演奏。
音楽も良かったし、元気いっぱいの面白い舞台だった東京ギンガ堂♪

オープニングや、カーテンコールでは背景が全開になった。
こんな展開はテント小屋ならでは、ね。

舞台の外(つまり公園ね(*^^)v)でクルクルと楽しそうに
漱石が自転車に乗っていたり、たくさんの風船で飾られたファンタスティックな
空間を主要キャストが仲良く歩いたり、は不思議な感覚で楽し。

ニコニコ楽しそうなキャストを観るのは観劇後のお楽しみだけど
雨だったら、どうするんだろう。傘さすのかしら?
びしょびしょになっちゃうね。

それ以前に、テントを打つ雨音で、セリフが聴こえないかも?
なんて、ちょっと心配にもなったりして。

もっと漱石と坊ちゃんをおさえてからだったら、もっと楽しめたね。
もったいないこと…

江戸時代は大好きなのに、近いはずの明治のこと
意外と知らないんだな~と痛感。原作、読もうっと。

こんな風なテントが劇場です





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最終更新日  July 24, 2010 01:17:21 AM
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