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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
May 24, 2014
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カテゴリ: ミュージカル
「泣かないで」を観に、町田市民ホールへ行きました。

音楽座「泣かないで」町田市民ホール
音楽座「泣かないで」町田市民ホール posted by (C)kikimimiya

ヒロインが愛する人に裏切られ、
隔離されなくてはいけない病気になり、
それでも周囲の人のために健気に生きるけれど
交通事故で若い命を落としてしまう。

清らかに生きたヒロインは作者の遠藤周作さんならずとも
男性にとっては理想の女性なのでしょうが、
私は了見が狭い、イヤな女なので

好きじゃありません。

同じ病気を扱った「砂の器」や純真なヒロインの「道」は
いつまでも心に残る、大切に思う映画ではありますが
舞台で観る時は、わー楽しかった!で終わりたいのが本音。

ならば、なぜ観に行くかと言えば、音楽座だからかな。

人生とか現実とか、環境や運命はそうそう変わるものじゃない。
だけど、ちょっと香辛料をひとつまみ、のような
小さな魔法をかけてくれるのが好き。

吉岡はエゴで野心家な青年で、
ホントにイヤなヤツ!と思っていたけれど

安中さんが演じると、

だから、ミツのことも自分の都合のいいように解釈していたのに
自分が幸福な家庭を手に入れるに従い、良心の呵責を感じる。

どこかの誰かじゃなくて、自分の中のもう一人の自分なんだよと
思わせるような吉岡だ。


pinkのドレスで舞台の奥からフワッと現れた絢子ちゃんが


この話は悲しい話だからと何度目かの観劇でキュッと固まっていたら、
不意打ちを食らった。

悲しいだけの人生はないな。
悲しくたって、美しいものに喜ぶ気持ちも一緒にあるな。
一瞬の煌めきは、悲しみを知っているからこそ美しく感じるのかも。

新木さんが「ハンセン氏病は誤診だった」とミツに告げるシーンで
「つらかったね」とかける言葉が♡に刺さって涙、涙。

そういえば、いつもクライマックスで大事な台詞をおっしゃっているような。
いいお声と口跡でいつも響くな、新木さん。

浜崎真美さんが退団されて、さみしさは隠せないけれど、

浜崎さんの持ち役だった加納たえ子を安寿さんが演じていて
「バビさんの分もガンバルね」と安寿さんの心がこもっているみたい、
二人分のパワーを感じる好演。

夜の竹林で奇跡が起こるシーン。
希望に満ちたダンスが見どころだけど
そのまえのたえ子がミツに話すところ、
あの静謐なシーンに泣きそうになった。

月の光を受け、竹を揺らす風を感じ、夜の匂いがし、
今、まさに奇跡が起こる!

こんなに素敵なシーンなのに、
いや、だからこそ、ひっかかったのが

病気のためにダンスを断念した少女が
いちばん 生き生きと踊っているって
私は(演じている)絢ちゃんの大ファンなのでわかるけれど
一般のお客様、わかるかしら。

別のシーンで確かに松葉づえをついていたし、
傷心の為、心を開けずにいることを
たえ子がミツに説明するシーンはあったけれど

あの暗い顔をしていた子が踊ったんだった!
あの子のダンスヘの想いが溢れているんだ!

ってわかったら、観ている人、きっともっと嬉しいだろうなって。

もったいないな。

ラスト。シスター役の秋本みな子さんの歌は絶唱です。
この歌があって、悲しい気持ちが救われて、
洗い清められたような気さえしてきます。

音楽座「泣かないで」町田市民ホール
音楽座「泣かないで」町田市民ホール posted by (C)kikimimiya

市民ホールまでへの歩道には、小さいなカワイイお花がたくさん。

規則正しく、一律でなく、少しずつお花の種類や植え方が違って
近所の方が育てているのかな、町田市の優しい人の顔が見える気がしました。

ヒロインの森田ミツのように、ささやかだけど あたたかなお花たち





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最終更新日  April 17, 2016 10:38:16 AM
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