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確か「団塊の世代」とは作家の堺屋太一さんが名付け親だったかな?その世代の大量定年退職が始まる「07年問題」に多くの企業が危機感を持っているという。これは厚生労働省の調査結果だが、この世代が全産業の従業員に占める割合は9.2%。約3割の企業が「技能・ノウハウの継承に時間がかかる。」などの危機感を抱いている。雇用延長や定年延長などを考えている企業もある。確かに、日本の高度成長期を支えた世代である。いつまでも現役でがんばって欲しいと願う反面、次世代に早期バトンタッチを願いたい気持ちもある。今、企業に抱える問題の1つに世代の断絶があり、これはバブル崩壊後の新卒採用をひかえたため30代社員が極端に少ないということだ。JRの事故も少し関連がありそうだ。人材がいない為、20代の運転士を急増させた様だ。やはり、20代は勢い、30代は充実、40代は成熟、50代は・・・と人生には段階的ステップがあるだろうと私は考える。ホリエモンさんではないが、出る杭は打たれやすい。
2005.05.06
兵庫労働局と大阪労働局は通勤途上で事故に遭った被災労働者が労災給付(通勤災害)を迅速に受けられるように、事故証明書の提出を不要にするなどの特例措置を講じる。亡くなられた方の約1/3が通勤災害とみられる。亡くなられた方に対する遺族給付がすぐ思いつくが、ケガをされた方に対する療養給付や休業給付もかなりの申請数になるだろう。JR西日本を加害者とする「第3者行為災害」に該当する見通しなので、給付にかかる費用は、同社に請求されることになる。大変、異例ともいえる迅速な対応だと思う。せめて、残された遺族や心に傷を負った方のケアは充実したものにすべきだろう。しかし、労災はあくまでも労働者に対して行われる保険給付であり、学生さんや非労働者に対する具体的な保障問題を含めて今後、法廷で争われることになるだろう。
2005.05.04
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