著者はフィンランドのカンキマキ(Kankimaki)女史、執筆当時の2010年はアラフォーの40才世代、フィンランド出版会で名を挙げ、日本の皇室来訪の際は接待役を仰せつかる程の名士となっていました。 偶然、枕草子の英訳版The Pillow Book of Sei Shonagonを知ることで、その随筆に夢中になって関連書籍を出版することを思い付き、フィンランド出版会にその由を申請して、2010年春に1万ユーロの助成金を得ることに成功して、日本行きを、春に3ヶ月、秋に3ヶ月の京都滞在を決行します。