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いよいよ11月も残… New! キラーコイルさん

June 26, 2013
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僕はこの仕事をしていて特に、
「子供の意思や自主性をあまりにも尊重する」ということが、
最終的に良い方向、結果(親子共に納得できる)へとは繋がりにくいと感じている。

もちろん、子供たち一人一人はみな、
考え方や行動が異なるものであるし、
自分の子供に対する親御さんの認知度も異なるので、
一概に僕が感じていることが正しいというつもりはない。

しかしながら、自分自身が子供だった頃を思い返すと、
この年齢になってようやく、

思うことができるようになってきている。


大人でも多々そうであるように、
ましてや人間的に未成熟な子供が、
自分にとって都合がよろしくないこと(そのほとんどは自分に原因がある)を、
親や他人から問い質される前に、
自ら告白し、反省することは稀有なことである。

僕らのような仕事に限らず、
とりわけ売り上げ至上、利益至上主義に走る商売人は、
自らにとって都合が良く、
同時に情報の受取り手である近未来の顧客(候補)にとって、
「おいしそう!」と思われるであろう情報のみを選択し、発信するものだ。

普通は自ら発信することはないのはもちろん、
それらネガティブな情報はとりあえずは隠蔽、
時には捏造することすらあるように、
僕には思えてならない。
(あえて「例示」はしないが・・・・)


子供が自分にとって都合のよろしくないことを自ら言わないことは、字義通り「言わずもがな」なことである。


とはいえ、
子供は親が思っている以上にデリケートな面を持っているのも事実である。
それゆえに親は我が子への対応に苦慮することも少なくない。
だが、親は本当に我が子のことを思うのであれば、
我が子の自分に対する反応に対して、
いちいち日和ったり、ぶれたりして、
毎度毎度「例外事項」をルールブックに追加してはならない。
そのようなことをするのは、
かえって我が子の将来に苦難を与えるだけである。


今は大人である親たちも昔は子供であった。
今は子供であるあなたの子も、
いずれは大人になり、親となる。
親子の関係は生涯途絶えることはないのだが、
いつまでも親が子供の面倒を見続けていることもないだろう。
(生涯我が子を自分の庇護下におきたい方にはうざい意見だろう)


子供自身がどうなりたいのか。
親は我が子にどうあってほしいのか。
すべてはここに尽きると僕は考えている。
目先の先の先に未来はあるから、
近視眼的に(場当たり的に)目の前の状況を、
とりあえずクリアしていかなければならないと、
焦ってしまう気持ちはわからなくはない。
しかしながら「ゴール」が決まっている場合は、
「ゴール」を起点として、
そこから逆算して「今」を過ごすことこそが、
結局のところ最短距離となりうる。
僕はこのように考えているので、
過剰とも思える昨今の、
「子供の意思、自主性を尊重しよう!」という風潮には、
「責任転嫁、あるいは丸投げ?!」という印象しかもてない。
(でも、なぜか世の中には少なくないようだ)


親が意図的に、
「我が子には多くの失敗をさせ、本人にそこからなにかを学ばせ、自分自身のチカラで這い上がってこれるようにしたい」と考えた上で、「我が子の意思、自主性をとりあえずは尊重している」というのであれば、それは僕も全面的に支持することができるが、果たしてそのような麗しい親御さんはどれだけいるのだろう?
どちらかといえば反対に、
「我が子に失敗をさせないように・・・・」ということに執心する、
それでいて「我が子が失敗してまう要因」を図らずも作ってしまっている、
そのような例を見受けることのほうが僕にとっては多い。


親は今までに蓄積してきた自らの知識、経験に裏打ちされた目で、
我が子にとって最善となる道筋をゴールから逆算して我が子に示す。
もちろん我が子に選択肢と決定権は与えるが、
その選択肢はあくまでも親が決定し、
我が子が選び、決定したことはしっかりと守らせる。
同時に、親は一度決定したルールを、
簡単に変更したり、例外を追加したりしない。


制限のある中での選択権、
既存の他者が決定したルールに則った上での競争、
これがあなたの子供が数年後に放り込まれる社会である。
ここで生き抜いていくチカラを身につけられる期間は、
あとどのくらい残されているのかを考え、
すべきことをできるものから、できるだけ、我が子に身につけさせる。
どこまでできるのかはまだわからないが、
僕なら自分の子供をこのように育てたい。


「自分のルールは社会に出たときにはほとんど通用しない。」

いちおう大人になっている僕自身が、
子供だった昔の自分を省みて強く思うことなので・・・・








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Last updated  June 26, 2013 05:00:54 PM
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