見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記

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神戸男

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リュウちゃん6796 @ Re:東京パンデミック。違った!、オリンピックだ!。(06/26) 初めまして、 奈良の法隆寺の傍に住んでい…
2010.08.06
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カテゴリ: 日々の出来事
 パリにいた時、貧乏滞在者だったから買い物をする事はほとんどなかった。
とにかく、安ホテルの一泊1260円の屋根裏部屋生活をしていたから、フィルムを買うことさえためらわれ、でも、それを除いてしまったらパリにへばりついている意味もなくなるから、写真を優先する生活。
 1976年4月から6ヵ月間。そんな生活を続けていた。
そんな中で買った物が二つある。ひとつはジッツォの三脚。
フランスの作るものはあったかいか、甘ったるいか、なんてイメージしかなかったけどこの三脚は世界一だと言えた。今でも最上級にランクされる三脚で、カメラ作りは世界一かも知れない日本製の三脚でさえ、一歩も二歩も置いて行かれている。
たとえば、ドイツのライカなんてカメラはおそらく世界一にランクされるけど、その当時のニコンやキャノンと比べるとライカのM型のカメラボディー1台の値段が、ニコンF2ボディの4~5台分はした。たしかにライカはいいカメラだけど時代から言えば一眼レフ。それも日本製の一眼レフの使い勝手から考えると、かなり特別な理由でもなければ、またはライカフリークか、写真が高く評価されている一部のカメラマンでもなければ、ライカを仕事に使うことはなかった。これは私の勝手な意見なので、ただコマーシャルやエディトリアルをやっているカメラマンには使い勝手がいいカメラとは言えない。勿論、カメラとしては超一級品だが。
で、ジッツォの三脚はと言うと、そんなに値段差はないけど超一流の三脚には違いがなかった。日本製の三脚と比べようとしたらそれほど品質の優れた、比較できるほどのメーカーがなく、それで私も、日本から重い三脚を担いで行くくらいなら、フランス製のジッツォをフランスで買ってやろうと決めていた。
「そんなにジッツォがいい?」とよく聞かれる。
答えはYES。最近は肩を並べるメーカーも出てきているようだが、その時代からジッツォの三脚は高く評価されていた。何故かというと軍需産業だから。そう、ジッツォは軽機関銃や小型ロケット砲などの銃座を作っている会社で、その分野での評価は世界一だから。ただし重かった。同じサイズの日本製に比べたら倍近くの重量があった。でも、それこそが三脚に求められるガッチリとカメラが固定できて安心して写真が撮れるブレない基本。
それで迷わずジッツォを購入した。値段は私の滞在するホテルの1ヶ月の部屋代ぐらいだった。
 もうひとつの買い物は、傘。
 ならば腐る物でもないし、折角パリで買うんだからそれなりの物を買おうとパリらしい雨傘を買った。
結構な値段がしたけど、それから15年近く使ったので年単価はかなり安くついた。
そんなこともあるわさ。





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Last updated  2010.08.14 05:57:58 コメントを書く


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