見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記

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神戸男

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クラッセで買い物する主婦@ Re:神戸御影の富玉稲荷社(07/03) こんにちは。偶然こちらのブログを拝見し…
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リュウちゃん6796 @ Re:東京パンデミック。違った!、オリンピックだ!。(06/26) 初めまして、 奈良の法隆寺の傍に住んでい…
2010.09.17
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カテゴリ: 日々の出来事
 夜風が心地よい宵をむかえている。外に出ると、少し肌寒く感じるほどの風が吹いていた。春の宵とは違う確実に違う夜気が心地いい。1980年10月。アイルランドのゴールウエイ沖に浮かぶ三つの島はアラン諸島と呼ばれた。そのミドルアイランドに私はいた。多分、ヨーロッパ滞在をそろそろ終わりにして日本に帰らなくてはならない。その年が最後になる予感がしてならなかった。いつもより二ヶ月も遅いアイルランド訪問となったのは、8月に親父を送り、親父の仕事に片を付けて日本を出てきたからで、観光シーズンを過ぎたアラン島はとても静かだった。と言っても私が出掛けるアラン島はアラン諸島のミドルアイランドで、一番大きな島イニシュモアとは大違い。現地の呼び名はイニシャーマン。一番小さな島イニシャーとともに観光地ではなかった。 島には登録されたB&Bは一軒しかなく、私は前回訪れたときに泊めてもらった漁師の家を訪ね、前年と同じように一週間部屋を借りた。 10月のアイルランドはパリに比べてかなり寒い。ただ、ゴールウエイ湾には暖流が流れ込みダブリンのある東海岸よりは暖かい。特にその年は暖かかった。 その日は、大きな月が出ていた。島民は300人弱。広い島に点在する家は集落を形成しているわけでなく、なだらかな丘陵にポツン、ポツンと家の明かりが見えた。蹴るとの遺跡がある島の頂上にむかい、広い牧草地に腰を下ろす。もう、羊も牛も小屋に帰っているだろうからシープドッグに吠えられることもなく、ごろりと牧草の上に横になった。対岸に帯のようなゴールウエイの灯。茄子紺のような夜空に大きな月と無数の星が散らばっていた。そして、思いの外暖かい夜風が。 ゴールウエイの夜風。今宵。イニシャーマンとそっくりの風が…。





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Last updated  2010.09.18 21:28:25 コメントを書く


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