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舞い降りた天使は闇夜を照らす  4


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舞い降りた天使は闇夜を照らす8


舞い降りた天使は闇夜を照らす9


舞い降りた天使は闇夜を照らす10


舞い降りた天使は闇夜を照らす11


舞い降りた天使は闇夜を照らす12


2008年09月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
就寝?
起床6時50分

相撲協会
食品会社
政治家

もっとしっかりしてください



頑張ろうと思ってます。
あ、昨日2個!タイトル未定(ろっくんろーるすうぃんどるから改題予定)を書きました。
これからつめてつめていくのですがとりあえず。
帰ってきたらこの日記にも載せます。

現在7時半

つづく

~~~~~

つづき

穂波は元来IQが高く勉強が良く出来た。
しかしそれ以上に頑張り屋で負けず嫌いな性格だった。



施設に入り転校の心配が無くなった中学時代に穂波は3年間首席の座を譲らなかった。
生活態度も良好で先生やPTAなどか再三「生徒会長にならないか」と打診したほどだ。



しかし彼女は決してそういう類の係りなどに就くのを拒んだ。
彼女は勉強は人の何倍も出来たが、生まれつき身体が弱かった。
詳しい病名はしらないが免疫力がとても弱く、軽い風邪でも肺炎に至ってしまうこともあった。



しかし風邪をひいても少しぐらいの倦怠感ならば学校へ来た。
彼女は皆より勉強に遅れてしまうという危機感よりも「病気を言い訳にして学校休みたくない」「自分に負けたくない」といった気持を持っていた。



数回の欠席はあったものの彼女はやはり首席で卒業をした。



そして県でも有名な進学校へ入学した。



僕と穂波が出会ったのはその高校でだ。



恥ずかしながら僕も勉強が少し… できる方だった。
穂波とは同じクラスではなかったがクラブが一緒だった。
「軽音楽部」だ。



~~~~~



高校の頃に話を戻そう。



僕は入学式を終えて特に何をするでもなく、クラブ活動の勧誘を横目に校内を歩きまわっていた。
理科室には白衣を着た頭に白いものが混じり始めた中年の痩せてメガネをかけた男性教師がアルコールランプに試験管を近づけ炙っていた。
美術室では何人もの生徒がキャンパスにマネキンをデッサンしている。
その中を一人ずつ声を掛けながら30代前半か、もしくは20代後半の鼻の高い女性教師が歩いていた。



「どこも同じようなもんだなぁ」と軽いめまいを覚えながら歩いていると遠くから何かの楽器の音が聞こえてきた、それも一つの楽器ではない。



音のする方へ歩いて行くと人だかりが出来ていた。
どうやら音楽室のようだ。
「なんだ?」と疑問に思い人だかりをかき分け前の方に行くとギター、ベース、ドラム、ヴォーカルと男性4人編成のバンドがこれから演奏をするらしかった。



僕自身ギターを我流で中学2年から弾いているのでこのバンドに興味を持った。
どんな演奏を見せてくれるのか?
心臓の脈打つスピードが上がった気がした。



するとヴォーカルのやたら髪の長く細身で制服のYシャツのボタンを3つくらい外したラフな格好をした男が話し始めた。



「これから俺らが演奏するから、聞いてくれ F○CK YOU!!」



ドラムが1、2、3、4と始まりの合図を出した。



演奏が始まって僕は興奮の余り小さく声を漏らしてしまった。



曲はセ○クス・ピストルズ。
「ザ・グレイスト・ロックンロール・スウィンドル」だった。



下手くそな英語でも鬼気迫るヴォーカルの歌声は僕の心に響いた。
もはや歌ではない語りの部分までもこのバンドはコピーしていた。
その後の事は良く覚えてはいない。
パンクだ。 ロックンロールは詐欺だ。
耳よりも脳に響く下手くそなギターやベース音は僕の心を躍らせた。


僕が音楽室の中。
ふと、窓際に目を向けると女子生徒が壁に寄りかかるように立っていた。
彼女の何かを見透かしたような視線はひどく冷たいものだった。
それはおそらくバンドに向けられたものでなく、それを取り巻くオーディエンスに向けられたものだろう。



女子生徒は背中まで長さのある髪の毛を真ん中分けにしてそこから見える意志の強そうなキリリとした眉、形の良いアーモンドのような少し釣り目がちな瞳、高く筋の通ったツンとした鼻、少し薄い唇。



バンドの演奏もオーディエンスの歓声も彼女と目が合った瞬間、聞こえなくなった。



僕が初めて穂波と出会ったときだった。



~~~~~~

気がつくとバンドの演奏は終わり人もまばらになっていた。
しかし僕と彼女は音楽室に残っていた。



とりあえずバンドのヴォーカルにコンタクトを取りたかったので長髪の、おそらく上級生に歩み寄った。
しかしそれよりも早く壁にもたれていた彼女は… 穂波は長髪の男性に駆け寄り話しかけていた。



「あんたら下手っぴね、パンクじゃないわよ」



このたった一言を彼女は長髪の男性に向けて音楽室を去った。



僕は長髪の男性が怒り出すのではと気が気ではなかったが本人は
「なんだあいつ」と笑っていた。



僕は音楽室から飛び出し彼女に声をかけた。
彼女は僕よりも少し背が低いくらいだから165センチくらいだろうか? 痩せていてスタイルは良かった。



「なに?」
「いや、バンド… 見てたろ?」
「あぁ、あれね、笑っちゃうわよ」
「何で笑っちゃうんだ?」
「あんなのパンクじゃないわ、とりあえずF○CKって言ってればパンクスだって思っている連中よ」
「でも、キミは最後まで聞いていた」
「聞いてたって程じゃないわよ、時間を潰してたの無駄にネ」




僕はこの彼女と喋っているこの時間が永遠に続けば良いと思った。
他愛のない話でも中身がなくてもこの女性と少しでも、一秒でも話をしたい…
一緒に居てみたいとさえ思っていた。



「パンクが好きなの?」
「好きって言うより何だろう? ライフスタイルかな」
髪をかき上げ半分笑いながら彼女は言った。

「僕もパンクが好きなんだ、ピストルズをコピーしたりしてた」
「あ、そ。 だからあのバンドを見てたわけ? 声を出して」
「声なんか出してないよ」
「唇を見てたのよ、口がため息をする時みたいに動いてたわ」



彼女は…
僕が演奏が始まるときに漏らしてしまった声にもならない息のような言葉に気が付いていたのか?
確か僕が声を漏らしてしまったのは1回だけだったはずだ。
彼女は僕を演奏が始まったそのとき、見ていたのか?
それともただの偶然か?
僕を見ていたのか? なぜ?



僕と彼女はこれから大きな、高校時代という「うねりの中」に吸い込まれ数々の出来事を共有することになる。
それは「運命」と呼べるほど大きなものでなくても「必然」という言葉に置き換えられるようなものだ。



つづく





今回のテストはなかなかよくできたとおもいます。

てか、疲れが…

ご飯(チョコ)食べて頑張ります。

●今日の懺悔

1、ないない

●お薬

1234567890-

お薬増量中!

~~~~~

セック○・ピストルズとFU○Kがわいせつな表現と判断されて日記に載せられないので伏字になっています。

コブナガより





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最終更新日  2008年09月09日 21時40分45秒
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