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Aug 27, 2004
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カテゴリ: 英語・翻訳
絵本の翻訳コンクールに挑戦していた時期が、ちょっとだけある。

普通の大人の本に比べれば、絵本は文もずっと短いし、内容も難しくないし…。賞金や賞品も魅力…と、安易かつ下心ムンムンで始めた。

しかし…これが本当に難しい! 短いだけに、一つ一つの言葉にエッセンスが凝縮されている。

特に、子供がすごく喜ぶような言葉遊び…たとえば、アメリカの有名な絵本作家、ドクター・スース(Dr. Seuss)の代表作に"The Cat in the Hat"というのがあるが、これなど全編ダジャレの連続!音が似たものを並べ、韻を踏ませておもしろくしているので、日本語で意味だけ移し変えても、全然だめ。
(伊藤比呂美さんが翻訳されているということなので、どのように料理されたのか、ぜひ読んでみたい。これだけ古典的な作品なのに、やっと翻訳が出たんですねー)

擬音語も多く使われているし、登場人物(動物)の名前にもいろいろな意味が隠されている…。

作者の言いたいことをきちんと伝え、なおかつ原作のリズム感や笑いを日本語に表現していくことが、どんなに難しいか…やってみるまでわからなかった。はっきりわかったのは、自分の日本語力の乏しさ。情けな~い!

それでも、5~6作品応募して、一つだけ賞をいただいた。大賞、準大賞に次ぐレベルの賞で、原作者が出席する授賞式にも招待していただき、華やかな気分を味わった。
手にしたのは、賞状と、ちょっと高級感のあるボールペン。やっと絵本翻訳の難しさがわかってきた頃だったので、すごくうれしかった。(大賞の賞品は、30万円の賞金と海外往復旅行券だったので、メチャクチャうらやましかったけれど…)



谷川俊太郎さん、渡辺茂男さん、石井桃子さん…絵本の翻訳を多く手がけていらっしゃる翻訳家の方たち(谷川さんは、詩人でもありますが)…原作と読み比べてみると、改めてその日本語の素晴らしさに感動する。

******

しばらく仕事に追われ、日記の更新が滞っておりましたが、皆さんに暖かい励ましの言葉をたくさんいただいて、何とか終わらせることができました。ありがとうございました!

いただいたコメントにはお返事をさせていただきましたので、読んでくださいね。

皆様のHPは、またゆっくりと訪問させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!





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Last updated  Dec 10, 2004 10:39:48 PM
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