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カテゴリ: 政治的
 政府提出予定の国家公務員法改正法案が自民党で了承されなかった。そのため閣議決定が見直された。ある意味では民主主義国家の法案成立の、民主的過程を改めて見るようだが、政党政治の限界を見る思いもある。

 与党の了解無しには法案の成立があり得ないから、政府と与党の関係は表裏一体の特別な関係は当然だという意味においては、現在の与党と政府はギクシャクした関係だ。

 政府提出の法案は官僚が作った法案である。それに、与党が反対する、官僚主義国家の現実を顕著に見せる教科書的な展開である。官僚主導の官僚の為の法案に。自民党はもろ手を挙げて賛成は出来ない。優秀な官僚が自分達に都合の悪い法案などつくるわけがない。その官僚に対してせめてもの抵抗で閣議決定は見送られた。


 法案は内閣人事局と行政管理局の設置を盛り込んだ国家公務員法改正案だ。形としては、自民党の反対で閣議決定は不可能となった。簡単に自民党が認めては、渡辺喜美さんの離党も意味を成さなくなると考える。渡辺喜美さんの離党騒動は、遠い昔の話ではないが、遥か昔の出来事のような気がする。すっかりニュースからも見放され音沙汰もない感じがする。極端にいえば消息不明的状態である。勿論、個人的な思いだが、すっかり影を潜めてしまった感じで、あの人は今的なテレビ出演もあるかもしれないと馬鹿なことも考える程政界は揺れ動いている。

 天下り規制のための法案が、天下り先を決める法案に変わりつつあるという皮肉はさておき、自民党の良識かそれとも官僚へのしっぺ返しか、それとも、打てど叩けど、どうにもならない官僚へのせめてもの抵抗か、兎にも角にも、閣議決定は見送られ、法案提出も見送られたことになる。渡辺喜美さんがいれば、舞台は整い見得を切っての登場と言うことになるが、あの人は今何処にいるのか、自民党とは関係なく、閣議決定阻止で脚光を浴びることもない。


 小沢ショックで民主党はガタガタだが、自民党も支持率は上がらない。与野党共に低支持率の閉塞状態の政治で、国民と政治の乖離は極めて大きい。自民党も民主党もいらないとさえ思える現実は、政府さえいらないと思うすてばち的な国民である。政治の三流は今に始まったことではなく、政治は三流の方が平和な時代の証でもある。しかし、その根底には経済は一流の言葉があった。そして、技術力は世界一の日本産業があった。百年に一度の経済危機で一時的に怯んだかに見えた日本経済は、三流の政治などに頼らず直ぐに復興する。国家公務員法改正案はどうでもいいが、日本の明日は何時でも明るいと宣言したい。





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最終更新日  2009.03.13 17:48:26
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