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こまま1023

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2024.06
2006.11.26
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カテゴリ: 学校
昨日の続き・・。


今年度のイベント計画を練る話し合いの時に、
こんな話が出た。

 今の子どもたちは、
 なんでも大人にお膳立てしてもらうことに慣れている。
 当たり前だと思っている。
 子どもたちに1から手伝わせることも考えていいのではないか。
 たとえば、やきいもの芋を子どもたちにホイル巻きさせるとか・・。


 感謝されたくてやっているわけじゃないけど、
 同じ子をもつ親として、あまりにも情けなくて・・。



子どもたちにホイル巻きをさせることは、少し成功。
3回目のお芋は、大人が巻かずに置いておいた。
で、そのへんにいる子どもたちに声をかけて巻かせた。
やってみると楽しい。
うまく巻けなかった子も、だんだん上手になる。
ホイルをしっかり巻くように、
「おいしく焼けますように、ってギュッギュッってしてね」
と声をかけると、みんなやってくれる。
おいしくなぁーれ!ギュッギュッ!

「また来年も手伝ってね」「うん!」


肝心の「ありがとう」・・・。

お芋をもらうために並んでいる子たちに、
スタッフが何度もハンドマイクで呼び掛けてくれたらしい。

「今日は、朝早くから、地域のおじさんおばさん、

 朝7時からわらにまみれ、煙にまかれながら、
 おいしいお芋のためにがんばってくれています。
 お芋をもらう時はもちろん、
 火のそばにいるおじさんおばさんにお礼を言って下さいね」

ほとんど来ませんでした(笑)。
スタッフ・・落ち込んでいた。
「わたしの涙が足りなかった?伝わらなかった?」
ううん・・そうじゃない。
子どもってちょっと照れがあったりして、
なかなかちょっと離れたところにいる知らないおじさんおばさんに
話し掛けにいけないもの。
そんな時、本当は大人の出番!
そう!そこに親も来てるでしょ!?
なんで親が促さないの!?
「ほら、お礼を言いに行こう!みんな、いくよー!」
子どもたち・・きっとぞろぞろついてくると思う。
なのに、なのに・・・・。

親も子どももやってみたらわかる。
朝7時に来て、畳の中のほこりやダニをかぶって、
煙にいぶされて全身灰だらけになってみたらわかる。
「ありがとう」がどれだけうれしいか・・・。

恥ずかしがらずに言って下さい。
「ありがとう」と。
親が言えば、子どもは真似します。
子どもが言えば、他の子どもが言い出します。
他の子どもが言い出せば、みんなが言い出します。
みんなが言い出せば、言わないことが恥ずかしくなります。

そんなことを夢みます。
小さな・・・でも、大きな夢。







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Last updated  2006.11.26 13:49:56
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