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2022.09.28
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カテゴリ: 遊歩つれづれ


 ~ピーヒョロロ、ピーヒョロロ~ 鳶(とんび)の甲高い鳴き声が響き、空に絵を描きながら高い空へ舞い上がり、滑るように空を降りてくる。優雅だ、ああ、気持ちいいだろうな、、
  てくてくてくてく、草草草草草、草藪の草、
  小さな花を咲かせている花、棘のある草、花の咲かない草、陰に隠れてる草、背伸びしてる草、絡みついている草、でも、草は戦争していない。縄張り争いで殺しあったりはしていない。僕はこの場所 君はそこの場所、お互いの居場所を認めている。侵略はしない、抜いたり、刈ったり、踏んだり、草を差別して虐待するのは自分勝手な人間だ。

 散歩道のあちこち、道際には鮮やかな紅色の彼岸花が咲いている。赤い曼殊沙華、白い曼殊沙華、黄色い曼殊沙華、赤い花の花言葉は情熱、黄色い花の花言葉は陽気、白い花の花言葉は死者との別れなのか、想うはあなた一人。
 でも気をつけて、根っこには毒があり、モグラ、ネズミ、虫も、たぶん蛇も曼殊沙華の鱗茎の毒を嫌って近づかないという。そのせいだろうか、彼岸花、曼殊沙華には陰気な言い伝えが多いのだ。
 曼殊沙華の別名も、死人花(しにびとばな)、地獄花(じごくばな)幽霊花(ゆうれいばな)、葬式花、捨て子花、狐花、葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)、剃刀花(カミソリバナ)、歯欠婆(ハッカケババア)などと、ずいぶん不吉な酷い名前をつけられている。これも人間の仕業だな。
 不吉なんてものは心の底に沈んでいた黒い罪が浮かんできた時に感じるんじゃないのかな、小生は、綺麗なものは綺麗だと素直に眺めているんだが、曼珠沙華の花よ、散歩道を賑わしてくれてありがとう。



~青春を思いださせる彼岸花 迷い狂った真っ赤な花か~


~曼珠沙華 紅がきれいとおべんちゃら 花に毒あり根にも毒あり~
​作:朽木一空 ​

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最終更新日  2022.09.28 15:51:11
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