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2022.10.08
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カテゴリ: 遊歩つれづれ


 よいしょと、さあ、歩きましょう、散歩道の途中にある寺の境内に足を踏み入れる。落葉は桜の葉が一番早いとは聞いてはいたが、ふと、足元を見ると、まだ9月だというのにもう桜の葉が散り始めていた。
 枯葉?落ち葉?朽葉?病葉(わくらば)? すっかり死に葉になって、ちらちら降ってくる葉、異常気象かい?夏バテかい?疲れているのかサクラ?どうしたんだいサクラ? 寅次郎兄ちゃんは心配でしょうがないよ。春になればまたきっと、散歩道に覆いかぶさるようにして桜は咲くんだろかね。
 てくてくてくてく、、


 キバナコスモスの鮮やかなオレンジ色の花が道際でひと際目立っていた。アゲハ蝶がキバナコスモスの蜜をおいしそうに吸っていた。角の家の主は風流人で、庭いじりが好きで、四季折々いろんな花を咲かせて楽しませてくれる。今年は道際に、ほうずきの実がたくさん実らせていた。
 ~ひとつ、いただけませんか?~
 枯落ち葉にさえ不安がる怯懦な小生が声を掛けられるはずもなく、ほうずきの赤を横目で覗いて通り過ぎていく。



  ~朽ち落葉 風に追われて 彷徨える~
  ~ほうずきの赤 皴になっても 味になり~
  ~山は暮れて野は黄昏の薄かな~ 与謝野蕪村
​作:朽木一空​

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最終更新日  2022.10.08 11:14:51
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