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背番号のないエースG @ Re:NHK 朝ドラ 『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…
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2011.08.20
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カテゴリ: 読書
東野圭吾はガリレオ・シリーズに代表されるように探偵小説、推理小説を書く人だと思っていたけれど、サスペンス作品のみならず男女関係、いわゆる恋愛も描ける作家である。そのことは直木賞を獲った「容疑者Xの献身」でも実証済みなのだが、ほぼ同時期に書かれたこの作品「夜明けの街で」は不倫関係になる男女を描いて秀逸であった。
サスペンスを描く上で、多少人物像に疑義を感じてしまうところは見受けられるが、他人を愛する…恋に堕ちる男、渡部の心情、行動に関してはほぼ完璧な描き方である。
15年前の殺人事件のキー・パーソンである秋葉(あきは)の言動には不思議な点が残るが、疑惑を感じさせ続けるには、ある程度疑問を感じる言動も仕方のないところなのかもしれない。
意外な結末に驚きはするが、満足しないけれど安堵できる結末に読者はほっとするだろう。

映画化で2011年10月に公開されると帯にあったけれど、秋葉役に深田恭子はぴったりと思えるけれど、渡部役に岸谷五朗ではまるでイメージが違うというかイメージわかない。もっと不倫を感じさせない、福山雅治だとか、江口洋介だとか、竹野内豊だとかキャスティングしてくれれば良かったのに…。



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最終更新日  2011.08.21 01:08:36
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