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4月ももう終わり。なんだか毎日があっという間に過ぎた1ヶ月でした。でもあと2日行けばルンルンのGWだ♪(今、ちょっと仕事イヤなんです。上司の言っていることが納得できず、自分の方向性を見失い気味)私は大学時代に「万葉集」を専攻していました。誰もがその名前は知っているでしょう。日本最古の歌集です。私も大学に入る前まで…厳密に言うと大学2年の終わりにある万葉集の和歌に出会う前までは興味なんてなかったんです。全部漢字で書いてあるし、言葉も平安文学とはまた違って難しいし。そんな私を変えたのが「大伯皇女」と言う人の歌。うつそみの人にあるわれや 明日よりは二上山を弟世とわが見む(巻二・一六五)磯のうへに生ふる馬酔木を手折らめど 見すべき君がありと言はなくに(巻二・一六六)彼女は天武天皇の皇女です。弟は知っている人は知っているかもしれない、大津皇子と言います。その弟の大津が謀反の罪を犯したとされ、刑死してしまった……斎宮となっていた大伯皇女は、その後都へ帰り、弟が葬られた二上山を眺めながら詠んだとされる歌です。(諸説いろいろありますが、とりあえずおおまかに述べています)この歌に出会った時、運命だと思いました。今から1300年以上昔の人に私と同じ思いをした人がいたんだ……と。もちろん、今の時代と心情の背景にあるものは大きく異なると思いますが、私は大伯皇女の歌が他人のものとは思えなかったんです。そのくらいこの二首からは彼女の悲しみが伝わってきました。言葉は決して荒々しいものではありません。むしろ静かな歌い方。だけど、その静かな言葉の裏にどうしようもできない悲しみを、叫びたいくらい、気が狂いそうなくらいの悲しみを感じないではいられなかったんです。そこからズブズブと大伯皇女・大津皇子姉弟にはまり、卒論のテーマにもしました。「万葉集」は何せ資料が他の文学に比べると少なく、学問として扱うのはとても大変でした。だけど、そんな風に自分の好きなこと・興味のあることをとことん追求できるなんて機会に恵まれて本当に良かったと思います。私の指導教授をしてくださった先生が、HPを持っていて、私もちょくちょくのぞきに行くのですが、新入生からの書き込みなんかを見て、「いいなぁ、私もあの時みたいに自分の好きなことに思いっきり触れていたい…」って思っちゃって(^-^)大学を卒業してから3年。この仕事についてからというもの、自分の好きな和歌に触れるなんてこともあんまりしてなかったなぁ……ちなみに、私には他にも好きな歌がありましてo(*^▽^*)o夏の野の茂みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ(巻八・一五〇〇)夏のうっそうと茂っている所に咲いている姫百合っていう小さい花。その花が咲いていることに気づいてもらえないように、自分の恋心も気づいてはもらえない苦しさよ……とまぁこんな解釈でしょうか。片思いばかりしてきた私。そういう思いをたくさん味わってきました(^^;)今の彼と付き合うようになってから、彼に「私はこんな気持ちだったんだよ」なんてこの歌を教えたりもしたっけ(*^^*)1000年以上昔でも、人の心ってたいして変わらないんだと思います。大切な人を失った悲しみも、誰かに恋をして胸が苦しくなるような気持ちも。いつか時間がたっくさん取れるようになったら、もう一度「万葉集」にどっぷりつかろう。今日はマニアックな日記になりました(^^;)
2005.04.26
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うわぁい(^-^)今日は会社休みだぁ☆……ではなくて、この時期にインフルエンザにかかってしまいました。日曜から母の具合が悪くて、昨日母は「インフルエンザ」と診断され、自分も大丈夫かどうか確かめるくらいの気持ちで病院に行ったら、「インフルエンザの疑いあり。仕事に行ってはいけません。」とお医者さんから一言……。というわけで、今日と明日はお休みです。でもインフルエンザの疑いがある、というくらいで、実はそれほど辛くない私。寝てばかりいるのも飽きてしまい(普段の私にはなんて贅沢なセリフ)、久々にチャットに行ってみました。そこで行った部屋がちょうど「荒らし」さんが登場している所でして(^^;)私はお話に入れるわけもなく、傍観者になってしまったのですが、しばらくしてからその「荒らし」さんと部屋にいた数名の方で言い合いになりました。「お前らは幼稚で馬鹿すぎる」「頭が悪い奴らの言っていることは理論になってない」という荒らした人のセリフ。その人にはその人なりの言い分や考えがあるのでしょうけれど、タイトルにもある通り、「己の欲せざる所 人に施すことなかれ」もっと噛み砕いて言えば、幼稚園、あるいは小学校低学年くらいの幼い時に言われた、「自分がやられて嫌なことは人にもしてはいけない」ということ。小さい子どもでも守れるようなことを守れていないのであれば、どんなに偉そうなことを言っていても受け入れられるものではないはず。そんなことを思った病床のくるみでした。明日1日ゆっくり休んで、金曜日には全快で授業しよう☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
2005.04.20
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新学期が始まって2週間。私自身もようやく新しい環境に慣れてきたように思います。それに、なぜだか私の校舎、予想外に好調なんです☆一応、塾は民間企業。達成しなくてはいけない目標があります。今月はその目標まであと1名。しかも、問い合わせの電話は結構来るしo(*^▽^*)oおだてられると強くなる私、そしてパートナーの先生。今は俄然やる気全開です。あとはこのやる気が空回りしないように、持続させていかなくちゃ。さて、今週も終わり。明日はようやく咲いた桜でも見に行こうかな☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆ 海も見たいなぁ。そして、最近サボりがちの日記も落ち着き次第きちんと書きます。(最近書き込みが少なくて寂しい…って更新しない私が悪いんだけど^^;)
2005.04.16
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小学6年生の男の子。とっても元気で明るくて、誰とでも仲良くすることができる素敵なお子さんです。ただ、この子、国語が大っ嫌い(^^;)この子のお姉ちゃんも去年1年私が受け持っていたのですが、お姉ちゃんは今年の受験でめでたくトップ高に合格しました。このお姉ちゃんも国語がネックになっていて、何度も話し合いをしたっけなぁ……なぁんて感傷に浸っている場合ではありませんっ(><)なんとこの弟クンは小学校低学年レベルの仮名遣いができないのです……「かをお(顔を)」って書いたり、「すいかわ好き(すいかは)」って書いたり……これで「こんなこともできないのっ!?」なんて叱り飛ばそうなら国語嫌いは加速して行くに違いない。というわけで、今日はこんなことを話してみました。たとえば、「わなげ」って書こうとして、「は」と「わ」を間違えたら…?弟クン「はなげになるぅ!!」と大爆笑(^^;)ってな具合に。その後、彼には作文を書かせました。これまたきっと普通の作文ではこの子の国語嫌いを助長してしまうような気がしたので、「もしも作文」を。今日のテーマは「もしも朝起きた時○○先生(私のパートナーの先生)になっていたら」でした。作文なんて大っ嫌いと言っていた彼ですが、おもしろがってたくさん書いてくれました。ただ、その作文は句点すらまともに打てない状態の散々なものでしたが、まずは日本語を書くことから……彼を並みの小6レベルまで持っていくのは至難の業かもしれないけれど、私も授業をいろいろと試行錯誤しながら、頑張ってみようと思います。塾講を始めて3年目。先生にもいろいろな考えの人がいます。私の前任は「できる生徒」が好きだった人。できる生徒に超難問を与えて、それを解説してわかってもらうのが楽しいと言っていました。私はどちらかと言うと、勉強が嫌いで成績もあまり良くない生徒を教えるのが好きです。「この子はどこまで伸びるんだろう」ってワクワクします。さて、この仮名遣いのできない男の子。どこまで伸びるかな☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆ それがとっても楽しみです。
2005.04.12
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1月からずっと休みが週に1日とれるかとれないか……だったけれど、新学期が始まってようやくいつもどおり連休がとれるようになった(*^^*)お天気も良かったので、彼とドライブへ☆公園でゴロンと寝っ転がって、デジカメを空に向けて撮ったのが上の写真です。春の青空は本当にホッとする。疲れてたり、悩んでたりすることも全部飛んで行っちゃうみたいに。**************************************************************************私の校舎も少しだけ、軌道に乗り始めたようです。春期講座を受けてくれて、その後うちの塾へ通うことになった女の子。学校が始まって、友達に塾を変えたことを話したそうです。それを聞いたお友達も、是非通ってみたい、と言ってくれて、体験授業を受けに来ました。そして、帰ってから、「入りたい」と電話がきて入塾決定。前任とどうしても比較されがちですが、春期講座は私がメイン。その私の授業が口コミとなって、生徒が集まってきてくれた……すごく嬉しかったです。この調子で前向きに突っ走って行こうっと☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆ **************************************************************************今日は、自然いっぱいのデートの後、会社の新人歓迎会がありました。久々のお酒だったけれど、仲のいい先輩が欠席だったり、上司が近くの席だったこともあって(苦笑)たいして酔うこともできず、イマイチの会だったけれど。そのためにわざわざ私を送り迎えしてくれた彼。私の校舎が軌道に乗り始めたこともとっても喜んでくれた彼。疲れている私をたっくさんの自然がある場所に連れて行ってくれる彼。支えられてるなぁ、ホント。そんなぽかぽか気分のくるみの休日でしたo(*^▽^*)o
2005.04.10
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新学期も始まり、私の生活リズムも以前と同様夜型に戻りました。ずっと私の校舎に通っている生徒の一部とはまだ溝があるように思うけれど、春期講座から入ってきた生徒達にはかなり評価されている様子。今日も春期から入った子の話を聞いて「そちらの塾はすごくいいって聞いたので是非体験授業を受けさせて欲しい」っていう電話がきたくらい。こうやって徐々に徐々に私の指導についてきてくれる子を増やしていけばいいんだ、って思えるようになりました。*************************************************************************さて、私の誕生日からもう2週間ほど経ちましたが、今年は彼からプレゼントは何ももらえなかったものの、父親から素敵な時計をプレゼントされたんです。実は私の家族、一緒に住んでいません。私が大学入学と同時に両親が離婚。そしてその年の夏、もう1度再婚。半年後、また離婚……私は大学卒業後、母親と妹のいる所へやってきました。だから父親は1人です。多分、よくわからない家族だと思います。うちの両親は×イチならぬ、×2。しかも同じ相手に(^^;)それに、別れてからも父親は年に数回、こっちに遊びに来るんですよ。母親の誕生日にもプレゼントを送ってよこしたりして。離れ離れだけど、とっても仲のいい家族なんです。だけど、両親が離婚、再婚って繰り返していた時期、私は自分の家族が大嫌いだった。「こんな家に生まれてこなければ良かった」そう思っていました。弟が亡くなってから、実は両親が別居状態。父親が帰ってこなくなったんです。私は自分の家族をつなぎとめていたものが、弟の病気だったんだと思い、自分の家族の絆のもろさに情けなくなりました。毎日毎日弟がいなくなった現実を受け入れられない、受け入れたくないって、受験勉強をしながら声を殺して泣いていた。そして、こんな悲しみの原因を作ったのは、自分の両親だと思った。この人たちが結婚しなければ、私は生まれてこなかったし、弟とも妹とも出会えなかったけれど、こんなに悲しい思いもすることはなかった……生まれてきたくなかった、そんなことばかり考えていました。だけど、時が経つにつれて、私自身も大人になるにつれて、いろんなことを消化できるようになったんだと思います。父はお金にちょっと(?)だらしのない人だけれど、私には尊敬できる人。いろんなことを知っているし、私のことを小さい頃から「1人の人間」として接していてくれた。私が何をするにしても、「オマエのことは信頼してるから」と自由にいろんなことをさせてくれた。私に彼ができて、父に紹介した時。彼と父はたわいもない話をしていましたが、帰り際に、「オレは好き勝手に生きてきて、家族をちゃんと守ってやれなかったから偉そうなことは言えないけど、オレにとってくるみはやっぱり大事な娘なんだ。だからってキミにもこいつを大事にしろなんて言わない。だけど、こいつを傷つけるようなことだけはしないでくれな。」と言いました。バラバラだけど、家族それぞれがお互いを心から大事に思っている。普通の目から見ると変な家族だと思います。でも、私には大事な大事な家族です。よく、女性は父親と似ている人を好きになる…と言いますが、私の場合で言えばそれは当たっているのかも。彼は父と似ている所がたくさんあります。(逆に彼から言わせると、私は彼のお母さんに似ているらしいのですが ^^)父からもらった時計。とても素敵な時計なのですが、実は仕事には向かない(^^;)何分なのかわからないんですよね……(問題解かせる時に使えなかったりする…)だけど、その時計は私にとって彼からもらったネックレス同様、お守りと同じです。私に似合う時計を探す…慣れないことをしている父の姿が目に浮かぶようで、はずすことができません(^-^)問題解かせる時には、塾にある大きな時計を利用することにして、毎日つけています。私は近い将来こんな家族を築けたらいいなぁと思います。もちろん、できることなら離婚は避けようと思いますが(^^;)全然日々の出来事ではないけれど、父からもらった時計をふっと見た時、心に浮かんだ「よしなしごと」でしたo(*^▽^*)o
2005.04.07
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以前、衝動買いしたデジカメ。ここでも写真を紹介したいなぁと思って買ったのはいいのですが、どうやっても画像を登録することができなかった私(←機械オンチ 苦笑)画像サイズが大きいってエラーがずっと出ちゃってたんですよね。でもなんとか1つだけ載せることができました☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆ 彼氏の家のワンちゃんです。もこもこのモップみたいになっていますが、本当にかわいい☆猫派だった私も、このワンちゃんの出会ってから犬も好きになりました。またちゃんとした日記を書きます(*^^*)とりあえず今日はこれからこのワンちゃんに会いに(笑)行って来ますo(*^▽^*)o
2005.04.04
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春期講座も終わり、ホッと一息。自分のスケジュールを調整して、上司の許可をもらって1週間ぶりのお休みです☆って言っても特別なことなんて何もない日曜日。彼といつも通りお昼ご飯を食べに行きました。その帰り、少し天気が良かったので、「このまま帰るのはもったいない」という話になり、遠出をすることにo(*^▽^*)oただ、私は全然オシャレしていないし、彼なんて小銭をジャージのポッケに突っ込んできたままのスバラシイ格好。「絶対オレおかしいよなぁ」なんて言いながら私の新車を運転していました。さて、どこに行ったかというと。。。まぁ、下の画像を見てください☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆この景色を見た時。彼に対してふっと出た言葉が、「あたしってちっちゃいよね」でした。仕事に対して前向きに頑張ろうとは思っていながらも、やっぱり自分にとってストレスになることもたくさんあって、今は自分の気持ちがうまくかみ合っていないんだと思います。そんな自分自身もやっぱり私にとってストレスになっていて、いつもいつも仕事から逃げたい。。。って心のどこかで思ってた。なんかそういう自分がちっちゃいなぁ、って思ったんです。今悩んでいることの全てが、この自然に比べたらとても小さなものに見えた。そんな小さいことに何私はウダウダしてるんだろう、ってなんだか妙に清清しい気持ちになりました。緑とキレイな水を見ていると、心が落ち着くと言うか、なんと言うか…自分のボキャブラリーでは説明できないんですけど、本当に行ってよかったです。予定も計画も全くない行き当たりばったりのデートに、彼は「ごめんなぁ。ホントはもっとおもしろいトコに連れていってやりたいんだけどさ」なんて言っていましたが、今の私は人工的な楽しみなんて欲しくない。きっとこういう安らげる場所に行きたかったんだ、って思います。彼にそういうと、「くるみは本当に変わってるよなぁ。どこも連れて行かなくても文句いわねーし、たまに連れて行ってもおもしろい場所じゃないのにすごく嬉しそうなんだもんなぁ」って変な感心をしてましたけどね(^^;)もともと出不精。計画されつくしたデートなんてつまらないじゃないですか(^-^)そうそう、中学校の修学旅行でもきちんと決めたコースを途中で勝手に変更していろんな場所ブラブラしたっけ。迷子になりながら、どこかの神社にたどり着いておいしいお餅食べたんだったよなぁ。そういうのが楽しい。それにこんな大自然、滅多に見られないし(*^^*)**************************************************************************「安らげる場所」と自分で打って、ミスチルの曲が浮かびました。この恋の行く先に何があるかは知らないただ静かに手を取っては永遠にと願ういつも君と2人で
2005.04.03
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私のことがキライな1人の男子生徒。この校舎に異動してきてから、私の気持ちを暗くさせる大きな原因が実はこの生徒だった。私は1人の生徒の言動の一つ一つに自分の気持ちを左右されたくなくて、彼から距離を置いていた。その男子生徒が今日は何故か、塾に長く滞在しているではないですか。しかも私のところへ来て、なんでもない無駄話を……私も以前の校舎での面白い出来事をたくさん話しました。彼は普通の笑顔を見せてくれました。どういう風の吹き回しかわからないけれど、私の中で詰まっていた何かが少しだけ取れたような気がします。半歩前進、と言ったところでしょうか(^-^)その生徒は帰る時に、「先生、お客さんが来てますよ」と一言。外に出てみると誰もいない……??そんな私をイタズラな笑顔で見ている。そう、今日はエイプリルフールだったんですね(^^;)こんなふざけたことも私には心温まる出来事でした。あとは暴走中のパートナーの先生ですね、私の心のしこりは。年上って言うことがどうしても引っかかっていた私ですが、きちんと言うことにしました。でも、以前上司が言っていたように、ある程度自分の考えが固まっている人なので、なかなか変われない様子。「何でもやってみたい」という前向きな気持ちが強すぎて、私の仕事の領域までズカズカ踏み込んでくることもしばしば……何度か話したはずなんですけど、まだまだ通じていないみたいです(^^;)こちらもなんとか。。。新年度に変わって心機一転、この校舎に来てから何度も「辞めようか」と思いましたが、まだまだ頑張れそうです☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
2005.04.01
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