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2012年12月02日
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カテゴリ: 教育
2013年度(平成25年度)大学入試センター試験の志願者数が確定

大学入試センター発表による以下の数字に注目してみました。

総志願者数は「57万3344人」で、前年度より「17807人」多く、前年度比で「3.2%」増加しています。

(内訳)
「高等学校等卒業見込者」(現役受験生)「45万9866人」→「20153人」増加(前年度比)  「高等学校等卒業者」(既卒受験生)  「10万7709人」→「2039人」減少(前年度比)

(総志願者数に占める割合)
「高等学校等卒業見込者」  →「80.2%」(昨年度79.2%)
「高等学校等卒業者(既卒者)」→「18.8%」(昨年度19.8%)


現役志願率は「42.1%」←前年度「41.6%」と比べ増加(過去最高)

* 「現役志願率」 とは「高等学校等卒業見込者全体のうち、センター試験の受験を志願している高等学校等卒業見込者が占める割合」つまり、来春高校を卒業する予定者のうち、どれくらいの人がセンター試験を受験するつもりなのか、を示す値です。

(センター試験参加大学・短期大学数)→ 840大学(過去最高)
  〔内訳〕国立大82,公立大81,私立大520,
      公立短大15,私立短大142


総志願者数は前年度(2012年度)よりさらに増加しています。現役の志願者数が増加した一方、既卒の志願者数は減少しています。 昨年と比べて、現役志願者の占める割合がより増えています。

(男女比)
男=324,200人→「56.5%」(昨年度57.1%)
女=249,144人→「43.5%」(昨年度42.9%)


男女差が減少しているとはいえ、7万人以上男子の受験生が上回っています。

大学・短期大学志願者数において、男女比がほぼ均等に近づいている ことは「男女共同参画」社会達成の上で好ましい傾向と言えます。しかし、学校を出るまでの男女差が小さい割には、 実際の社会では女性労働力の不足、「働けない」女性の増加が問題 となっています。

大学までは、それなりに整備されてきた「男女平等」の「機会均等」が、実社会ではまだまだ「男女不平等」の現状であることは残念です。



平成25年度大学入試センター試験の志願者数(確定)について|大学入試センター


さて、一連の不認可問題で 「大学の乱立」 を、人気大学の話題で 「実学志向」 の学生を見てきました。

これに、 「不況」から抜け出せない現代社会 を加えると、 来年のセンター試験志願者動向 が納得できる気がします。

つまり、 大学に何を求めるかが優先され、どんな大学に入りたいかという強い志向が後退している 観があります。

経済的理由で「現役」志向が強まっているのは数年前からの傾向です。
最近では、それ以上に 「とにかく現役で行ける大学に入ればよい」「浪人してまでこだわる大学があるだろうか」と、「大学に入ること」が目的化して、「どこの大学で何を学ぶか」へのこだわりが弱くなっていることが、センター試験の動向に表れている と見ています。

大学側も、センター頼みで、「とにかく受験生集め」を優先課題としている

現役志願率と参加大学数が「過去最高」となった理由として、こうした「安易な大学選択」と「大学側の受験生獲得」との相乗効果が上げられるのではないでしょうか。

今さらですが、 「大学」とは何か? を問いかけてみたい気がします。

しかし、それは、取りも直さず「高校での大学情報、キャリア教育」の不足につながるような気がします。今や高校が義務教育と思われる時代。まして「高校の授業料無償化」が実現した現在、「大学」の価値もずいぶんと変わってしまったのはやむを得ないとすべきかも知れません。

もはや「大学」は就職のための勉強の場となりつつあります。せめて、大学での「教養教育」が忘れられないようにして欲しいと願っています。

「大学」とは、「大いに学ぶ」最高の教育機関であったはずです。

受験生には 「大きな夢」 をもって、上の学校へ挑んで欲しいと思います。

時節柄、 受験や教育の話題





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Last updated  2012年12月02日 16時33分57秒
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