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SF講和条約後の「A級戦犯」

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2012.06.22

シマフクロウのひな道北で確認

見出しのシマフクロウともう一つエゾフクロウ。

シマフクロウは絶滅危惧種でフクロウの中では世界で一番大きいが、これを偶然見かけるのはほぼないといっていい。

繁殖生息する場所は北海道でもかなり自然の残った場所でそこには当然羆をはじめとする野生動物がたくさんいる。
今は道東と山岳部しかいないと言われている。

それが放鳥によるものとはいえ道北地域で繁殖を始めたというのだから大変喜ばしい。

それにしても世界一大きいフクロウとは聞いていたが雛で2キロとは大きい。
成鳥で4キロになると言われているけれど4キロのものが空を自在に飛ぶってのも凄い。

私が子供の頃に偶然拾ったフクロウのヒナはエゾフクロウの方だろう。

当時は周囲全部2階建てで交差点ではあったものの幼稚園児、小学生が一人で歩ける場所だった。
交差点の傍に原っぱがあって今地下鉄駅のある辺りは防空壕の後が無残な姿を晒していた。

普段は寄り道せず一生懸命道を歩いていたのに何故かその日だけ原っぱを通ったら妙な声が聞こえた。
子供の事だから何も考えず声のありかを探す。

とびきり小さかった子供だったとはいえ随分大きな雛がいた。
怖いくらい大きかったので親がいるだろうと空をぐるりと探したが見当たらず、またフクロウの声も聞こえない。

すぐ近くに森があるわけではなかったし大人の姿も見当たらなかったのではてどうしたのだろうとちょっと考えたがそこは子供だやっぱり何も考えず服の袖を伸ばして雛を抱えた。

そのまんま雛を抱えて学校に行き、職員室で渡したのだけ覚えている。
今なら野生の雛を迂闊に触ってはいけないという教育が行き届いているだろうけれどね。

今もエゾフクロウならこの近辺にもいる。
先年からカモの番が住み着いたくらいだから餌はあるのだろう。

羆が出てしまったので昔と違い誰も山に入らなくなったから却って野生動物天国になったというのもあるか。

野鳥もたくさんいてエゾアカゲラも近所で見かける。

ここに帰ってきてから散歩が楽しいのは名前は分からない見たこともない鳥が数多いというのもありますな。
ちょうど今頃は繁殖期なのか本当に賑やかです。

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