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いつもの飲み仲間に「くさやを食べる会」に誘われ、昨夜仕事の後に行ってきました。我孫子駅(常磐線)近くの海陽〇(まる)という小料理屋さんです。臭いで帰ってしまうお客さんが多いからでしょう、普段のメニューにくさやはありません。「くさやを焼く日」は常連さんに声をかけ、愛好家が集まるようです。くさやが臭いのは、くさや液のせいですが、魚の干物を浸す塩水を繰り返し使用してできた醗酵液です。そこにいるのはコリネバクテリウム(乳酸菌の1種)・クサヤ菌、ハハ、久し振りの微生物の名前が懐かしいです。古いほど味わい深く、200年、300年を経たものもあるとか。くさやといえば八丈島ですが、調べてみたら新島が元祖なのだそうです。くさやが最も臭うのは焼くとき、出来上がりに鼻を近付けても、それほど強烈な臭いではありません。(と、私は思います)カルシウムは干物の20数倍、ビタミン、アミノ酸などが多く含まれる健康食品です。同席の友人は普段、壜詰めのくさやを食べているのですが、ご主人は「僕が出張中に食べて」とおっしゃるそうです。例によって箸をつけた後の写真ですが、甘エビの塩辛、水ナス・梅干・茗荷のサラダ、お刺身盛り合わせなど、他のメニューも美味でありました。帰り道、我孫子駅構内の立ち食い蕎麦の、唐揚げが有名だという話を聞きました。TVでも紹介されたそうです。帰宅して次男にその話をすると、「それかぁ」。都内から帰ってくる電車の中で「これから我孫子駅に唐揚げそばを食べに行く」と、盛り上がっている男の子たちがいたのだそうです。立ち食い蕎麦に唐揚げがのっているだけの話みたいですが。
2012.07.28
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前回に続いて「ひとり遊び」をご紹介します。『日本語検定』 て、ご存知ですか。『漢字検定』 は漢字に特化された検定ですが、『日本語検定』 は敬語、文法、語彙、言葉の意味、表記、漢字の6領域から出題されます。7級から1級まであり、おおまかな対象設定で、3級から1級までが社会人対象です。昨年の秋、ひょんなきっかけで3級を受験、なんだか面白かったので、先月2級を受けました。大学受験や入社試験に取り入れられたりしているようですが、今の職場に定年のない私には、多分利用するチャンスはないでしょう。これは私のひとり遊びです。人生に本筋なんてないとは思いますが、ちょっとそれた勉強は楽しくて、つい手を出してしまいます。最初は大学時代に通った東京御茶ノ水のアテネ・フランセでした。品良く着物に身を包んだ(噂では)80歳を超えているというクラスメートが印象的でした。若い人たちに混じってフランス語中級クラスに学ぶあの女性の、あれは「ひとり遊び」だったのでしょうね。
2012.07.22
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毎度のことなのですが、駆け込みで『エルミタージュ美術館展』に行って来ました。7月16日、本当の最終日です。乃木坂まで行ったら、うちの場合お墓参りは欠かせません。朝庭で摘んだ青と紫の地味な花束を持って青山墓地へ。お彼岸でもお盆でもない墓地ですが、ぽつぽつとお墓参りの人がいます。乃木坂駅まで戻り、地下道から新国立美術館へ。六本木の空を望むと、ため息が出るほどの(色々な意味で)青空です。美術館の中はそこそこの人出で、ゆっくり人の流れを見計らって歩けば、どの絵も堪能することができました。お約束のグッズです。左からアンリ・マティスの「赤い部屋」をプリントしたカード型ミラーポール・セザンヌの「カーテンのある静物」マグネットアンリ・マティスの「少女とチューリップ」ポストカード遅めのランチですが、レストランもカフェも空き席がなく、初めて地下のセルフサービスの「カフェテリア・カレ」で食事しました。鶏モモ肉のフリカッセ 600円とアイスティー320円です。相席可のおしゃれなイートイン風店内で、私が気付いたのは「オンナのひとり遊び」の風景です。私が見つけた席には、少しつばの広い黒い帽子の、70歳位のご婦人が。「ご一緒させていただけますか」とたずねると、笑顔で「どうぞ、私はもう終わりますから」。次に50歳位の女性が相席し、やがて私位の女性がもうひとり。とくに言葉を交わすわけではありませんが、なんだかゆったり、静かな、快適な空気が流れていました。店内と、隣接するミュージアムショップを観察してみると、連れのいない女性が多い。男性はというと、若い男性はひとりの人がいますが、年配の男性は必ずと言いたくなるほど奥さまらしき連れの方が。皆さん、「濡れ落ち葉」ではなく、仲のいい熟年夫婦なのでしょうね。私は「オンナのひとり遊び」がやめられません。
2012.07.18
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ハーブの持つ野性の力は雨風に勝ちます。3度倒れて、そこから垂直に伸び、花を咲かせるチコリ。きれいなブルーのキク科の可憐な花です。コモンマロウ。もうひと月以上前から咲き続け、毎日20~30の花を収穫するのに、翌日また同じくらい咲きます。花はドライにして熱湯を注ぐと、きれいなピンクに染まります。そしてそこにレモン液をたらすと、透明感のある素敵なブルーに変わります。オレンジミント白い花が咲きました。そろそろカットしないと、家主の薔薇を覆ってしまいます。チェリーセージブルーセージレモンタイム他にスイートバジル、サラダバーネット、チャイブ…。最初は庭の一角をハーブガーデンにと思いましたが、今は庭のここかしこでムクムク育っています。一番使用頻度が高いのはローズマリーです。
2012.07.08
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